前回、キャンメイク・シルキースフレアイズのアーバンカーキを紹介しまして
カーキ似合わない問題
こんなカーキなら似合う
こんなテクニックを使えば似合う
気にせず好きな色使え
などなど、カーキを巡るあれこれがTwitter上にも広がりを見せ、なかなか面白かったです。
今回は同時に限定発売された、もうひとつのカーキアイテムをご紹介していこうと思います。
目次
キャンメイク クリーミータッチライナー 08
マッチャカーキ 715円(税込)
とろける描き心地がたまらない!
1.5mmの超極細ジェルアイライナーくっきり濃密発色!きれいなラインが長続き。
1.5mmの超極細芯で、まつげのすき間埋めもラクラク♪
繰り出しタイプなので使いやすい!
一度乾いて密着すれば、とにかく落ちにくい!
かの有名なクリーミータッチライナーなんですが、これが初めての購入です。
たいてい出しすぎる。
このくらいでも塗ると折れちゃうくらい柔らかい芯です。
私のアイライン、「線を引く」というより「面を塗る」なので、どうせ減るしと思って多めに出して折ってしまう。
細芯ライナーで必ずやる失敗です。
どうぞ皆様におかれましてはくれぐれも出し過ぎないようご留意ください。
ほどよく緑感じるブラウン系カーキ
本当にとろける描き心地!
やわらかく、なめらかで、するんするんです。
色はどちらかといえば茶色に近いグリーンカーキですね。
緑を感じるブラウン、とも言えるかも。
シルキースフレアイズのアーバンカーキとの相性は当然抜群。
アーバンカーキ同様、黄み吸って青みやグレーが強調されてしまうタイプの人民だと問題が発生するカラーではあると思いますが、アイシャドウで乗せるよりはアイラインの方が取り入れやすいとは思います。
私の場合は「緑系のカラーライナー」としてではなく「黒や茶色のアイラインの範囲」としてカーキを使っているので、かなりアリなカラーです。
下がいつも使っているUZUアイオープニングライナーのカーキ。
僅かにUZUの方が色濃いですが、同じ傾向のカーキですね。
きちんと緑を感じるグリーンカーキを求めている方は、もっと緑寄りのカラーをお求めになった方がいいかもしれません。
剛柔併せ持ったアイライナー
全く引っ掛かりを感じない柔らかくなめらかな描き心地は感動レベルで間違いないんですが、それは散々アピールされて知ってたし、疑ってなかった。
疑いの余地があるとすればそれは「とにかく落ちにくい」と謳っていることだ。
ご存じのとおり私の瞼、まつ毛の生え際を完全に覆い隠してもまだ有り余るくらい重たいです。
アイライナーは瞼の内側に描かれるわけで、常に皮膚の摩擦に晒されてしまう。
だからジェルライナーってどんなに落ちにくいものでも少しは滲むし、下まぶたへの転写は避けきれない。
その上、まつ毛の際を埋める程度の極細ラインを描いたところで、時間とアイライナーを消費する以外、この宇宙に何の影響も与えられない。
つまり見えないから意味がない。
アイラインは汗水湿度摩擦に強いリキッドで、チラ見えする範囲までぶっとく。
そのように生きてきたのだから、まず「極細」は嬉しくないし、チョコレートみたいにとろけるようなやつはどうせ瞼の上でもとろけるんだろうという疑いを捨てきれません。
どんな瞼でもパンダ目にならない方法があった…
しかし、それは本当だった。
クリーミータッチライナー、落ちにくさの点でも本当に素晴らしい。
普通に生活しているだけなら滲みや下まぶたへの転写が全く気になりません。
あのやわらかさからは想像できないこの強さ、剛柔併せ持つ立派なアイテムです。
さらに安さも兼ね備えているのだから、さすがキャンメイク。
疑って悪かった…私を許して…
滲みや転写が「全くない」ではなく「全く気にならない」なのは、少しは滲みや転写があるからなんですが、自分の瞼の構造上仕方ないと思う範囲です。
しかもカーキのシャドウにカーキのアイライナー、アズキのシャドウにアズキのアイライナーという組み合わせで使うので、本当に「全く気にならない」んですよ。
最初は全く滲んでない!?転写もしてない!?!?ってマジで感動してしまったくらいです。
人類、パンダ目にならない!っていう呪詛を20年くらいは唱えてるんじゃないかと思うんだけど、パンダが嫌なら黒を使わなければいいという究極の答えに辿り着いてしまったのか…
キャンメイクの限定色に望むことはひとつだけ
本当に気に入ったんですけど、懸念されるのはやわらかテクスチャなので減りが早いことですね。
しかも「アイラインが面」なので消費が激しいし、折るし(折るな)、このマッチャカーキは限定だし…
なので願いを込めて書きました。
よろしくお願いします!
※2022年4月、定番化しました!ありがとうございます!
07 アズキブラウン
感動のあまり、すぐに新色のアズキブラウンも買い足しました。
アズキカラーもカーキ同様日常使いに取り入れられそうだなとは前から思っていたので、チャンス到来です。
アズキ色の中でも紫少な目の、臙脂や赤茶に近いようなカラーですね。
ブラウンだし色もわりと暗めなので、抜け感がなんぼのもんじゃい(でもオシャレなカラーライナー使ってみたい)派閥の方でも安心してお使いいただけると思います。
アズキに転生させられたトパーズピンク
こちらは、アズキブラウンと一緒に「アズキ仲間」として売り場展開されていたシルキースフレアイズ06です。
クリーミィタッチライナーの「マッチャカーキ」とシルキースフレアイズの「アーバンカーキ」はどちらも2021秋の限定色なんですが、こちらのシルキースフレアイズは新色でも限定でもない既存色。
その名を「トパーズピンク」という。
「くすみピンク」のパレットとしてデビューしたにも関わらず、ある日突然「今日からアズキ色な」って言われて、アズキの仲間に入れられてしまいました。
私、シルキースフレアイズのトパーズピンク!どこにでもいる至って普通のくすみピンクのアイシャドウ!
— めんどくさいけどメイクしたい暮らしのつむりッティ (@makemendokusai) 2021年9月22日
でもあるとき「おまえ今日からアズキ色な」って言われちゃってもう大変😭!
一体私これからどうなっちゃうの~~~😭😭!?!?!?
でもアズキと言われれば立派にアズキに見えますね。
実際これの右下の色、めちゃくちゃいいあずき色です。
トパーズピンクと運命の出会いを果たす
基本的に締め色が薄いシルキースフレアイズの中でも薄付きで、「締め色がない」と言ってもいいくらいの発色なのがこのトパーズピンク。
これ使っていつも通り黒っぽいアイライナーを使うと、アイラインとアイカラーをつなぐポジションの色が存在しないのでアイライナーが浮いてしまう。
だから臙脂っぽい色はめちゃくちゃ好きだけど使いにくい、そういうパレットでした。
それがアズキブラウンを加えたらどうでしょう。
すっかり見違えました。
最初から出会う運命であったかのように、しっくりきてます。
ちょうどアズキブラウンが「締め色」にあたるようなカラーになってて、自然に繋がる感じがする。
トータルではいつものメイク、好みのメイクよりも薄めの仕上がりになるけど、薄いとか濃いとかよりも大事なのはバランスだなあと強く感じました。
締め色が世界から消えてる!?とか言ってたけど、そもそもKATEとか、あんなにうっすいアイライナーが成り立つ世の中なんだから、アイシャドウが前と同じ濃さでいるわけないんだよな。
なんだかいろいろと「気づき」があった。
私たちは欲深いのである
以前は自分にとってはあり得ないと思っていた「抜け感」アイメイク、最近はその良さも少しずつ分かってきたけれど、まだ「物足りない」感覚は捨てきれていません。
当然、捨てる必要もないのだけど、トレンドも楽しみたいという「欲」もある。
話が逸れるのでここで深くは語らないけど、「PC気にせず好きなもん使え」とか「時代遅れとか気にせずスタイルを貫くのがかっこいい」というのはものすごく正論です。
だからこれは「欲」なんです。
私たちは欲張りだから、好きなものを使いつつ、似合うものも使いたいし、信念を貫く一方で、トレンドのアイテムも使いこなしたいのだ。
だから女の子って(子じゃなくても女じゃなくても)本当に楽しいですよね!
CANMAKE TOKYO!
クリーミータッチライナー、ビターキャラメルやフォギープラムも気づいたら買ってる気がします!
ではまた!