昨日はいつもどおりのメイクで外出したんですが、エスカレーターなどで鏡に映る自分を見て
ベージュ系のブラウンだと顔が寒々しいなあ
と思いました。
季節感など考えたこともない私が。
あ、私がブラウンリップで盛り上がってるのは季節だからじゃなくて、季節だからブラウンリップが盛り上がってるから舞い上がっている状態です。
基本的にベージュかブラウン(それもブラウンベージュ)しかつけずに生きてました。
年中同じアイシャドウで年中黒い服。
季節感っていうのは
ブーツだと暑いからブーツ履かないとか
寒いからコート着るとか
そういうレベルでしか持ってない。
おしゃれにこだわりがないというわけではなく(逆に捨てるべき謎のこだわりは強い)季節の色に対して関心がない。
Twitterでブログ用のアカウントを作ってからというもの、コスメ垢の方々の意識の高さが眩しくて仕方ありません。
季節感やパーソナルカラー、骨格まで意識して自分をプロデュースする姿勢が素晴らしく眩しすぎる。
そういうものに毎日目を通していたら私にもそういう感覚が少しだけ芽生えてきたようです。
テラコッタリップが可愛くて手を出したものの、いつものアイメイクにも黒い服にも全然合わない。
自然と黒い服に合う生き方を選んでいたので、リップをひとつ変えるとアイメイクも変えないといけないし、そうしたら服装も変えないといけないし、あー髪色も変えたい~ってなって、面白いけどなんだかめんどくさいところにきてしまったなあと思ってることは顔に出さずに秋楽しい~!ってコスメガチ勢の一員のふりしてよう。
いや、楽しいんですよ。
意識はどこまでも低いままのようですが、季節感を考えるなんて少しは成長したのかもしれません。
いつかは筋トレしたりヨガ行ったり、エステにネイル、脱毛、まつエク、月に一度は美容院、朝はスムージー作っておやつはナッツ、春には春色のワンピースで週末は自分へのご褒美にちょっといいワインを開けて、海外旅行に麻布でパーティーみたいな人になれるわけないです。
黒い服着てライブ行ってゲームやってお菓子食べて寝ます。
お疲れ様でした。
来世で頑張ろう。
そんなかんじでもっと深みのあるリップにすればよかったなーって思いながら徘徊してたらメーカー欠品中だったヴィセアヴァンのレンガ色リップが復活してたので買ってきました。
とっても自然に商品の紹介に入る素晴らしい導入でしたね。
Visee Avant リップスティック 006
RED BRICK 1600円(税抜)
このリップスティック自体の説明はもういいでしょう。
Red Brick。赤レンガ色です。
想像する赤レンガ色よりかなり明るいです。
みなさんが想像する赤レンガは分かりませんが、私は安直に横浜赤レンガ倉庫です。
004のブラウンを買いに行ったとき006も買うつもりだったのに、実物見たら明るいなーって思って006はやめてしまった苦い過去。
004と比較。
だいぶオレンジみが強いですね。
そして例のヴィセリシェのマットリップラッカーOR280に似てるっていうのが持ち帰っての第一印象。
そこまでそっくりではなかった。
OR280の方がやっぱりオレンジ。
唇にのせたらばっちり赤リップ塗ったかんじになりました。
非常に顔なじみがよく、肌映えします。可愛い色です。そりゃバズるわ。
唇の上では黄みや茶色みの主張はないしそこまでダークトーンでもないのだけど、朱赤やオレンジのようなパキッとした明るさではなく「あたたかみ」という表現が合う気がします。
これは使える赤リップです。
はみだしたらわりとナポリタン系です。
もしくは人喰ってきたかなというかんじ。
純粋に真っ赤なリップ使いたいと思うことがあればこれを使えばいいなと思いました。
ただ求めてた冬のダークトーンにはちょっと明るめ。
より深みがあってくすみ感のあるkissヴェールリッチルージュマット55のレンガの方がブラウン寄りで冬のレギュラーかなと思いました。
006、kiss55、004
こうして比べるとkissは紫みを感じるんですが、冬感を出すのにはちょうどいいくらいの塩梅みたいです。
おまえ青みに魂売ったんかというわけではなく、ちょっと前のこの記事
ちょっと追記したんですけど、私グレーは何より苦手な自覚があって、ローズブラウン系がだめなのって、ちょっとグレイッシュだから だと思ったんですよ。
意外と駄目なのは紫じゃないのではないかと。
紫系は得意不得意以前に望んでなかったので試したこともないんですけど、どこまで平気か試したい気持ちが出てきました。ちふれで試してみようかな。
748苦手さんもグレー苦手じゃないですか?
グレーは好きだからグレイッシュなシャドウとかニットとか持ってるけどほんと無理だった。ときめき優先で似合う似合わないはあんまり考えないのに自覚あるんだから相当。
冬っぽいっていうとやっぱりカシスやベリー系のダークカラーが可愛いと思うんですよ。いわゆるウィンターさんカラー。
ぼくのかんがえる冬感ね。服も黒いしね。
だから55って逆に紫入ってやがる!じゃなくて、紫みがめちゃ少ないそういうカラーって捉えられるかなと。
言ってみれば従来の私の基本スタイルってオータムとウィンターのギリギリを鉄骨渡りのごとく歩いてる感じだし、こういうギリギリカラーがいいのかもな(自己納得)
服も黒いしアイメイクもスモーキーにしたいんだけどグレイッシュカラーやシルバーが汚れてるようにしか見えないからゴールドとブラウンでギリギリスモーキーにしてるし、基本ギリギリchop。
冬偽装ともいうかも。
今までそれで満足してたけど、ここまで来たらもっとギリギリインコースを溝落としで攻めるためにちゃんと16分割受けよう。
私は度々言ってるとおりkiss55にkiss01を重ねるオレンジブラウンを推してるんですが、逆に55をメインカラーにして01を僅かに重ねて黄みに寄せるのも素敵です。
アヴァン006とkiss55の中間のリップがあればフィーリングッドで花さくパラダイスかもしれないですねー
ブライト系得意黄民なら006はほんといいと思う。
ダーク系得意民なら004、とにかくくすみたいならkissかな~
色だけで言ったらキャンメイクのマットティント04が好きかも。
004と006もベージュ系と合わせてくすませるのも可愛いですよ。
もう色とかじゃなくてくすんでればいいんじゃないのといわれたらそうかもしれないが違うそうじゃない。
黄み民で赤リップしたいけどしっくりきたことなーい!って方はアヴァン006試してみてください。そろそろ買いやすくなるんじゃないでしょうか。
アヴァン006も黄み吸収完全ガードのスキル発動してる人が塗ったらブラウンとかオレンジっぽくなるんだろうか。
いろんな人が同じリップをつける集いとか見てみたい。
同じもの塗っても色が違うんだよ。
面白くない?
こことここ実は同じ色なんだよーっていう錯視の絵みたいじゃない?
実は思い込みで第三者が見たらみんなおんなじという結果かもしれない。
それもまた面白い。
自分語り多めですみません。
ではお菓子くって寝ます。