まず、何故このようなことになってしまったのかを説明することから始めたい。
端的に言えば、少しおかしくなっていたと言うほかない。
さらに言えば、20日連続で東京を襲った日照不足、これが私をおかしくしてしまったのだろう。
もしこの青空をもう1日早く拝むことができていたならば、私はこのような愚行をはたらくこともなかった。推測ではない。断言しよう。
しかしもう起きてしまったことだ。
その小包は届いてしまった。
あああああああああああああああああああああああああああああああ
ちふれ 口紅(詰替用)
全30色 350円(税抜)
みなさん、忘れてないですか?
今年の3月にちふれの口紅が30色に増えたことを
平成の出来事ですが、私は片時も忘れてはいません。
探しにも行かなかったけど。
最初はちふれ直営店とオンラインストアでの販売で、順次ドラッグストアへという話だったので、いつか近所のドラッグストアで見られる日が来るのかな~なんて呑気に生きてたらもう4か月も経っていました。
しかし 一向に新色が並ぶ気配もありません。
もうまもなく、秋コスメたちがやってきます。
今は清流のように見えるそれは今に濁流となって押し寄せて、私たちを飲み込んでいくでしょう。
それが始まったら最後です。
なので今が最後のチャンスなのではないかと思い立ち、ちふれ公式通販で買い求めました。
実際に見なくてもいいじゃない。
8本で3000円だもの
スックのリップ1本よりもはるかに安い…
いやほんとに、気持ちの上がらなさが前代未聞。
すべてはこの気候のせい。
気候による奇行。
でも捨てない希望。
枯れぬコスメへの欲望
残高枯れる銀行
YOYO…
こんな悲しきリリックを思い付くのみならず恥ずかしげもなくインターネットで披露しようというくらいだ、2019年東京の日照不足がいかに深刻であったか、後世まで語り継がれることだろう。
さて
購入の参考にさせていただいたのはこちらの記事
@cosmeブログ:ちふれの口紅が12色を追加して、全30色のカラーバリエーションに!
https://www.cosme.net/beautist/article/2294671
1色ずつ見ていくと大変なことになるので、何色かずつ分けて見ていこうと思います
ピンク、オレンジ、レッド系
ピンク、オレンジ、レッド系のものですね。
このへんは買うか迷ったんですけど、もうついでだ!えい!ってかんじで買ってしまいました。
スウォッチで見るとベージュ系にも見えたものたちです。
133 ピンク系
ピンクでしたね。
AmberAfternoonとかリンメル017みたいなくすみピンクブラウンっぽいやつかもしれないと思って賭けたんですけど、ピンクですね。
口紅の色自体はくすみブラウンみがなくもなく、ピンクはピンクだけど敵ではないピンクのように見えるのですが、唇に乗せたら白みを感じるミルキーピンク。クソ似合わない。
420 オレンジ系
こちらもオレンジでしたね。
419のオレンジです!っていうのに比べたらオレンジベージュっぽいのかなと思ったんですが、ミルキーオレンジでした。白い。
521 レッド系
これが今回の中で一番のヒット!
もっと赤み、ブラウンみのあるものを想定していたので思ってたのとは違うんですが、
こっちがリンメル017的なピンクベージュでした!
唇に乗せるとほんとにちょうどいいピンクベージュ。
私が塗ったかんじはリンメル017に結構似てますね。
どこがブラウンなの?っていうくらいブラウンの配合が少なかった017から完全にブラウンの気配が消えた感じ。
正真正銘のピンク。
133のピンクみたいに白さを感じないし、彩度も明度もちょうどいい浮かないピンクです。
ピンクは何使っても可愛らしすぎる、白浮きするっていう方におすすめしたい、ぼくたちのピンク。
しかしかなりシアーです。
もうちょい発色したらもっとよかった。
ベージュ系
4色あります
3色めっちゃ似てるー!
なんというラインナップ。
これ実際店舗で見てても選べなくて全部買ってるよ。
ベージュを4色も追加してくる時点であれなのに、こんな僅かな違いとか…
ちふれ始まってる。
650
これがなかなか珍しい、ピンクやオレンジみのないモカ系のベージュ。
しかし唇に塗ったらアダモちゃんでした。
アダモちゃんってこういうとき使うけどさ、私にとっても実際は知らないくらい古いんだけど、この表現がアップデートされないよね。
昭和風だとアダモちゃん
平成風だとヤマンバ
令和だと何?
まあとにかく白いです。血色感ゼロです。
652
これは650より少しオレンジみがあります。
唇に乗せるとニュートラルなベージュって感じです。
口紅を使い始めたときに最初に探したのはベージュだったんですけど、プチプラのベージュってピンクベージュがほとんどで、残りの数少ない黄みのベージュはみんなオレンジ系の色してたんですよね。
ちふれ647がまさにそれで、ほかにもプチプラの黄みベージュっていくつか買ったけどみんなこれと同じ色してた。
浮かない色ではあるのだけど、ベージュにしては元気が良すぎるんですよね。
ブラウンの要素を一切感じないというか。
元気よく行きたいならベージュ使わんわっていう。
こちらは黄土色っぽいというか、キャメル系というか、ベージュなんですよ。
その当時こんな色が欲しかったんだよ!!!!っていうようなベージュです。
が、めちゃくちゃシアー。
647はもっと発色するんだけどなあ。
654
こちらはまた白みの強い色に逆戻り。
650に比べるとほどよく黄みがあり、まさにヌードってかんじの色。
そこまで悪くはありません。
嫌いじゃないけど、今の日本でこういうリップで外歩いてる人いないよねってかんじ。
ビジュアル系か男装コスプレの人くらい。
好きは好き。
655
これだけピンクベージュ。
やっぱ白いわ。
全盛期の浜崎あゆみみたいな唇になりました。
ブラウン系パール
追加戦士のブラウンです。
赤みを一切感じなそうなブラウンだったので買わなくてもいいかなとも思いつつ、結局「せっかくだから」の精神で買ってしまうやつ。
すんごい薄いです。
赤みを感じないというか色を感じない。
何なら存在を感じない。
こういうブラウンは似合わないんだよな~なんて言いながら塗りましたけどね、全然大丈夫!
存在を感じないんだもの。
でも最初手に出したときはびっくりした。
めちゃくちゃかっこいい色してるんですよ。
赤みも黄みもないシアーブラウンが何色とも言い難いパールで煌めいていて
350円で売るカラーじゃないよこれ、やっぱりデパコスは面白いカラー展開があっていいよねとか言って使いもしないのに3000円払って買うような色じゃん
って思ったものなんですけどね。
この煌めき。
めちゃくちゃかっこいい!って思ったんだけど、唇にいくら塗っても何もない…
ラメだけが乗るとかそういうんでもない。
何もない…
うーん
ニュアンサーとしては活路があるかな?
総括
そんなわけでちふれ新色のベージュ系カラーは
白い or シアー
そんなかんじでした。
DEAD or DIE
じゃないからいいかなみたいな。
あんまり秋っぽくなかった。
発売時期も春ですしね。
521は良かった!
自信を持って使えるピンクリップを手に入れた。
542、544は好きか嫌いかっていったら好きだけど令和元年に使うかというと悩ましい感じ。
参考になったかな?
ちふれ公式通販、5000円以上で送料無料なんですけど、口紅8個買っても届かないよ…セール時のFOREVER21と同等の難題。
実際に見てみたいけど直営店行くのに電車で往復700円かかるわ~って人は送料払って買った方が話早い。
口紅 (詰替用)(リップ カラー)|ちふれ 公式 通販 オンラインショップ
そうこうしているうちに、秋にはさらに新色が1色追加になります。
そのタイミングで30色展開になる店舗とかあるんだろうか。
ちふれの秋は新しい口紅ケースとネイルが可愛かった。
PDFが開きます→ https://www.chifure.co.jp/uploads/2019/06/1b89448bd3e06eae3ee0b5e34f2fee67-1.pdf
平成の心残りを解消したので、心置きなく濁流にのまれます。