お待たせしました。
前回に続きまして金ピカホリデー、ロレアルパリ編です。
時はゴールドラッシュか。
この度ロレアルパリから発売されたのは
- ルージュシグネチャートッパー2色(限定・うち1色PLAZAロフト限定)
- エレクトリックナイトアイシャドウパレット(限定)
- ルバーアブラッシュの新色ハイライト(定番)
アイシャドウパレットは購入せず、ハイライトは買ったけど限定ではないので、本日はルージュシグネチャーの限定2色を取り急ぎ(発売から一週間経過ですが取り急ぎといったら取り急ぎ)紹介します。
ロレアルパリ ルージュシグネチャー トッパー
限定2色 各1800円(税抜)
ルージュシグネチャートッパー
ルージュシグネチャー用のトッパーなのか?
ルージュシグネチャーから出たトッパーなのか?
多分そのどちらでもある。
「繊細なキラめき&さらっと軽い付け心地」のトップコートとのことです。
既存のルージュシグネチャー(左)は本体が磨りガラスみたいになってますが、トッパーは透明で蓋部分もキラキラになってます。
使いやすいアプリケーターは従来商品と同じです。
211 ローズゴールド
211はピンク系のゴールド
212 ピュアゴールド
212は完全なるゴールド
こちらはPLAZA、ロフト限定商品です。
ひとつずつ紹介するつもりで商品のソロ写真を撮影したんだけど、連日のラメ撮影に疲弊しきってスウォッチはまとめて撮りました。
ラメ、きらい。
上 211ローズゴールド:塗ってみるとピンクではなかったメイベリンのシャンパンゴールドと見た目は似てますが、こちらは塗っても見た目通りのピンク系でした。
下 212ピュアゴールド:名前通りの純粋な金。今まで手にしたゴールドリップはもれなく多色ラメ、少なくとも赤系のラメは混ざっていたのですが、こちらは金です。ただただ金。ちょっとは混ざってるけど、ほぼ金。
本体に色はなく、ラメもわりかし大きめ、塗るとラメ同士が適度な距離感を持って散らばるため、全然写真に写らない。やめて。
特にピュアゴールド。写って。
よって上の2枚はかなり厚塗りしてます。べったりと。
ローズゴールドの方がラメが細かくて詰まってる気がする。
上二つがロレアルパリで下二つがメイベリンです。
細かいラメがギッシリ詰まってるメイベリンと、大きいラメが点在するロレアルパリの違いをお楽しみいただけるかと思います。
ロレアルパリとメイベリン、同じゴールドリップですが全然違います。
というかこのロレアルパリが結構特殊です。
メイベリンの方は今まで出会ってきたゴールドリップと同じ属性、ツヤが出て繊細で濃密なラメが全体的に光る感じ。
ルージュシグネチャートッパーは見た目はゴールドグロスですが、本質は別物のようです。
ここが違うよ!ルージュシグネチャートッパー
ここではルージュシグネチャートッパーの溢れんばかりの魅力を余すところなくお伝えしていこうという身の丈に合った努力は極力する方向の予定です。
グロスのようでマット仕上げ!
まずこれってやっぱりルージュシグネチャーなんですね。
サラサラとした水っぽいテクスチャ。
時間が経つと完全に乾き、マットに変化する。
既存のルージュシグネチャー同様の使い心地になっています。
見た目は完全にニュアンスチェンジ用のグロスなんですけど、触っても全くベタつきがないどころか、サラサラで全く手につかないし、その質感はマット。
ニュアンサーではなくあくまでもトップコートなんですよね。それにラメが入ってる感じ。
使ったことないけどコーセーのリップコートとかもこんな感じなのかな?
グロスはもちろんリップスティックタイプであっても、過去手にしたニュアンスチェンジリップはすべからくツヤ仕上げだったので、これはかなり新鮮です。
とくにルージュシグネチャーというのはマットリップなので、マットな質感が好きで使うわけですから、その質感を損なわなずにニュアンスチェンジが出来るというのは素晴らしいと思います。
ラメが大きいよ!
先ほどの説明、おぼえてるかな?
「繊細なキラめき&サラッと軽い付け心地」
サラッと軽いつけ心地に関しては前の項がその部分の話になると思います。
この項では繊細なキラめき部分についてのお話になるんですけど、前述の通りラメはそこそこ大粒です。
繊細とは。
せん‐さい【繊細】 の解説
[名・形動]1 ほそく小さいこと。ほっそりとして優美なこと。また、そのさま。「繊細な指」
2 感情などがこまやかなこと。また、そのさま。デリケート。「繊細な感覚」「繊細な神経」
goo国語辞書より
まあ多分、私の思う繊細と、ロレアルパリの思う繊細は違うんだと思う。
辞書の言葉でいえば、きっと1ではなく2の感情的な部分を言ってるんだと思う。
毎回ロレアルが繊細という言葉を使うたびに、「せんさい…???」となってたけど、こっちがロレアルパリの意図をうまく汲み取れていなかっただけだ。
感情は他人の物差しで測れるものではありません。
だからこういうことは言ってはいけない。
ロレアルパリの繊細って「私って繊細なんですよー」っていう図太さみたいなもんか
— つむり (@makemendokusai) 2019年7月23日
ラメが消えるよ!
さて、そんな大胆なラメの使用感です。
ルージュシグネチャー130に重ねてみました。
こちらもやっぱり写真に写ってもらえるように多めに塗っております。
ルージュシグネチャーが乾いてからこれを塗れば、トッパーにより溶かされることもなく、ルージュシグネチャーのマット感も損なわれることがありません。
ただちょっと乾くと白っぽくなるかな?
オレンジブラウンにはやっぱりゴールドが合っています。
ピンクの方はここまで赤みの強くないブラウンとか青みカラーに乗せるのが合いそうです。
角度を変えてみたもの。
従来のゴールドリップだとたいていテクスチャそのものがツヤだし、全体にゴールドが乗るので、光の加減でニュアンスは変われど、常にきらめきをまとっていることに変わりはありません。
これの場合テクスチャはマットだしラメが散りばめられた形になるのであまりギラギラとしすぎない印象。あ、これか、繊細さ。
そしてこの仕様、光が当たらなければあまりラメが目立たず、角度によってラメが光りだすのが結構面白いと思いました。
今写真撮るつもりじゃなく手に乗せてみたやつが分かりやすかったわ。
光を浴びたときの煌めき。
角度変えて反射がないようにすると存在感が一気になくなりました。
こんな感じなのでぱっと見はいつものルージュシグネチャー、角度によってラメがチラチラと輝くというトリッキーな仕上がりです。
コスメのラメに関してはどうしても「繊細で濃密」なものが高級感があるという認識になりがちだと思うんですけど、これはこれで華やかさがあるし、控えめさと大胆さの共存みたいな感じも面白いです。
ロレアルパリの繊細さが少し分かってきたかもしれない。
まとめてみる
ルージュシグネチャートッパーについて、2%くらいはお分かりいただけたでしょうか。
よいところ
マットリップのマットを侵害しない
重ねるときに元のルージュシグネチャーを溶かしたり持って行ったりしない
リップが落ちにくい、色移りしにくい
ツヤツヤギラギラしない
ラメがトリッキーに光る
気になる点
マットにこだわらずゴールドのニュアンスチェンジリップを欲してるのであればこれじゃないかもしれません。
そしてルージュシグネチャー本体が、パリパリにはならないけどそこそこ乾燥はするので、その上からこのトッパーをつけるのはこの唇が乾燥する季節には結構厳しいものがあります。
とりあえず家でつけて飲食したり過ごしてみた感じだと、飲食しても落ちない、ただ乾燥して縦ジワが目立ちまくってそうするとラメもなんだか貧乏くさく見えてきてしまった。
早くうるおいのあるものが塗りたくなりました。
人によるとも思いますが、なかなか真冬は厳しいものだ。
まあ個人的には通常ルージュシグネチャー単体で使うときもわりと早めに潤いのあるリップで直してしまうので、終日これで過ごすってことはないからいいのかな。
あとラメが大きいし、乾くと取りにくいので、塗るときははみ出さないように注意されたし!
ゴールドリップ大集合
ルージュシグネチャートッパーがほかのゴールドと比較するようなものではなかったのだけど、前回ここでやると言ってしまったのでやりますね。
「マットなものではなくて普通にゴールドグロスみたいなものが欲しかったからルージュシグネチャートッパーは違うかもなあ」と思った方はこちらを参考にしてみたらいいかもしれません。
この数のほぼラメだけのリップを同じように光を当てて全てがちゃんと見えるように撮るような芸当は無理でした。このくらいで勘弁してほしい。
5人もいれば一人は目つぶってたり微妙な顔で写ってたりしてるだろ。
一応雑に解説してみます。
212、異質ですね。
メイベリン シャインコンパルジョンc GLD84、この中でもかなり派手に金ピカにも関わらずラメが繊細でザラつかずかなり上出来。
KANEBOモイスチャールージュ12、ツヤ、ラメの輝き共にこの中ではナンバーワン。赤みもある。色やラメ感はメイベリン84とかなり似通っているけど、やっぱり値段が何倍もする分、輝いてる。ただジャリジャリ感がある。
コフレドール シンクロスキンルージュGD-01とメイベリン GLD83、上の2つに比べるとゴールド、黄色みは落ち着き、繊細な多色ラメの感じ、似てる。シャンパンゴールド。
リップフォンデュ、リップ自体に黄色みがあり、ラメ自体はそこまでたくさん入ってない。やわらかくベタつきがあり、スティックだけどグロスっぽい。
シャネル ルージュココグロス774、ほぼクリアグロスでほんのり黄色い。その中に繊細なラメが主張しすぎない程度にチラチラと光って美しい。ラメよりグロスのツヤの方が強い。
ルージュシグネチャートッパー以外のゴールドを比較してみると、個人的には値段と仕上がりの点からメイベリンのホリデーがかなりいいと思います。
限定を買い逃したりリピートを考えると、GLD83はコフレドールで代用できそうで、GLD84はKANABOか、もっとお手頃なものだとロレアルパリにもゴールドリップがあります。
買わなかった限定パレット、パッケージがスノードームみたいになってて凄いし、中もあまりない配色で凄いんだけど、買っても使う未来が見えなかったのとかなり大きかったので買いませんでした。
メイベリンと同時じゃなければ買っちゃったと思うけど。
外装だけでテンション上がるから是非一度見てみてほしい一品です。
たぶんこれで、年内の新アイテム購入予定はなくなったと思います。たぶん。
ちょっとベスコスとか考えてみますかね。
年内に発表されるかどうかは神のみぞ知る。
ではまた!