毎年、新年を迎えて最初に買うリップ、リンメルです。
レビューは前後していますが、今年も例に漏れずリンメルのリップでスタートを切りました。
プチプラコスメにおいて、チョコレートといえばリンメル、リンメルといえばチョコレート。
だからバレンタインといえばリンメルですよね。
今年は「ビターショコラコレクション」
スウィートショコラアイズ、オイルティントリップ、アクアリィブーストリップラッカーの3アイテムから、それぞれブルベ向けのルビー系、イエベ向けにはシナモン系の限定色が発売となっています。
その中から今年はこの二つのアイテムを購入。
オイルティントとリップラッカーの「イエベ向け」と言われる方です。
まずはオイルティントから。
RIMMEL ラスティングフィニッシュオイルティントリップ 102
自信を与えるシナモンテラコッタ 1500円(税抜)
このオイルティントは使うの初めてかな?
以前に黄色いティントは買ったことあるけど、あれはオイルティントじゃないんですよね。
リンメル、パッケージもほとんど同じで「ラスティングフィニッシュティントリップ」と「ラスティングフィニッシュオイルティントリップ」があって、通し番号の付け方も同じなので、「ラスティングフィニッシュオイルティントリップ006」を買おうとして「ラスティングフィニッシュティントリップ006」を間違えて買う、みたいなことが発生してないか心配になる。
シナモンテラコッタという名前からはあまり想像されないような…
ほんのり黄みを感じてほのかにピンクっぽさもあるブラウンレッドというような感じでしょうか。
唇に塗ってみるとしっかり高発色。
最近「透け感」が売りのリップとの交流が多かったので、そのギャップもあって驚きの発色です。
そのままだと日常使いには派手かな?
指でポンポンぼかしたりティッシュオフしてちょうどいい。
そしてティント効果+黄み吸収地帯(私の唇)においてはこれはピンクですね。
深みがあって決して明るいカラーではないけど、何色かって言ったらピンク。
「ブラウンをしのばせたピンクレッド」とか「深みのあるビターピンク」とか言い方はいろいろありそうですが、大枠のカテゴリではピンク。
発色の仕方は全然違うけど、オペラのガーネットジェムことテラコッタと色の方向性は同じだと思います。
ガーネットジェムをじっくりコトコト水分がなくなるまで煮詰めたらこれになると思う。
発色の仕方や雰囲気はキャンメイク メルティ―ルミナスルージュのストロベリーモカが近いです。これに比べたらシナモンテラコッタにもレンガみを少し感じられるかな?という塩梅。
シナモンテラコッタっぽくはないけど、顔馴染みのいい暗めピンクと考えれば結構いいかもしれない。
ティント効果
最近は「従来のティントっぽくないティント」をよく手にしてましたが、これは比較的ティントっぽいティントといえるかな?
といっても、赤218は入っておらず、蛍光色にはなったり塗りたてより明るくなったりはしません。もう最近そういう激しいティントの方が珍しくなっているのかも。
残存カラーはピンクっぽいけど、そもそも塗ったときからピンクだし、時間経過による色変化はあまり感じませんでした。
ツヤ感は残らないけど変な落ち方もせずそのまま薄くなってく感じだから、使い勝手も悪くないと思います。
「シナモンテラコッタ」という名前からするとあまり黄みのないカラーで拍子抜けではありますが、そもそもピンク系のカラーだと考えると私にも使いやすいピンクだとも言えます。
オペラのテラコッタ同様に、ブルベでも試せるテラコッタじゃないかな~という気がしている。
だからわざわざ「イエローベース向け」なんて書いてターゲットを狭めるのは少々もったいないなぁ。
RIMMEL アクアリィブーストリップラッカー 102
モチベーションが上がるシナモンブラウン 1600円(税抜)
こちらのリキッドタイプは、昨年も限定色を購入しました。
ツヤツヤでグロスのようなテクスチャで、塗るとスース―するリップです。
意外とSPF25。下手なベースアイテムよりもUV効果ある。
今年のカラー、写真を明るくしないと黒い文字と液体の境目がよくわからない。
そのくらいダークなブラウンです。
チップはこんな感じです。
チョコレートついてるのかってくらい茶色い。
と思ったらチョコレートだった。
リンメル、過去数々のチョコレート色アイテムを放出してきたけど、これが一番チョコレートでは。
めちゃくちゃに茶色い。
茶色以外の情報がない。
見事に唇を屍人チョコレート色にしてくれた昨年の限定色ダークチェリーショコラと比較してもご覧の通り
下がダークチェリーショコラ。
色としてはほとんど同じだけど、ダークチェリーショコラは赤やら金やらの繊細なラメがぎっちり詰まっている分、まだ明るさがある。
今年は混じりけなし。
混じりけなしのダークチョコ。
カカオ80%超えてますわ。
こんなものを私の血色感のないドブ色の唇に乗せると、やはり生気が失われていきます。
赤みがだいぶ少ないブラウンなので、紫っぽさも感じる。
やっぱり今年も屍人でした。
これも別にイエベ向けではない気がする。
何べでも唇が元々生気に満ち溢れて赤赤としている方や、明るいリップとの組み合わせならこのチョコレートも纏えるかもしれません。
「口にチョコついてるよ」って言われるかもしれませんが。
リンメルのチョコレートカラーもこれで極まったのでは。
もうこれ以上のチョコは無理だろう。
来年はどんなチョコレートになるのか、期待しています。
ではまた!