めんどくさいけどメイクしたい

きれいになりたいけどめんどくさい

極厚一重・奥二重のビューラーのタイミングについて語る

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初手ビューラー。

これが私のアイメイクの定石。

短い上に厚い瞼にその半身を覆われたまつ毛を上向きにカールすべく、長年の試行錯誤の末、いつしかこうなった。

 

メイクに正解も不正解もないとはいえ、これはいわゆる「スタンダード」ではないらしいということは察しがついている。

昨今「他人がメイクしている姿」を気軽に見られるようになったけど、初手ビューラーの使い手にはお目にかかったことがない。

いるんだろうけど、かなりの少数派であることに間違いはないと思う。

 

そもそも人によって目の形、まつ毛の生え方は様々で、いろんなメイクの方法、手順が存在するし、主流と呼ばれるものはあっていい。

とはいえこの広大なインターネットの海においても「初手ビューラー」の提唱者があまりにも少ない、または深く深くに沈み込んでいると感じたので、メイク、ビューラーに悩める人類にとってひとつの選択肢となればいいと思って、今日はそんな話がしたい。

 

結論を先に言えば、

まつ毛の生え際が厚いまぶたに覆われていてまつ毛が上がりにくい人ならビューラーは最初にしたらいいんじゃない?

というお話。

 

目次

 

ビューティー系ユーチューバーの衝撃

以前もどこかで書いたけど、数年前「メイク動画」というものを気軽に見られるようになって、私は衝撃を受けた。

人々があまりにも簡単にビューラーを使いこなしているからだ。

眉毛の書き方、アイシャドウの塗り方、使用アイテムやその使用方法など、非常に丁寧に紹介していく中にあって、ビューラーの項目はいたって簡素。

 

「ビューラーしまーす」

「(右目)カチャカチャ」

「(左目)カチャカチャ」

「マスカラはこちらを使いまーす」

 

一瞬!

まばたきでもしたのかというくらいの速さでまつ毛が上がった。

「瞬く間」とはまさにこのこと。

もしこれが料理のレシピだったら、「蓋を取る」とか「剥いた皮を捨てる」くらい重要度の低い工程だ。

動画には映っていても文字で書かれたレシピでは省かれていてもおかしくない。

私にとってはまつ毛を上げることは料理の味を決めるくらい重要な工程だから、これは衝撃的な出来事だった。

 

そして誰もが、アイメイクを綺麗に仕上げてからビューラーを使っていた

当時の私はメイクに自信があったわけではないし、自分が上手にまつ毛を上げられないのはビューラーの使い方が間違っているのかとも考えていた。

だからそのビューラーの使い方や、メイクの手順を真似してみたりもした。なんと健気なことだろう。

それでも私のまつ毛が動画の中の女子たちと同じように上がることはない。

何度も何度も繰り返し角度を変えて挟まねばならなかったし、ビューラーを温めないと全くカールが出来ない日もあったし、繰り返し瞼に押し付けられるビューラーにはアイメイクが醜くこびりつくだけだった。

 

冷静になって考えてみると、彼女たちは私よりまつ毛が長い。

だからそんなに根元から上げなくてもいいんだ。

そもそも私は根元からまつ毛を上げることで瞼までもを持ち上げている。

彼女たちはそんなことをしているだろうか。

してない。瞼に影響を与えるようなまつ毛の上げ方はしていない。

綺麗な二重まぶたの彼女たちにはその必要がない。

もし根元からまつ毛を上げたところで、持ち上がる瞼の肉がない。

ビューラーのプレート部分がまぶたにめり込んだりは決してしないのだ。

めり込むどころか触れることさえないのではないのか。

 

 

人類は二つに分けられる。まつ毛の生え際が見えている者と、見えていない者だ。

自分が「一重まぶた」であることは、当然幼少の頃に気が付いている。

一般的に可愛いとされる「ぱっちりした目」からは対極にあることも気が付いていたし、それが一重まぶたによるものだということも分かっていたはず。

 

でも、具体的に「まつ毛の生え際が見えている人と見えていない人がいる」ということは考えたことがなかったような気がする。

 

同じ人類、日本人、生物学上女性であっても、同じ部位と考えていたことが間違いであった。

いくらビューラーの正しい使い方とかを読んでもうまくいかないわけだ、別の部位だったのだから。

それを知っただけでもだいぶ参考になった。

私は私のやり方を模索していくしかないのだと、舵を切るきっかけになった。

数々のメイク動画は、直接的にメイクの方法を学んだというよりも、「自分は同じようにやっても同じようにならない」「この方法は参考にならない」という方向で非常に参考になった。

 

私に二重幅はないし、アイホールがどこだかも分からん。

目頭切開ラインは自然に入れられないし、涙袋は存在しない。

まつ毛は根元から上げるし、そのためにアイメイクをする前にビューラーをする。

私はこれでいい。

すべての迷いを断ち切って、ゆっくりと歩きだす。

やわらかな風が吹くこの場所かここではないどこかへと…

 

 

 

初手ビューラーのすすめ 

そういうわけで、自分の中にはいくつかの「自分なりのメイクセオリー」が仕上がってきている。

「自分の自分による自分のための」ものでしかないから今まであまり語らなかったのだけど、誰かの役には立つかもしれないから少しずつ紹介してみることにしました。

今回はその初回というわけです。

 

ビューラーを最初にする理由は二つあります。

 

先にすればアイメイクを守る必要がない 

ひとつは前述のとおり、ビューラーにアイメイクがついてしまうから。

私のような目元の場合、まつ毛は綺麗にカーブを描くのではなく、根元からほぼ真上に上げていくような形をとることになる。

そうするとプレートはまぶたに触れる、というか、半ば押し付けられるような形になる。

なんなら瞼の肉にめり込む

多分二重の人がいう「誰でもアイシャドウがつく」というレベルとは話が違うはず。

何もついてないまっさらな状態であれば「まつ毛を上げる」ことにのみ注力できるけど、綺麗に塗布したアイシャドウを守りながら、100%の力を出し切ることができるだろうか。

アイシャドウも「自分が足手まといになってる!」って感じてると思う。

「あいつ…何故あの技を使わないんだ…?使わないんじゃない、使えないんだ…俺を守りながらの戦いだから…くそ、俺なんかのために…!」ってアイシャドウも葛藤してる。

 

まつ毛で極厚瞼が持ち上がる 

もうひとつはビューラーで目の形変わるから

まつ毛の生え際がまぶたに隠れているようなタイプであれば、まつ毛を上げることで瞼が持ち上がり、二重になったり目が大きくなったりする方もいると思います。

そうなれば「まつ毛を上げた状態」と「そうでない状態」でアイメイクの見え方も変わってくるはず。

だったら先にまつ毛を上げてからアイシャドウを塗った方が、仕上がりのイメージが掴みやすいと思うのです。

 

さらに言えば、料理の味を決めるレベルで重要度の高い工程だから最初に決めておきたいというのも理由のひとつかもしれない。

 

アイシャドウ→ビューラーの利点は? 

逆に、ビューラーをあとにする利点って何があるんだろう?って考えてみたんですけど、多分「アイシャドウを塗るときにまつ毛が邪魔にならない」っていうことなのかな。

あとはまつ毛にアイシャドウやラメがつかない、とか?

一応、これを書くにあたってアイシャドウのあとにビューラーしてみたんですけど、やっぱりプレートがまぶたにつかないようにビューラーすると思うように上がらない。

そういうものだと思ってやってればそのうち慣れるのかもしれないけど、逆に先にビューラーするデメリットを全く感じてないので、やっぱり私は初手ビューラーで生きていきます。

 

ビューラーはひとえ、奥二重用に開発されたアイプチフィットカーラーがおすすめ 

 

そしてビューラーでまつ毛を上げたら、すぐにマスカラで固定してください。

上がりにくいまつ毛は下がりやすい。これも世界の常識、自然の摂理。

固定する力を重視するならキャンメイク クイックラッシュカーラーがおすすめ 

 

 

おまけ:一重ユーチューバーによるゆらめき 

最近、また新たな事実に気づいた。

これもまたメイク動画の話。

 

数年前は二重にするコスメが全盛を迎えていて、「整形級」とか「詐欺メイク」という言葉が飛び交い、一重の人はたいてい二重を作り上げてメイクをしていた。

2021年現在はというと、「一重は一重のまま」「ありのままの自分でメイクする」動画が増えてきているように感じる。

非常にいい風潮だ。

一重は一重でもまぶたが薄くてまつ毛が埋まってなかったり、涙袋がしっかりあったり、目の形は人それぞれ。

まつ毛を上げると二重になる人もいるし、アイプチ的なもので二重を作る人も当然いるけど、一重のための教科書が増えるに越したことはない。

私も参考に、一重メイクの動画を結構な数視聴してみた。

 

一重の皆様もビューラーはアイシャドウの後だ!!!

  

えっ、そうなの…?

アイシャドウこびりつかないの?

アイメイクがよれないように気にしながらだとまつ毛思うように上がんなくないの…?

やっぱり私のビューラーの使い方がヘタクソなの…???

 

セオリーだのなんだの言ったって、未だに毎朝まつ毛との格闘を繰り広げているわけだから、自分と似たようなまぶたの方でもビューラーにそんなに悩んでいない様子を目の当たりにし、何を長々言ってたんだろうという気持ちにはなりかけました。

日々勉強ですね。

 

 

前日譚と後日談のようなものを書きました

www.makemendokusai.com