メディアのモイストエッセンスルージュが廃盤になりましたね。
コスメ再加熱して最初に買った口紅がモイストエッセンスルージュでした。
リップメイク、特に口紅に関しては完全に素人でしたから何を選べばいいのか全く分からず、安くて口コミ評価が安定してて初心者に扱いやすそうなものを調べて、たどり着いたのがこちらでした。
たしか最初に買ったのはベージュだったんですけど、てんで発色しなかったのでサイトの写真見て良さげに見えたBR-1ブラウンを追加購入。
これが私のブラウンリップの原点です。
今となっては
シアーで
ラメで
ツヤで
持ちもよくなくて
黄みというわけでもなくて
たぶん選ばない口紅なんだけど、この出会いは私をブラウンリップの樹海へと誘うきっかけであったことは間違いありません。
口コミどおり口紅初心者にもとても使いやすく、ブラウンという色が自分の気持ちを上げてくれるものであることに気がつかせてくれました。
結果こうなる
そんなモイストエッセンスルージュとの別れがあり、新しく誕生したのがブライトアップルージュ
店頭POPにもモイストエッセンスルージュから乗り換えるならこれやでって書いてたから正統な後継者ですね。
2/1発売と聞いてましたが1月中旬には売ってたので、せっかくだからモイストエッセンスルージュと比較していきたいと思います。
ブライトアップルージュがまだ入荷されてないところならモイストエッセンスルージュも売ってるのかな?
メディア ブライトアップルージュ BR-01
1100円(税抜)
ひとぬりで つややか美発色。
濃密でリッチな艶と発色で
顔全体の印象を明るく見せる、
肌映えルージュ。
モイストエッセンスルージュの細さが好きだったんだけどブライトアップは残念ながら細くはない。
一部が透明になっててなんかしゃれた作り
モイストエッセンスについてたミラーはついてません。
モイストエッセンスルージュとの違い
色はこんなかんじ。
まず違うのは質感ですね。
モイストエッセンスルージュはその名の通り潤いが全面に出てて、粘度の低いするするとゆるいリップでした。
一方ブライトアップは同じく潤い感は強いのだけど、比較的しっかりと密着感のあるテクスチャ。
そして双方ラメは強めなんですが、モイストエッセンスが多色ラメで赤ラメが目立つのに対し、ブライトアップはシルバーっぽいパールが目立ちます。
またモイストエッセンスが濡れツヤっぽいのに対し、ブライトアップはパールのツヤという感じ。
ひと塗りした色味はどちらもシアーでそこまで違わないのですが、テクスチャの違いからか塗り重ねるとブライトアップの方がしっかり発色します。
そしてブライトアップの方が赤めで黄み少な目。
ほかのシアー系ブラウンと比較すると赤紫を少し感じる色ですねー。
リンメルは赤がなさすぎたし、このあたりではやっぱりエルシアがちょうどいい。
チョコレートリリーはバランスは最高だけどほんとうに薄い…
ブライトアップルージュを実際使ってみて
やはりモイストエッセンスに比べると発色しますね。
そしてツヤツヤの仕上がり。
これが「ブライトアップパール」効果か。
白っぽく光る感じが明るく見せるという効果は分かるけど、やっぱり光るならゴールドがいいな~
色は私の唇の上では若干ローズピンク混じりな発色でした。
嫌なグレーみはないので全然ダメな色というわけではないのだけど、モイストエッセンスに比べると黄みが感じられない色味。
このローズ系の色味と、フチがぼんやりせずしっかり縁取られるところやパールのツヤが相まって、なんともリップメイクだけ年齢高い感じに…
年齢高めできっちり感があり、
なんというか唇だけPTA会長感。
モイストエッセンスよりも良いところは
発色すること。
色持ち。
飲食に耐えるほどではありませんが、モイストエッセンスは飲食しなくてもどっかいっちゃってたから、それに比べたら持ちはいい方。
そしてリップクリームなしでもまったく荒れなかったこと。
実は先日紹介したリンメルのリップも潤いが強いタイプだったので持ち重視でそのまま塗ってみたら向こう何年草木も生えないのではという荒れ方してしまった。
このへんは人によるとは思いますが。
ブライトアップルージュは「大人」に向けた処方
ブライトアップという名前からしてターゲット層は窺えるのですが、思ったよりもそっちに振り切ってた印象。
メディア自体がいわゆる「大人向け」コスメブランドではあるものの年齢問わず使用できるイメージだけど、今回のこのルージュは完全に「大人向け」に全振りした口紅なのだと思いました。
「大人」という表現については察してくれという近年の化粧品会社のスタイル。
公式サイトの商品ページにはあんまり詳細が書いていないのだけど、プレスリリースを見るとやはり「年齢による唇の悩み」に対応した口紅と書いています。
特に30代後半~40代前半の「輪郭がぼやける」「口紅がきれいに発色しない」「くすんでいる」という唇の変化を感じ始めた「唇の曲がり角」を迎えた女性がメインターゲットのようです。
https://www.kanebo-cosmetics.co.jp/company/news_material/pdf/kanebo_qgnljgsxta.pdf
私ももうその「大人」にかなり近いところにはいるのですが、ツヤもフチくっきりも好みじゃないんですよねー。
もう少ししたらありがたくなるのかしら。
そして50代も60代も、なんなら90でも100でも「大人」に入るわけですから、そう考えたらまだまだ私は「大人」でなくていいのかもしれない。
先日の資生堂の言う「若年層」にも入ってない気はするけど、どちらでもないならどちらかといえば若年層の顔してよう。
だって人生は長いのだから。
モイストエッセンスルージュのBR-1を愛用している方がそのまま乗り換えられるかというと、色味も質感も違うから要確認の上お買い求めくださいというかんじ。
口紅自体のクオリティはお値段以上でさすがメディアという感じなので、しっかり縁取りされてツヤ感が出るものが好みであれば「大人」の年齢層でなくてもじゅうぶん使えるものだとは思います。
当然「唇の曲がり角」を感じている方にもおすすめできるとは思うのですが、全体的にカラーラインナップに黄みがないのが推しにくい。
OR-1くらいかな?
こちらからは以上です。