引きこもってる間にほとんど夏って感じになってきたんで、本格的に日焼け止めの話をしないといけません。
本日は、2024年発売の日焼け止めの中では一番の目玉商品なんじゃないかと思っている、ビオレの新ミストを使ってみます。
ビオレのミストといえば「瞬感ミスト」
2022年に店舗限定で発売すると瞬く間に売り場から消え、2023年定番商品となると夏の新常識になる勢いで大人気アイテムとなったミストタイプの日焼け止め。
昨夏、舞浜では右も左も前も後ろも瞬感ミスト使ってて、ボンヴォヤージュに売ってたっけ?ってレベルでした。
2024年は新ミストが新常識になるんでしょうか。
※価格は私調べです
ビオレUV アスリズム プロテクトミスト
SPF50+ PA++++ UV耐水性★★
2200円(税込)
過酷な環境※1にも耐える
最高クラス※2UV
※1:過酷な環境=高温多湿環境(40℃、湿度75%)
※2:ビオレUVシリーズ内における、UVカット効果(SPF50+ PA++++)および、高温多湿環境での塗膜の落ちにくさ
「ちゃんと」「強い言葉で煽る」ことはものすごく手間だぞといういい見本。
そんな「Athrizm(アスリズム)」は、ビオレUVの中でも一番強そうな面構えをした赤いやつです。
2024年全面リニューアルされて、このミストと、ジェルと、スティックの3種類が発売されてます。
ムラなく浴びる全方位密着ミスト
今回発売されたこのプロテクトミスト、最大の特徴が
「瞬感ミスト」の約3倍の噴霧量のロングプッシュスプレー
です。
「瞬感ミスト」がなんでそんな流行ったかって言うと、缶スプレータイプの日焼け止めは使いにくい場面が結構あって、そもそも缶スプレーを忌み嫌う人も結構いるからですね。
缶スプレーのタイプの日焼け止めは、塗り直しのしやすさや日焼け止めクリームを塗りたくない人には人気の形態。
サンカットが有名。
ガスのスプレーは噴射の勢いがいいのが利点ではあるんですが、外出時の塗り直しが手軽な一方で周囲に人がいると使いにくい。
そして私のように、部屋の隅に「使い切れず捨てられず処分に困った缶スプレー墓場」を作ってしまうタイプの人間はもう”缶スプレーを買わない”ことでしか平穏な生活は送れない。
だから、噴射の勢いは劣るものの、処分がしやすく、舞いにくく、いつでも使いやすい「ミストタイプ」が市民権を得るのに時間はかからなかった。
それでさらに「噴射力」まで得たら、それはもう完璧じゃないですか?
ガス缶タイプが存在する理由なくなりませんか?
「完璧な存在」に感じるのはいつだって「脅威」と「懐疑心」である。
完璧などというものが存在していいのか。
そもそも存在し得るのか。
存在するのだとしたらそれを真実として受け取っていいのだろうか。
私は自分の中の僅かな正義を奮い立たせ、震える手を抑えつけながらその霧を噴射した。
結論は先に言おう。
今年もみんな瞬感ミストを買ってくれー!!!!!!!!!!!!!!!!
<完>
アスリズムは悪くない、瞬感ミストが悪い
いや、完全なる個人の感想ですけどね、2200円って高くないっすか…
確かに、噴射量は多いです。
https://x.com/makemendokusai/status/1804289864197984696
↑瞬感ミストとの比較動画です。
何故かツイートが埋め込まれずただのリンクになっちゃうのでお手数ですが飛んでください…
あと、日焼け止めとしての効果も、アスリズムの方が高いのかもしれません。
私は焼け比べみたいなことはしてないので分かりませんが、単純に数字のスペックでアスリズムが上回る点と、公式の「ビオレ内最強クラス」の言葉からそうであると考えられます。
ただ、その噴射量と、強さがあるにしても
瞬感ミスト 1188円
アスリズム 2200円
のその差が埋まるかというと、どうだろ。
(花王公式オンラインショップ My Kao Mall調べ、税込)
噴射量は確かに多いけど、「量」の話と、瞬感ミストよりはっていう話で、勢いが強いかというのはまた別の問題なんですよね。
そこはやはりまだガススプレーの存在価値ある。
あと焼けにくさっていっても、ミストにそこまで焼けないことを求めてないかも。
本当に焼けたくなかったらミストでは済まさないし。
あくまで一時しのぎや、焼けるのはいいけど火傷にならないためくらいの感覚。
もちろんその効果が高い方がいいけど、やはりこの価格差はネック。
ちなみにこちらも顔面への直接噴射は推奨されません。
決して悪いものではない。
それどころかいいものだと思う。
瞬感ミストが存在しない世界でこれが発売されたら、
これは2200円の価値ありぃぃぃぃぃ!!!!!!!!!!!やはりビオレ最強!!花王の力!!
って騒いでたと思う。
瞬感ミストがあるのが悪い。
瞬感ミストがあるなら瞬感ミストでいい。
瞬感ミストが悪い。
アスリズムプロテクトミストを買った方がいいのはこんな人
だから瞬感ミストで満足している人には多分いらないんですけど、瞬感ミストに不満がある人、アスリズムの方が合ってる人っていうのもいると思うんで、どんな方にアスリズムプロテクトミストがおすすめなのかを書いてみます。
少しでも噴射多い方がいい人
そこを求めるならスプレーでもいいんじゃないと思うけど、やっぱり行列の中でスプレーするのとかって躊躇われますからね。
生誕時に魔女の怒りを買って缶スプレーを買えない呪いにかかってる人もいますし。
背中がガバーっと開いた服を着てるとか、少しでも手間を省きたい人とか、腕毛が濃いとかだと、瞬感ミストよりこっちがいいかもしれません。
見た目
以前男性向けの日焼け止めの話をしたときに、日焼け止めのパッケージや日焼け止め売り場が男性を向いていない、っていう話になったんですよね。
↑の記事に対してそういう声があって、↓でアンサー的なの書いてます。
瞬感ミストが女性的とは思わないけど、色も、形もころんとして可愛らしいし、「自分向けではない」と思う男性がいてもおかしくはないかも。
それに比べたらこの角ばった赤の方が手に取りやすいかもしれません。
「最強」だし。
香りの好み
結構ここで割れるかもしれません。
瞬感ミストは、アルコールとシトラスが混ざり合って、いかにも「夏」って感じ。
日焼け止めとかシーブリーズみたいなのとか、そういう夏の化粧品といえばこんな感じっていう香りです。
アスリズムプロテクトミストも夏の香りなんだけど、こっちはユーカリエキス配合で完全に虫よけスプレーの香り。
ざっくり言うと瞬感ミストの方が「化粧品」で、アスリズムは「医薬品」っぽい。
アスリズムの方が薬っぽくて嫌っていう人もいるだろうけど、瞬感ミストの化粧品っぽい香りが嫌な人にはこっちの方がさっぱりしてていいかも。
あと香りの持続力もアスリズムの方がない気がする。
ちなみに瞬感ミストってめちゃくちゃアルコールきついんですけど、アスリズムがさらにきついかというとそんなことはなく、同等って感じです。
私はいくらか使用感がマイルドなサンカット派。
金が余ってる
1000円か2000円かってそんなに悩む違いなの?同じじゃない?っていう人はアスリズムでいいんじゃないでしょうか。
最後はさておいて、総じて男性が手に取ることを意識した商品なのかな?と、これを書いてみて思いましたね。
瞬感ミストのデザインや香りが引っかかってた人にはとてもいいと思います。
あと虫も寄ってきにくいかもしれない。分からんけど。
自分にはアスリズムが向いてるかも?って方は是非アスリズムを手に取ってみてください。
私は結構これに期待してたんで、若干がっかりしてるところはある…というか、2月に紹介したときは価格が分かってなかったんですよね。
買いに行って2000円くらいだったんで本当に驚いた。
アリィーより高いじゃん。
アスリズムってアリィーより格上なの?
どうしても「ビオレ」って庶民が手に取りやすい印象あるけど、最近は結構ちゃんとした値段するものが多い気がする。
その分、アクアリッチジェルにしろこういったミストにしろ、容器で差をつけられるのがさすがの花王だなとは思うんですけどね。
蓋が分離しないアクアリッチは2024年もスタメン級。
あと、今回同じくアスリズムから発売となったスティックタイプの日焼け止めも買いましたので、次回紹介します。
ミストはボディに、スティックはメイクの上からの塗り直しに便利です!
ではまた!