前回はガッテン塗りの詳細をお伝えしまして、今回は常にどこかで論争が起こっている化粧水不要論についてです。
結局化粧水はいらないの?
ガッテンの内容を見てお分かりいただけたと思いますが、これって乾燥肌対策であり、保水力を高めることに特化した話ですよね。
なので結論は
・保水力を高めることにおいて化粧水は不要
・スキンケアに化粧水が不要とは言ってない
というかんじだと思います。
(そもそも番組では不要とも言ってないんですけど、ガッテンの保水力アップ対策にはクリームしか登場していないのでひとまず不要ということにします)
スキンケア=保湿だけではない!
スキンケアには保湿以外にも、美白とかニキビケアとかシミ予防とかいろんな意味合いが含まれています。
成分によっては水に溶けやすいとか効果が出やすいとか、理由があって化粧水という形をとっているパターンもあると思うし。あんま知らないけどそのへん。
だから保水力アップ、保湿に限って言えば不要かもしれないけど、だからといってスキンケアに化粧水が不要というのは飛躍しすぎています。
化粧水が必要か不要かという話になると
一部の例だけ取り上げて化粧水絶対悪とするべきではない
ということになりますね。
化粧水不要論はこれに尽きる。
ガッテン塗りやってみようかなどうしようかなという方
そう言われても自分にとって何が必要なのか分からないよ、だから何か答えが欲しいんじゃっていう方も多いと思います。
まぁガッテン塗りに関してはそんなにリスクのある話じゃないので、とりあえずやってみたらいいんじゃないでしょうか。
もし、化粧水をビシャビシャにつけてもパックしても乾燥しているというのであれば、それはじゅうぶん試す価値があると思うし、逆にいろいろつけても乾燥してないのならそれでいいんじゃないでしょうか。
「肌のターンオーバーを正常にすること」がガッテン塗りの本質ですから、乾燥以外の悩みにも対処できる可能性もある気がします。
劇的に何かが良くなるというプラスアルファの美容ではないと思うけど、漠然と今のスキンケアがよくない気がする、自信が持てない、というのなら一度試してみる価値はあるかもしれません。
美容専門家でもなければ、研究熱心でもない、そこらの女子高生よりもそのへんの意識低い系女子(30代)の個人の感想です。
一度決めたスキンケアに縛られる必要はない!
そもそも、何も毎日クリームだけにしなければならない!というわけではないと思います。
一時的に置き換えてみるとか、週に一度やってみるとか、そういう方法もあると思います。
私も実際年中ガッテン塗りだけしているわけではありません。
夏場は日焼け止めを塗ったり、クレンジングを毎日したり、日射しを浴びたりして、乾燥ではないけれど他の季節よりガサガサというかゴワゴワというか、直接クリームを塗りたくない状態になりがちで、そういうときは美容液や化粧水を追加してます。
自分にとって「化粧水が必要な状態」がどんな状態か、自分で分かってきているのかもしれません。
乾燥してるな、と思ったら使ってます。
昔はこういう指南をされると腹立ってましたけどね、それがわからないから聞いてるんだろうと。
それが分かるようになったんですよ。
だから分からないということはいらない、という説もある。
なお、化粧水や美容液は記載されている使用量以上はつけないです。化粧水は不要ではないと思うけど、ビシャビシャに大盛り使う意味はないのかなーとは思ってます。
あと、化粧水をつけるにしろつけないにしろ、顔を洗い終わったらorお風呂から出たら、時間を置かずに即スキンケアをしてます。
時間が経てば経つほど水分が失われると思うので。
お風呂から出てパンツはいてパジャマ着て髪乾かして、お部屋に戻ってスキンケア♪なんてやってたら絶対化粧水が必要になると思います。
そのお風呂出た瞬間の感覚で、「今日は水分補給もいるな」っていうのを判断してる。
ま、正しいかはわかりませんが。
スキンケアってすぐに結果が出るわけではなくて、何週間も何ヵ月も試してみないと分からなくて、場合によっては何十年後に返ってくるかもしれないから、今自分のしていることが正しいのか、どの説を信じたらいいのか、不安になるのは仕方ないですよね。
だからこそ美容系ユーチューバーは人気だし、いろんな人の意見を聞いてみたいし、自分も拙いながらも発信していきたいし、ステマのサイトは消えてほしい。
以上です。
以下は雑談。
化粧水を使わなかったらどうなったの?
じゃああなたはガッテン塗りをしてどうなったのさ?
いいと思ったから続けてるんでしょう?
それを教えろ
はよ
という話になってきますが、私としては化粧水を使わなくなって何かが変わったから続けているのではなくて、簡単に言えば
化粧水を使わなくても何も変わらなかった
から続けています。
今はグリセリンフリーでいろいろ悪戦苦闘し始めたり、加齢もあって事情は少し変わりましたがそこは今はおいときます。
私は鼻の毛穴と脂浮きだけが悩みで、それ以外の悩みはありませんでした。ニキビとか乾燥とかシミとか、そういうトラブルに悩まされてはいなかったので、クリームだけにしたことによる効果は何も感じませんでした。
鼻に関しては保湿して肌をふっくらさせたら治るとかきいて化粧水パックしたりしっかりクリーム塗ったりしても変わらないし、物理的に角栓をもぎとるケアは一時的なものでしかなく場合によっては悪化するのも経験上知っていましたし、いじりすぎない方がいいとかいわれてほったらかしたら汚さ増すだけだし、私の鼻は化粧水の有無くらいで何かが変わるものではないです。グリセリンの有無では変化がありましたが。
とにかく効果があったのかと言われたらないです。
ただ、何も変わらない。
何も悪いことが起こってない。
それなら化粧水つけなくてもいいじゃない。ということになりました。
ガッテン塗りのレビューなどを探してみると、やっぱり変わらないからやっているという人もいれば、高級な基礎化粧品を使いまくっていたのをガッテン塗りにしたら前よりよくなったという人もいます。
私はその前からたいしたスキンケアをしていなかったので変化がなかったけど、いろいろやっていた人ほど効果が実感できるのかもしれません。
化粧水を使わないことに抵抗はなかったのか?
めちゃくちゃありました。
ガッテン塗りを知るまで、スキンケアの主役は化粧水だと思っていました。
メインとして化粧水ありきで、化粧水を迎え入れる準備のブースター、肌に浸透した化粧水を逃がさないための乳液やクリームというイメージで、化粧水以外のすべてのアイテムは化粧水の補佐役のように思っていた時期がありました。
最近はどうかわからないですけど、10代で見聞きしたものや、美容業界のCMなんかもどうもそういう印象だったと思うのですが、皆さんはどうだったでしょうか。
化粧水は安いものでいいからたっぷりと使え!とか常識化していた気がするのですが。
だからガッテン塗りを知ったときは、非常に極端な美容法に見えたのです。
おしり拭かずにパンツ履くぐらいの常識はずれに感じていましたよ。
きっと同じように化粧水を使わないなんてこの世の理から外れている、すべての常識が覆る事態!と思っている人がたくさんいるから、化粧水不要論争に終わりはないのでしょう。
じゃあどうして覆ったのさ
もうあまり覚えてないのですが、やはりガッテンをちゃんと見て理屈を理解したからですかね。
ためしてガッテンは母が毎週見ていたので、ガッテンの言ってることは正しいという刷り込みもあったとは思います。
あとはもともと顔はあまり触るもんじゃないいじりすぎない方がいいということを信じていたことがひとつ。スクラブとかピーリングとか怖くてできません。
化粧水信仰が日本だけだと見聞きしたのがひとつ。これは気候もあるし実際に調べてないので一概には言えないと思いますが。
そして肌は水分をぐんぐん吸い込みやしないだろうと気がついたこと。
肌がぐんぐん吸い込むとか、入らなくなるまで化粧水を入れるとか、じゃあお風呂入ったらぐんぐん吸い込むの?蒙古タンメン食べたらどうなっちゃうの?と思ってしまったのです。
肌は排泄器官、なんていう言葉もありますね。
もちろんつけても意味なんかないって言いたいわけではなくて、化粧水への比重や考え方が変わったということです。
このへんを過信しているわけではなく、ひとつの説として頭に入れている程度です。その積み重ねでじゃあやってみよう→あれ、これでよくね?ってなかんじです。
先に言った通り、化粧水が無意味なもの、害になるものではないとは思っていますし、年中クリームだけを使っているわけではないです。
ガッテン塗りや化粧水不要論を信仰しているというよりは、化粧水絶対必要論を信じてないというのが正しいかもしれません。
許容の範囲が広がったのです。
ただ、クリームだけでもいいんだということが分かったことで、生活は変わりました。
次回、本題である「めんどくさがりはガッテン塗りしとけ」をお話しします。
更新が遅くてすみません。