本当にこの季節は限定限定忙しい。
でもこれでおわりだ。
この冬、最後の最後に仕掛けられていたのがメイベリンとロレアルパリの同時多発ゴールドホリデーコレクションである。
何故同時!厳密には1日違い!それなら同日にしてほしい!
ゴールドのコレクション、ゴールドのリップ、ゴールドのチーク、ゴールドのパレット…幸せが過ぎる。
それが一気にやってきたら幸せが2倍かというとそういう簡単な話ではない。二人から同時に告白されたら困る。そういう話だ。
厳選した結果がこれ。
1万円分のゴールド見て pic.twitter.com/poigCy2r3v
— つむり (@makemendokusai) 2019年12月7日
でもデパコスのコフレとかホリデーとか買ってないからいいよねってこれ昨年も言ってたわ。メリークリスマス。
クリスマスコフレなら予約しましたよ pic.twitter.com/i0e9IYONvb
— つむり (@makemendokusai) 2019年11月20日
メイベリン シャインコンパルジョンC
限定全6色 1500円(税抜)
本日はメイベリンの金ピカをご紹介。
メイベリンのゴールドコレクションは
- 4色のゴールドラメ入りレッドリップ(限定)
- 2色のゴールドリップ(PLAZAロフト限定)
- ゴールド基調のアイシャドウパレット(限定)
の3種7アイテムが発売されました。
このコレクション、2か月前の発表時に見た感じだと、一体何本買わされるんだろう、私はこの中から選ぶことができるんだろうかっていうくらい、好きな色しかないように見えました。
その各メディアに載ってた画像がこれ
SNSなど検索していただくとリアルなカラーが見られると思いますが、実物はこの画像に比べるとだいぶ明るく彩度も高かった。
左上からSRD80オレンジゴールド、81ブラウンゴールド、82レッドゴールド、左下が85ボルドーゴールドだと思います。
テラコッタに見えたオレンジはコーラルっぽい赤で、ブラウンは深めの赤、レンガ色みたいに見えたレッドはピンクっぽい明るい赤で、ボルドーは青みの深い赤。要は全部赤です。
この展開が4分割パーソナルカラー(春夏秋冬)に合わせた赤を提案するKATEのCCパーソナルリップっぽいですね。
これも4分割意識のカラーのような気がしますね。
思ってたのと違って拍子抜けではあったんですが、逆に買うものを厳選するのが容易だったことは今回ばかりは有難い。
そして全部がいい色だったとしても、匂いがあったらひとつも買えません。
メイベリンのメタリックリップが欲しかったのに原料臭と香料臭のハイブリットだったので諦めた過去があるので結構メイベリンには警戒してましたが、匂いはまったくありませんでした。よかった。
結局ブラウンはブラウンじゃなかったけどオータムカラーではあるので、SRD81のブラウン系と、ゴールドリップの2色、計3アイテムを買いました。
SRD81 ブラウンゴールド
普段メイベリンとはあまり親しくしていないので、シャインコンパルジョンも初めましてです。
初対面の感想は「安定感があるな」です。
自立してる。
ぎっっっっちりゴールドラメが詰まりに詰まってます。
外装はごっついのに中身は意外と細身で使いやすい。
塗り心地もいいです。
ラメがギッチリ入ってるものは固めだとザラザラしたりひっかかったり、逆にグロッシーだとベタつきがあったりするのですが、ザラザラもなければベタベタもありません。ちょうどノーマルなリップクリームを塗るときのようなノーストレスな塗り心地でした。
カラーはやっぱりブラウンじゃないね?
ゴールドラメがギッチギチに入ってるのでオレンジみを感じますが、カラー自体はノーマルな赤よりは僅かにボルドー寄りくらいの色でした。
この写真は朱赤っぽいけど、実際は
嫌じゃないくらい少し青みがある気がする。
光らせてみるとキラキラ、いや、ギラッギラです。
唇に塗ってみたんですけど、ひと塗りで
あ、もういいです、そのくらいで、ここで大丈夫です、すぐそこなんで、はい、降ります
って予定より手前で下車してしまうくらい、凄まじい勢いのラメ、金、眩いばかりの輝きの波状攻撃。
これ以上重ねようという気は全く起きないし、ひと塗りでも限界突破しちゃってるのでもう手遅れ。調節のしようもない。0か100かしかない人だった。
綺麗は綺麗です。
めちゃめちゃ綺麗です。
これだけのラメを擁しながらザラつきがないのも凄いですね。メイベリン、侮っていました。
深紅の中で無数のゴールドがキラキラ光るのも、光を浴びたところが強くツヤを放つのも、非常にゴージャスで高級感があり、目を惹く美しさ。
しかしこれを塗って出かける場面が全く思いつきません。
いつ?どこで?誰が?どんな服を着て?どういう目的で?どういう気持ちで?
考えてみたんですけど、やっぱりパーティードレスみたいなものを着ている場面しか思いつかず、そんな機会はないので塗る機会もないかもしれません。
リップの色はVisee Avantのレンガ色ほどには黄みはなく、やっぱり前述のKATEのCCのオータムカラーが近いですね。ほかのカラーもそうなんじゃないかっていう気がするので確認したくなってきた。
”ブラウンみはさほど感じないけどレンガほど黄みオレンジみのもない少し深い赤”というところではモイストマットN300も近いカラー。
私はいつ使うのか見当もつきませんでしたが、 各種アワードの季節なので、授賞、登壇予定の方にはおすすめです。
GLD83 シャンパンゴールド GLD84 ライトゴールド
さて、こちらのゴールドはまとめていきます。
こちらはPLAZA、ロフト限定です。
GLD83が左のピンクっぽい方で、84が右の黄色い方です。
黄色っぽいゴールドのニュアンスリップは何本も持ってますが好きだからやっぱり欲しい
ピンクっぽいゴールドは一本も持ってないからやっぱり欲しい
こういう理屈でリップは増えていきます。
上のGLD84は筋の通った正統派のイエロー系ゴールド
下のGLD83はシャンパンゴールド。リップ本体の色からピンク系を想像していたら、こちらもゴールドでした。シャンパンゴールドって言ってるもんね。
ゴールドの方は赤っぽいラメも少しは入ってますが、ほとんどがイエローゴールドで出来ています。そのゴールドがまた濃密なので、光り方も強めだし、塗ると黄色の色味も感じられます。
シャンパンゴールドの方はゴールドが控えめでピンクをはじめ繊細な多色ラメが入ってます。ほぼクリアでカラーチェンジもあまりせず、チラチラとほどよくラメが煌めくのでこちらはだいぶ使いやすそう。
多色ラメ具合はこれが一番分かるかな?
ロレアルパリ カラーリッシュモイストマットN 300に重ねてみました。
一番上がモイストマットN300単体
+GLD84
+GLD83
一番下は先ほどのSRD81ブラウンゴールド単体です。
ちょっとあんまりよくわからないですね。赤を強く塗りすぎたかもしれない。
84のゴールドを重ねた色はSRD81ブラウンゴールドに結構似てました。似てるけど、上にゴールドを重ねたくらいでは、あの中にギッチリゴールドが詰まってる輝きの足元にも及びません。
今までも同じくらいキラキラのゴールドリップを重ねて使ったことあったはずなのになんでこうもSRD81に圧倒されたんだろうと不思議ではあったのだけど、重ねるのとそれ自体がラメ詰まってるのではレベルが違ったのだ。重ねる場合は調整してつけてますしね。SRD81、お前がナンバーワンだ。
83のゴールドはやはり黄みを与えますが、シャンパンゴールドの方はあまりカラーには影響はなく、マットなリップにツヤを与え、上品にチラチラとラメが光るようになります。やっぱりこれが一番使いやすい。
関係ないけどこれで久しぶりにこのロレアルパリのリップ使ったらめちゃくちゃいい色だった。もっと明るい気がしてたわ。冬はこれ使おう。
ほかのゴールドリップとの比較を撮ろうと思っていたのですが、腕から手のひらから手の甲まで、左腕の肘下がすべてゴールドにまみれて「これがあの黄金の左手…!」と呟くことしかできなくなってしまったので、次回ロレアルパリのゴールドの時にやろうと思います。
実用性はなくてもいい。ホリデーだもの。
ゴールドは2種類ともおすすめできるクオリティ、特にシャンパンゴールドが既存のゴールドリップともちょっと違うし、使いやすくておすすめ。
レッドリップ群に関してはパーティーに出席予定があるようなセレブリティやインフルエンサーの方にはおすすめ。庶民はつける場面が思いつかない。って私は思ってるけど、庶民でもラメが好きな人ならきっとおすすめ。
買わなかったアイシャドウパレットも、ブラウン、ベージュ、ゴールドの黄み寄りカラーで構成されていて、どう考えても使いやすそうだし、持ってても無駄にはならない気がします。ロレアルと同時でなければ買ってた。
さらには一方のロレアルパリがとんでもなく唯一無二のパッケージ、カラーバリエーションのパレットだったのに対して、こちらは見た目も中身もホリデーの特別感はあまり感じられなくて、 2000円はちょっと高く感じてしまったかな。
腕は金ピカですが、引き続きロレアルパリのゴールドコレクションに取り掛かろうと思います。
またお会いしましょう!