マルチ系コスメは好きか。
マルチ系コスメといってもマルチ商法で売ってるコスメの話ではない。
リップ&チークとか、顔のどこでも好きなところに使っていいぞっていうコスメの話です。
私はあまり好きではありません。
リップ&チークとか、チークにはチークの、リップにはリップの最適質感があるはずなので、どちらにもいい顔してるコスメはどっちつかずのイメージ。
いろいろ入ってる「マルチパレット」みたいなものも、ひとつ持ってたら何かのときに便利かも!とか思うけど、何かの時はそんなにないし、入っているアイテムの質感もカラーもひとつ残らず全てを気に入ったら買うかもしれないけどなかなかそんな運命的なこともないと思われるので、買う機会はない。
お察しのとおり福袋は買わないタイプ。
だからあんまりマルチ系コスメは好きではないし、買わない。
という話をしてからそういうアイテムを紹介するという、めちゃくちゃヘタクソなコスメレビューがこちらです。
今回は新作の紹介と、そのあとでイエローコスメを紹介する二本立てです。
目次
Visee Avant マルチスティックカラー 013
SPICY 1800円(税抜)
ふんわり血色感も、ナチュラルな立体感も。頬に、唇に、目もとに、自由に使えるマルチスティック。
そんなうまい話はない。
そう言いつつも買ってしまいました。
2020春の新色のひとつです。
だってこれ、黄色い棒じゃないですか…
マルチスティックは興味ないけど、黄色い棒には興味がある。
その気持ちに嘘はつけない。
私は常に正直でありたい。
正直でありたいと同時に、マルチスティックに興味ない気持ちには嘘をつくくらいの社会性も身につけたい。
スティック本体を見る限りは、黄色の中でも黄色くない方だなと思いました。
赤みを感じない黄色です。
確かにスパイシー、何色かっていったらウコンの色だもんね。
ターメリックと言って差し上げた方がよかったのだろうか。でもウコンはウコンだろ。
生姜っぽくもある。
カレー食べたくなってきた。
カレー色…ではなかった。
スティックの見た目よりはきちんと黄色く、シマーに煌めきます。
スムーズに塗れる一方で、かなりサラサラになります。
頬に
単体で仕上げのハイライトとして使うにはやっぱりちょっと黄色いかな。
ハイライトにするならベースの下に仕込む形ならいけそう。
イエローチークとしてはなかなかいいカラーだと思います。
練りチークの黄色って私は使ったことがないし、珍しい気がする。
過去イエローチークは使用していましたが、パウダーなりクリームなりのチークを塗った後でパウダーのイエローをチョイ足しする使い方でした。
これの場合は先にこのイエローを塗ってから、パウダーチークを重ねる感じですかね。
それはちょっと試してみよう。
唇に
潤い感はないテクスチャなので、やっぱりリップとして使うにはサラサラ過ぎる気はします。
しっかり唇に潤いを与えてから塗って、さらに潤いのあるリップを重ねるのであれば使えなくもないかな?
これはそもそも単体で使うことのないカラーだけど、赤とかピンクとか単体で使えそうなカラーをリップとして期待して買うのは危険かなーと私は思います。
実際唇に塗るとちょっと白っぽい。
黄色みを足すというより、元の唇の色を抑えるような役割をしてくれそう。
目もとに
アイシャドウにはバッチリ使いやすいです。
ビビットに黄色が発色するカラーではないけど、ベースに使ったり、仕上げにハイライトで足したり、瞼に使うのが一番広がりそうな気がしました。
今日は赤系シャドウ(シルキースフレアイズ02)をつけていたので、上瞼の中央に指で塗ってみました。
サラサラなのでパウダーシャドウの上からでもよれたりベタついたりすることなく重ねられます。
パールと黄色みがさりげなく追加されてなかなかいい。
アイシャドウとしては大正解
ハイライトやチークとしてはほかのものと合わせて使うならアリ
リップとしてはサラサラすぎるけど使えないこともない
という気がします。
忘れてたけど昔別の色買ったことありましたね。
そのときも同じような結論だったわ。
でも、メタリック系でマットのニュアンスリップって結局レブロンのゴールドゴッデス以来出会えてないわけだから、このローズサンドは実は使えるのでは?って今思った。
ちょっと掘り出してくる。
マルチスティックカラーについては以上です。
Visee Avantは黄色コスメの宝石箱や
しかしヴィセアヴァンのイエローのラインナップは素晴らしい。
それこそ、頬に、唇に、目もとに、適材適所の黄色が揃っています。
以前何度か紹介しているアイテムたちなのでさらっと紹介すると、
シングルアイカラーの024MUSTARDはかつてイエローチークとして購入したもの。
少し赤み寄りのマスタードイエロー。
見た目に反して薄付きで、質感もマットなので、チークとしても使いやすい。というか瞼に使ったことはない。
このほかにもシングルアイカラーにはライムイエローの039もあります。
リップスティック018 LEMON
プチプライエローリップ界の唯一神。
これをひとつ持っていれば、買ってみたけど黄色みの足りなかったリップたちも生きられる。
今でもあなたは黄色民の光。
そしてなんか手前に見覚えのない色鉛筆が転がってますよね。
リップ&アイカラーペンシル 003
CITRUS 1200円(税抜)
やっと買いました。
黄色は可愛いけどマルチ系だし鉛筆を削らなければいけないし…と、言い訳並べて発売時は買わなかったやつ。
黄色い棒を買うのにこれは買ってないというのは自分の中で筋が通ってないので、こちらも正直に購入。
この機会に紹介しますね。
以前にペンシル系のレビューを書いたとき、スウォッチ撮るのに普通に横棒引いてしまって、
ペンシル系だとコスメ界隈の人々は波線ひいたり、ハートを描いたりするもんだよなあ…
と反省したので、字を書いてみました。
スルスルと書きやすいです。
やっぱりそういう書き味みたいなものを伝えるには横棒引いてたんじゃダメですよね。
しっかり濃いめの黄色が存在感を発揮してます。
そしてこれ、ラメが凄い!
この細線の中にどれだけラメを擁しているんだというくらい、多色のラメがひしめき合って煌めき合って、めちゃくちゃ可愛いです。
ラインをひけば黄色が主張し、ぼかせば閃光のごとくラメが輝く。
唇に塗ってみたらいつぞやのメイベリンコレクションくらい煌めきました。
ラメがなくシアーなリップの下に仕込むのは結構いいかもしれない。
問題はいずれ削らなければいけないこと。
コスメとの付き合い方も、自分がどういう人間であるかも、きちんと理解していなかった10代の頃、こういう鉛筆型のアイブロウペンシルを買ってしまっていた。
当然、削りたいときにシャープナーは見当たらず、満足に眉毛がかけないことは一度や二度ではなかった。
だから私は鉛筆型のものを買うのをやめた。
人生はそれの積み重ねだ。
自分を知ることで生きやすくなっていく。
それでも短くない人生を送っていると、またこうして出会うこともある。
それもまたいいじゃないか。
シャープナー買うの忘れたけど。
シマー
グロッシー
ラメ
マット
全て質感が違うのがいいですね。
ヴィセアヴァンで顔面黄色になれるね。ならないけど。
いわゆる「春色」に興味がないので、毎年春は黄色の話をするしかない。
豊富なカラー展開においてはプチプラでヴィセアヴァンの右に出るものはいないので、これからも楽しみにしてます。
ではまた!
ヴィセアヴァンにはパプリカもあるよね