俺は秋色を放ってはおけない。
たとえリップを塗ることがなくてもな。
そう言い残すとつむりはまたドラッグストアに消えた。
何かに導かれドラッグストアを歩いてた… pic.twitter.com/eTdphEPtub
— つむり (@makemendokusai) 2020年7月27日
CANMAKE ステイオンバームルージュ No.18
ブラウニッシュマンダリン 580円(税抜)
「リップバームの保湿力」「口紅の発色」「グロスのツヤ」「UVカット」...どんなわがままも1本で叶えるリップスティック。
軽やかなつけ心地でもきちんと色づき、自然なツヤのあるモテ唇に仕上げます。
リップクリームより口紅らしく、口紅より気軽に使えるリップスティック、ステイオンバームルージュの新色です。
その名もブラウニッシュマンダリン。
名前から買わせる気しかない。
ただ引き寄せられるままに。
パッケージが一新、落ち着いた印象に
お気づきの方もいると思いますが、今回からステインオンバームルージュのパッケージが一新されています。
今まではカラーによって花柄部分の色も違ったんですが、新パッケージはどのカラーでも外装は一緒です。順次入れ替わっていくとのこと。
分かりにくくなるなあと思ったけど、今までも花の色でカラーの判断ができたかっていうとできてなかったので、そんなに変わらないか。
シルキースフレアイズもこんな感じだったし、これから全体的に少し落ち着いたイメージにしていくんですかね。
どうせ一新するならサイズが変わったら個人的には最高でした。
口紅よりも気軽につけられる、お直し向きなところが魅力だと思っているんだけど、本体が大きすぎて持ち歩く気になれないんですよね。
最近は口紅顔負けのリップクリームが多数出ているので、特にステイオンバームルージュの立ち位置は難しくなってる気もしている。
物自体は大きい(というか長い)けど、リップは意外と太くなく、斜めカットで塗りやすくなっています。
本体は小さくて持ち歩き向きなのに太くて塗りにくいKATEのリップクリームの逆ですね。
小さくて持ち歩きやすいのにぶっとくて塗りにくいKATE vs 細身で使いやすいのに長過ぎて持ち歩きにくいキャンメイク
世の中そううまくはいかないのだ。
茶色っぽさのあるオレンジ、ブラウニッシュマンダリン
この18番ブラウニッシュマンダリン、公式の説明は
「茶色っぽさのあるオレンジ」
です。
ちょっと前から私はこの最近のキャンメイクの説明の雑さに密かにはまっていて、いつか発表しようと思ってそのまま忘れてたんですけど、今回はほんとに最高ですね!
[06]スウィートクレマチス シーンを選ばず使えるピンクベージュ
[12]リトルプラムキャンディ メイクの主役になる可憐な高発色レッド
この辺の丁寧さとの落差が凄い。
[18]ブラウニッシュマンダリン 茶色っぽさのあるオレンジ
いやー、好き。
ツボってるの私だけかもしれないけど。
そんな茶色っぽさのあるオレンジ、ブラウニッシュマンダリンのカラーを見てみましょう!
夏~秋にぴったりの柿色オレンジ
いわゆる「柿色」と呼ばれるようなカラーでしょうかね。
赤みの強いオレンジに、ほのかなブラウン。
「オレンジブラウン」や「テラコッタ」と呼ぶまではいかない、やっぱり「茶色っぽさのあるオレンジ」止まりなブラウンみです。
秋はもちろん、夏にも合いそうなカラー。
グロスのようなツヤツヤ感、透け感があります。
塗ると唇の色が透けるので、ちょっとピンクがかりますね。
これ自体は良いカラーなんだけど、私の場合は透け感があると、かなり黄み寄りのオレンジじゃないとオレンジに発色しないのが困りもの。
とはいえ「茶色っぽさ」があるおかげか、ピンクオレンジっぽくありつつもはしゃぎすぎない、紅葉のような色づきで落ち着きはあります。
プチプラリップクリーム系オレンジと比較
塗ってみて最も近く感じたのがTHE PUBLIC ORGANICの精油リップのノーブルオレンジ
こちらはマスクが標準装備になる以前は「仕事に行くときなどの適当なメイク」のときに使用していました。
これもやっぱり塗るとピンクみが出てしまうのだけど、同じくほんのり「茶色っぽさ」があるので明るすぎず、コーラルベージュっぽく落ち着くのでメイクが派手でないときにちょうどいい。
唇に塗った色はブラウニッシュマンダリンとだいぶ似ていて、ノーブルオレンジをツヤッツヤにしたのがブラウニッシュマンダリンという感じです。
パブリックオーガニックは本当に小さくて細いので、塗りやすいし持ち歩きにもぴったりなんですよね。
私のようなタイプの人間がオレンジをオレンジとして保とうと思うと、やはりKATEパーソナルリップ06やエトヴォスのウォルナットイエローくらいの黄色さが必要になります。
これらに比べたらブラウニッシュマンダリンはそこまで黄色くはありません。
まだリップの右も左も上も下も分からん頃にオレンジリップ欲しい~って思って買った、ステイオンバームルージュ02 スマイリーガーベラ
これは本当に塗ると赤ピンクでしかなくて撃沈したんですけど、これに比べたらブラウニッシュマンダリンやノーブルオレンジはまだオレンジを感じられる。
ピンクっぽさとツヤツヤ感は「可愛らしい」印象を出しつつ、オレンジブラウンが「はしゃぐでない、鎮まれ」と抑えつける。
このバランスはこれはこれでいいですね。
過去使ったオレンジブラウンと比較すると若々しい印象のあるカラーです。
大人からすると「秋色にしてはキュートで若々しい」という感想だけど、逆に「中学生が塗っても背伸び過ぎない可愛い落ち着き秋カラー」なのかなと思いました。
キャンメイクは次々といろんなアイテムや新鮮なカラーを提供しているけれど、どこまでも「主役は中高生」の姿勢が見えるのは素晴らしいなと思っています。
ここのところ年中可愛いオレンジやブラウンが発売されるようになったけど、やっぱり秋が近づくとときめきが高まってきますね。
以前のぼく
— つむり (@makemendokusai) 2020年7月29日
「こんなにリップ買っていつ使うんだよ(笑)」
今のぼく
「こんなにリップ買っていつ使うんだよ(真顔)」
ではまた!