めんどくさいけどメイクしたい

きれいになりたいけどめんどくさい

ひとえ・奥ぶたえのためのアイプチ(R) ビューティシリーズ

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秋なのでリップをたくさん買うし、リップの話もしたいはしたいんですけど、いかんせん使う機会が本当にありません。

というわけで本日はマスクで隠すことのできない目元の話。

 

今回紹介するアイテムはなんと、アイプチ様より一式ご提供いただきました!

ありがたい~~~

一重まぶたに寄り添い、一重まぶたのことを考えて商品を開発されているアイプチ様からのご提供、一重まぶた冥利に尽きるというもの。

自己紹介をしておくと、私はめちゃくちゃ分厚い一重まぶたで、まつ毛はまぶたの肉に埋もれているタイプの一重まぶたです。よろしくお願いします。

 

目次

 

アイプチ ビューティシリーズ誕生

アイプチといえば言うまでもなく二重糊の代名詞。

「代名詞的存在」などではなく、正真正銘の「代名詞」であります。

そんな長年(なんと1967年に誕生していたらしい…!)に渡ってひとえ・奥ぶたえのことを考え続けてきたアイプチから新しく誕生したのが「アイプチ ビューティシリーズ」です。 

 

www.eyeputti.jp

 

現在このシリーズはPLAZAとminiPLAにて先行販売中です。

紹介するのは

  • ビューティフィットカーラー
  • ビューティマスカラ
  • マスカラリムーバー

の3アイテム。

まずはアイテムの紹介をして、最後にアイプチの理念や私の考えを少しお話しようかと思います。

 

 

アイプチ ビューティフィットカーラー

ひとえ・奥ぶたえ用カーラー 1500円(税抜) 

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まずはこちら、お馴染みのひとえ・奥ぶたえ用のビューラーです。

商品自体は既存品のまま、パッケージとデザインが少々リニューアルされています。

私も愛用している商品です。

www.makemendokusai.com


改めてさくっと商品紹介していきます。

 

製品特長 

他のビューラーと何が違うかと言うと、一番は「プレート」(まぶたを押さえる部分)の形、大きさだと思います。

 

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左:資生堂 右:アイプチ

山型に大きく盛り上がったプレートがまぶたをしっかり押し上げて、普段は重い瞼の下に隠され日の目を見ることのない「まつ毛の生え際」を白日の下に晒します

まぶたをしっかり押さえるから肉を挟みにくく、根元から勇気をもって挟み上げることができます。

さらに日本人の「眼球サイズ」と「まぶたの厚み」に着目し、アイプチ独自のカーブを採用。

まつ毛を挟む部分も従来よりも大きく開くようになっています。

 

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手前がアイプチ。
 

肉厚まぶたは試さない手はない 

以前のレビューでも申し上げた通り、このビューラーなら100%まつ毛が上がる!というわけではありません。

私のまぶたの厚みをなめてはいけない。

それでもやっぱり一重のために考えられたこのビューラーは、ほかよりも使いやすいのは確かです。

何しろこれにしてから本当に肉を挟まない

肉を挟む恐怖により、我々は自身の本当の実力を発揮できていないのだ。

100%の力を出せるだけでも、結果は違ってくるはずだ。

 

あと、私のような者は一発ではまつ毛が上がらないから何回もビューラーを繰り返すんですけど、以前使っていたビューラーだとたまに目尻の方がいろんな方向に折れ曲がってぐっちゃぐちゃになる現象が起きていました。

それも起こらなくなりました。

おそらくはまぶたに邪魔されずに常に正しい方向に上げられるからかなと考えています。

 

何度も言うけど、これを使ったからといって一撃でまつ毛が上がるようになったわけではありません。

しかしこれ以外のビューラーを使っていて、まつ毛が上手に上がらない、肉を挟んでしまうといった悩みを抱えているのであれば、これを試さない理由はないです。 

こちらはPLAZA以外でも既存のパッケージのものが購入できます。 

 

 

 

アイプチ ビューティマスカラ

ひとえ・奥ぶたえ用マスカラ 1200円(税抜) 

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こちらは3月からPLAZA、miniPLAで先行販売されている新アイテム。

最近ブラウンも発売されました。

 

「カールキープ力の高さ」と「にじみにくさ」を両立しながらしなやかな質感を実現 

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フィットカーラーで命をかけて上げたまつ毛をキープするために重要なのは「カールキープ力」「にじまないこと」ですね。

当然このマスカラはその二点に重点を置いて開発されています。

独自技術によりまつげの表面に耐水性・耐油性に優れた被膜を形成、塗った瞬間ガチっと固定し、角度を長時間キープ。

「汗・涙プルーフ」「皮脂プルーフ」「こすれプルーフ」のもはや「なんでもプルーフ」でしっかり滲みを防ぐとのこと。

 

私の場合、まつ毛をキープしたいときは、仕上がり度外視でウォータープルーフマスカラでガッチガチの束束に固めあげるしかないんですけど、このマスカラ、その上でしなやかさを実現したらしい。そんなことある?

 

なぎなた形状のスリムブラシ 

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細めで少しカーブしたブラシ。

先端の緩やかなカーブが根元にグッと入り込んで、毛を残さずに塗れるんだそうです。

 

瞼の厚みと、普段はコーム型のマスカラしか使っていなくて慣れていないせいかとは思いますが、塗ってると瞼にマスカラが結構ついてしまいますね。

私のようにアイカラーをがっつり乗せてアイラインをぶっとく引く人間ならあとから隠せますが、速乾性で肌につくと取りにくいので、ナチュラルメイクの厚まぶたちゃんは気をつけて塗った方がいいかもしれません。

 

重量級まぶたには力不足か 

塗ってみると、たしかにしなやかです。

液はガッチガチのウォータープルーフマスカラのような速乾性のある液体に感じるのに、液の付き方は今までのそれとは違う。

お湯落ちの水っぽいものに比べるとダマになるように感じるかもしれませんが、このタイプでこのしなやかさを感じるのは結構新鮮です。 

液体がブラシにたくさんついていると一気にぼてっとついてしまうので、そのときは軽くティッシュオフしてから使った方がいいですね。

 

汗水には強いと思います。

真夏+マスク+眼鏡で目元の湿度が上がってる状況で1日過ごしても、滲みは一切ありませんでした。

ただしなやかに仕上がることは魅力である一方で、私のような重すぎる瞼を支えるには力不足も感じます。

このタイプの目元の場合、まつ毛は単体でカールしてそれをキープすればいいという話ではなく、常に押し戻してくるまぶたを押さえつけ続けなければなりません

耐水性、耐油性ではあったんですが、「耐荷重性」ではなかったというか、

重量オーバーなんだと思う。

悲しいかな。

 

結局いつものように塗り重ねてまつ毛をガチガチに固めてしまえば確かにキープはできたのですが、それだと持ち味のしなやかさは台無しになるし、それならコームタイプのキャンメイク クイックラッシュカーラーの方が使いやすいという結論にはなってしまうかなぁ。

もう少しいろいろ試してみますが。

 

スーパーウォータープルーフタイプでもガチガチの束睫毛じゃなくてしなやかセパレート睫毛を作りたいという方であれば、試す価値はあると思います。

まつ毛がまぶたに押されることのない軽量級まぶたの方なら当然おすすめ。

 

 

アイプチ ビューティ マスカラリムーバー

ひとえ・奥ぶたえ用マスカラリムーバー 800円(税抜)

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マスカラ同様の新アイテム。

先ほどの「なんでもプルーフマスカラ」を落とすためのリムーバーです。

 

起毛したやわらかな「ふわふわチップ」を採用 

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このタイプのマスカラリムーバーというと、マスカラのようなコームやコイルが主流だと思うのですが、こちらは珍しくチップです。

 

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チップはめちゃめちゃ柔らかい。

ぐにゃぐにゃです。

 

コーム形だとマスカラ塗るのと同じような所作になるので少々面倒なんですが、これだとこのまま真横にびーっと引けばいいのでズボラにとってはだいぶ楽ちんに感じます。

本当はこのアイテムも丁寧に塗った方がいいのでしょうが、長い人生、丁寧に塗れない日もある。

そんなときに真横にびーっと引いてもいいよって言ってくれたら、少し心も軽くなると言うもの。

減りは早そうな気もしますが、使い勝手は良いですね。

 

先述のマスカラはクレンジングオイルだけだとかなり落ちにくかったので、マスカラ購入の際はこちらもセットで買った方がいいと思います。

 

 

アイプチがたどりついた真実 

最後にこのシリーズ誕生の背景について。

ふたえ化粧品の代名詞であるアイプチが長年ひとえ・奥ぶたえについて考え続けてきた中で、

 

  • ひとえ・奥ぶたえの女性はみんな「ふたえになりたいに違いない」と決めつけられている
  • アジアンビューティーみたいなクールなメイクを推奨されがちである

 

こういった「決めつけ」に不満を抱いていることが判明、

そして試行錯誤の末、生まれつきのまぶたを活かしながらもっと目をパッチリ見せられるアイプチビューティシリーズが誕生したそうです。

 

分かる。

めちゃくちゃ分かる。

 

メイクを始めた頃、雑誌に載ってる「ひとえはこうしてみなされ」みたいなやつ、常に納得いかなかった。

かといって二重前提(二重幅に~とか、生え際が見えてる前提とか)のメイク指南もその通りに出来ないので役に立たない。

 

そして今は個性が尊重される時代になった一方で、ふたえ化粧品市場は昔より大きく拡大しているし、メイク動画を見てもふたえを作るのが当たり前。

私は本人がそれでコンプレックスを解消して前向きに生きられるのなら、ふたえメイクも整形手術も大いに結構だと思っています。

とはいえ「やらないといけない」風潮になってしまったらそれはそれで生きづらい。

 

私は今となっては二重になりたいと強く思うわけではないし、ふたえ糊も使ってこなかったし、整形も考えたことはない。

(ふたえ糊に関しては昔やろうとしたけど変になっただけで上手に二重が作れず諦めた経験があるので、今みたいにテープとか折式みたいなやつとか様々なアイテムがある中で上手く出来ていたのなら続けていたのかもしれない)

 

それでも日々苦労してまつ毛を上げているのは、やっぱり目もとがぱっちりした方がいいと思っているから。

一重であることは受け入れつつも、結局今のままの重い目元がいいとは思ってないということだ。

こういうタイプの方も多いと思うんですよね。

 

だからこそ、ひとえ・奥ぶたえのままでパッチリした目元を作ろうという方向で商品開発を進めるアイプチの考え方はめちゃめちゃ推せます。

マスカラは私にはまだ物足りないアイテムではあったんですけど、それでもこういう考えの元で生み出されているということが既にありがたいし、ビューティシリーズの今後の展開に期待を寄せずにはいられません。

 

一重が一重のままでいる自由、二重になる自由、一重のままで満足できる目元を目指してメイクを模索する楽しみ、全て尊重されるべきだし、 そのために私もいろいろ伝えていきたいと考え始めた秋でした。

ではまた!