プレイリストの記事上げそびれたまま販売終了しちゃったしもういいかなと思いましたが、今年最後の記事を何か上げねばと思って結局上げることにした。
それは突然すぎる宣告でした。
大切なご報告です。
— PLAYLIST (@playlist_beauty) 2018年11月30日
PLAYLISTは、2018年12月末日(※)をもって販売を終了します。
これまでご愛顧いただきましたみなさまには心より感謝申し上げます。(続きます)
※店舗ごとに販売終了日が異なります。くわしくはブランドサイトをご確認ください。https://t.co/kQ1oJKbW0Z
誕生からたったの2年3か月。
残された時間は僅か1か月。
ブランドの終了ってこんなに突然なものなのですか?
発表から終わりまで1か月もないなんて、色物はまだしもファンデーションとかスキンケア使ってた人はめちゃ焦るよね。
私は今のようにプチプラでは手に入らなかっためっちゃ黄色いリップスティックとまごうことなきブラウンのリップスティックが欲しくて手を出したのが始まりでした。
めっちゃ黄色いリップスティック
そこから「ちょっと変わったことをするブランド」として存在を気にしているブランドでした。
なくなったら困る!ってほどの付き合いではないのだけど、我が道突き進んでる姿は好きだったし、これからの展開に期待していたので残念でなりません。
まごうことなき茶色のリップスティック
結局プレイリストがやりたかったことは、凡人には理解できぬまま終わってしまった。
プレイリストはなぜ終了したのか
とやかく言ってもしょうがないけど、
事業整理の一環ということは、やはり業績不振でということなのでしょうか…
だとしたら
そもそも売る気あったの?
って思ってしまうのだけど…
単純に「売れないから畳む」んだったら、えっ売ろうと思ってたの!?って思ってしまう。
確かにプレイリストを使っている人はSNSなどを見ていても多くない印象でしたが、ブランドコンセプトとか、扱っているアイテムのラインナップや質という以前の問題で、単純に
店舗に置いてないから
だと思うのです。
- 銀座に唯一の資生堂ショールームにいかないと現物は見られない
- 現物を見ずに試しに買うには高い
- ネットで買うにもサイトの写真や説明が不十分、サンプルの取り寄せもできない
- そもそも知らない、忘れてた
これではどんなにいいものを作っても実績には繋がらないでしょう。
ではなぜ、資生堂はプレイリストをこのようなブランドにしたのか。
やはりアーティストキットが鍵になるのでしょう。
アーティストキットとは
海外コレクションやCM、雑誌のヘアメイクを担当する、
資生堂トップヘアメイクアップアーティストはじめ、
各界で活躍するプロフェッショナルのメイクアップアーティストが
One to Oneでメイクのアドバイスをするサービス「one to one ARTIST KIT」一人ひとりの顔立ちに合わせて、「あなただけのメイクアッププラン」を作成します。
あなたのためにセレクトした色が試せるサンプルセットもお送りします。「新しい魅力」「運命の1色」「お気に入りのアイテム」と出会えるチャンスです。
LOOKとアーティストを選んで顔写真を送ると、サンプルサイズのメイクアイテムとメイクの仕方が送られてくるというサービス。
4500円。
きっとプレイリストの核はこれなんですよね。
商品が売れる売れないの話じゃなくて、このサービスが成功したか否かっていうことがブランド存続の一番重要な問題だったのではないかと思う。
そうであってほしい。
単純に売れなかったからだとは思いたくはない。
それなら畳む前に悪あがきの時間があってもよかったはずだもの…
良くも悪くもずっとプレイリストだったもの…
しかしアーティストキットって知ってた?
プレイリストのファン、もしくはブランド誕生時にそれについてのニュース記事などを見た人しか知らないのではないかと。
まず知名度が低いし、PLAYLISTを何度か買ってる私でも目に入らないレベルだった。
カウンターに行かなくても自分に似合うものを選んでもらえる
また、自分では選ばないような色や組み合わせ、メイクの方法が知れるというのは魅力だと思います。
それは一歩先を行った画期的で面白いサービスであるとは言えるでしょう。
でも、消費者がそれを望むかどうかは別の話。
資生堂はマキアージュでも瞳の色から似合うアイシャドウを選ぶというようなことをインターネット上で行っていたり、カラーシミュレーションアプリを出したり、メイクにテクノロジーを取り入れる動きに積極的です。
こういった企みが成功したら、メイクやコスメはまたひとつ先の段階へ足を進めたと言えるでしょう。
いずれAIが簡単に判断したり、Web上でリアルな疑似タッチアップ体験ができるようになり、実店舗のカウンターに行かないことが当たり前になる時代は訪れるかもしれない。
でも、早すぎました。
現在の私たちはまだ、店舗で実物を見て自分で試すか、対面で商品を試させてもらったりアドバイスを貰いたい、そして納得して買い物をする。そういうコミュニケーションに安心している。
未知のサービスに払うには4500円は高いと思う。
そんなことより気軽に商品を見せてくれ。
これが多くの声だと思います。
あと、プレイリストをきっかけに
- 自前の通販サイト、ワタシプラスを知ってもらう、登録してもらう、買い物してもらう
- 自前のアプリを使ってもらう
- 資生堂ショールームに足を運んでもらう
そういう狙いもあったのではないかと考えています。
店舗に置いてあったら流行ったのかというとそれはどうかわからないけど、
結局プレイリストは
実物を見ずにチャレンジできる値段ではないのに店舗もなければサイトに十分な写真もなく敬遠されるブランド
としてその短い人生を終えるのか…
最後に呈したのが苦言になっちゃったし、ご祝儀だって言ってたのに香典になってしまったではないか…
そんなわけで香典はさらにはずんだ。
最後のお買い物
終了が発表されて、一度はマルチペインターを使ってみたかったので買いました。
ワタシプラスはお菓子くれるから好き。
今回は二つも選べた~
ポーチもくれました。
ルージュルージュもこのときにあわせて追加。
ゴールドっていうよりブロンズっぽいと思って発売時には買わなかったんだけど、欲しい色がこれくらいだったので…
可愛いです。見た目だけで満足できる可愛さ。
やっぱりちょっとブロンズっぽいかな?
でも赤くも黄色くもないブラウンベージュっぽいカラーでめちゃ肌馴染みがいい。
このままハイライトとして使ったらめっちゃいいかんじでした!
思いのほか気に入ったのでもう一本最後に買おうかと思ったけど、クリームハイライトは他にも持ってる割に普段全然使ってないのでやめた。
が、
混ぜたい
この形だもの
何かを物凄く混ぜたいよーーー!!!!
黄色とか他の色を買い足そうかしら…
って思ったら、ありました、絵の具が
インテグレートのマットリップという名のクリームチーク。
絵の具同士仲良くしようぜ。
いいかんじ!
プレイリストの方が若干多かったので色味も落ち着いてますが、プレイリストをちょい足しするくらいだとツヤ感だけ足す感じになるかと。
リップに混ぜても良さそう。
みんなが買えるうちにレビューしたかった…
師走だからしょうがない。
ビルダーズのせいじゃない。
ドラゴンクエストビルダーズ2 破壊神シドーとからっぽの島 ? Switch
- 出版社/メーカー: スクウェア・エニックス
- 発売日: 2018/12/20
- メディア: Video Game
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そして4Kファンデのサンプルついてきたけどどうしろというのか…気に入ったら責任とってくれるの…
最後に
資生堂はこう言っています。
PLAYLISTで生み出した価値は、新たなサービスや商品にいかしてまいります。これからもメイクを楽しんで、新しい自分を発見することですこしでも幸せな気持ちになっていただけることを願っています。
実際に使うとか気に入るかっていうよりも、他にはない面白いものを出してくれるんじゃないかと期待させてくれるところが、プレイリストの好きなところでした。
その楽しみを持てないことが残念でならないのです。
今後資生堂に対してそういう期待を寄せてもいいんだよな?
プレイリストを無駄にしないでくれ。
こちらはそれを願っています。
強引に2018年を締める
そんなわけでしんみりと2018年が終わっていきます。
今年は皆さまに大変お世話になりました。
このブログを始めたのは去年のことですが、本気で取り組み始めたのはここ最近のことなので、今年始めたと言ってもいいくらいなのです。気持ち的には。
特にTwitterを始めて以降は生の声が聞こえてくるようになり、この向こう側には読んでくださっている生身の人間がいるんだな~と実感できました。
アクセスの数字だけだと全く実感がない。
読んでくださる方、いいねやリツイート、スターをくださる方、読者登録してくださる方、リプライやDMや言及で感想をくださる方、すべての皆様に感謝です。
来年もまた、ブラウンリップに右往左往し、重たい一重のメイクに試行錯誤し、毛穴に阿鼻叫喚という感じだとは思いますが、お付き合いいただけると幸いです。
来年末には自信満々でベスコスとか出来る人になっていたい。
そうそう、来年の目標は「高い顔になる」です。
良いお年をお迎えください。