いきなりですが、ユーチューバーになりました。
YouTubeに動画を一本でも上げていればユーチューバーと名乗ってもいいのか、そのへんのルールは分かりませんが、チャンネルを開設して動画を一本上げました。
動画投稿や編集どころか、撮影すらおぼつかないズブの素人の見るに堪えない動画ではありますが、よかったら見てみてください。
本日はこの動画で取り上げたKATEのトラップアイパレットについて、改めて紹介していきます。
見た目の話は動画の方が分かりやすいかと思いますが、こっちではこのあと実際に使ってみてどうだったかとか、個人的な感想を深堀していこうかと思います。
今後もこういう棲み分けになるかと思いますので、YouTubeもBlogも合わせてご覧いただけると嬉しいです。
よろしくお願いします。
目次
KATE トラップアイパレット EX-2 蜜の誘惑
数量限定 購入価格2750円(税込)
ドレスアップにインスパイアされた
4色の異なる質感のアイシャドウパレット
KATEのこういう限定品って刺さるものがなかったのか、過去には購入したことがありませんでしたし、今回も積極的に「欲しい~~~買う~~~~~~」ってなってたわけではありませんでした。
ただ、KATEの公式Twitterが投稿していた可愛らしいスウォッチ画像が心に深く刻み込まれてはいました。
#ちょっとだけKATEの話を聞いてほしい
— KATE 公式 (@KATETOKYO_PR) 2021年9月3日
10/1 数量限定発売
トラップアイパレット 全2種
EX-1 罠の駆引🕸
EX-2 蜜の誘惑🍯
2種のスウォッチを1枚にまとめております!
発売までお楽しみに🌟 pic.twitter.com/2GPKiVLFuN
これが罠でした。
いや蜜でした。
いやいや、誘惑でした。
たまたまドラッグストアに陳列されているのを見かけると、私は簡単に誘惑されていました。
時に愛は私を試しすぎ pic.twitter.com/Urrs2rmXcD
— つむり (@makemendokusai) 2021年9月28日
その数日前にも誘惑されたばかりでした。
今はオマエが誘うままに溺れてみたい pic.twitter.com/V4C1tXYXZI
— つむり (@makemendokusai) 2021年9月20日
この世は誘惑だらけだ。
しかも「蜜」の誘惑ですからね。
2枚同時か3枚同時か、いずれにしろ円形のステージでぐるぐる回るミュージックビデオが再生されてHoney so sweetでBecouse I love youじゃないですか。
そうきたらキミだけの夜も仲間に入れてほしいところではありますが…
まあそういうわけで軽率にレジに持って行ったんですが、そもそもこの日の買い物の目的はキャンメイクの新作。
同時にたくさんのコスメを買ってたのでトータル金額が5000円か6000円かなんてたいしたことではありません。
しかも貧乏人ですけど、今更KATE買うのに値段見ないですよ。KATEの価格の幅は知ってるつもりだから。
あとからレシート見て出目が奥目になるくらいびっくりした。
2750円の衝撃
この季節、プチプラでも「そんなに使わないよっていうくらい色が入ったアイシャドウパレット」とか、「装飾や中身が普段より豪華で、その分通常時のそのブランドからしたら少々お値段の張るアイテム」等が発売されるのは珍しいことではないんですけど、「そのブランドからしたら少々お値段が張る」の範囲からも飛び出てますよね…
そしてNPPなのがまたにくたらしい。
ノープリントプライス。
公式サイトや本体を見たとしても金額書いてないですからね。「ふと金額が目に飛び込む」機会も少なくなります。
まあ金額見ないで買ったのは不注意なのでいいのですが、何がどうしてそんなに高いのか?
イラストレーターに描いてもらったから?
パレットは紙だし。
ゴムバンドだし。
このとき、私はまだそれを知らない。
マジョリカマジョルカ憧れ系女子
この形のパレットを手にするのは、私が人生で初めて購入したホリデーである、マジョリカマジョルカの白本黒本以来です。
懐かしいですね。
そう考えるとマジョリカマジョルカのような雰囲気も感じてきました。
しかもKATEのサイト見たら
なめらかなシルクの下着に
好きな色のドレスを纏い、
アクセントの小物に
仕上げは煌めくアクセサリー。
ドレスルームは、彼女だけの秘密の王国。
着飾るごとに高まる高揚感とともに、
彼女は新しい世界へ
飛び出してゆくーー。
「おはなし」が書いてありました。
マジョリカマジョルカ?
自分をマジョリカマジョルカだと思いこんじゃってる?
むしろマジョリカマジョルカよりマジョリカマジョルカしてませんか。
オマージュなのか、愛ゆえの二次創作のようなものにも見えてきます。
そういえばリップモンスターの色名もマジョリカマジョルカのようだと巷で言われてましたし、KATEはマジョリカマジョルカになりたいのかもしれない。
「作品」としてのトラップアイパレット
そして開けたら出てきたのがこれです。
まるでバースデーカードか飛び出す絵本のような紙の仕掛け。
いや、これは凄いですよ。
本当にスウォッチと名前で買ったのでこれを知らなかったんですよ…店頭テスターもアイシャドウ部分だけ埋め込まれてるやつでしたし。
開けてびっくりですよ。
とにかく凄いな~~~~とは思いました。
これを商品化できることがなんかすごくないですか。
こんなにも(失礼を承知で言いますが)全く意味のないギミックのために「プチプラ」の枠も飛び越えてしまうことが怖くなかったのか。
企画した人も、承認した人も。
「面白さ」「インパクト」で押し通すににしたって値段が高すぎる。
ギミックそのものよりもその背景を想像し、勝手に感動したり驚いたりしてしまいました。
面白いんですけどね、分かるんですけど、「面白いから買っちゃお!」にもなりにくいと思うし、実際まわりの反応もそんな感じですし…
ほんとよく実現した。
拍手したい。
しかし本音を言えば、紙製は扱いにくいし、安っぽい。
2750円払うならペーパークラフトよりも鏡やチップがついてた方が何倍も嬉しい。
まあ今回は「作品としてのトラップアイパレット」が優先されているので、利便性を求めるのはナンセンスだとは思ってますよ。
この謎の窓の分だけでも100円くらい安くならんかったんかとか言ってはいけない。
トラップアイパレットの素晴らしさを人類に説く
いろいろと勝手なこと言いましたけど、この作品の一番の残念なところって
アイシャドウが素晴らしい
ところかと…
値段や使いにくさで買う人が少なくなる(だろう)ことが勿体ない。
だからここからは、いかにこのアイシャドウが素晴らしく、人類が買うべきアイテムなのかを皆様に誠心誠意伝えていきます。
ご使用方法の順番に紹介していきます。
A:シルキーベース
これはもう、是非一度触ってください。
人類皆触ってほしい。
やわらかくてしっとりとしていて、人差し指が幸せ。
触るだけで幸せな気持ちになれる。
「シルキーベースセラピー」みたいなものがあってもおかしくない。
一日の疲れを、シルキーベースで癒しませんか
そんなコピーがついていてもおかしくない。
そのくらい天にも昇る触り心地なのでとにかく一度触ってください。
それだけの手触りですから、塗っても当然美しい。
上質なシルクのようにやわらかく輝きます。
100点。
B:マットドレス
見た目かなりどぎついオレンジ色なんですが、肌に乗せると可愛らしい蜜柑色。
特に私のようなぬくもりを無効化、弱体化する隠しステータス持ちにとってみれば、これでようやく肌にスッと馴染むオレンジです。
山吹色みたいなきいろつよつよオレンジ系めちゃくちゃ好きなんですけど、肌に乗せても全吸収されて何も見えなくなるんで…
黄色みがありながらも発色もありつつ、肌馴染みもよくてちょうどいいですね。
パーフェクト。
C:ダークアクセサリー
見てください、この締め色の名に恥じない締めっぷりを!
最近の私、トレンドのアイシャドウに締め色がないことを嘆きながらも時代に合わせていく柔軟性も見せる素振りを見せていましたが、ごめんなさい、やっぱり私締めたい。
赤みの少ないクールなブラウン、ブロンズのような輝き、惚れてしまう。
さすがこれだけ振り切ったアイテム、時代にも逆行してます。さすがです。
これだけしっかり発色する黒に近いダークカラーで、その上チップがついてなくて指で塗れっていうじゃん。
ラインで入れるならまだしも、こんな色を幅広に塗りたい人、私以外いないまである。
ラインっぽく入れたい方はチップを使った方がいいし、クッキリしっかり締め色を塗りたい方もチップを使った方がいいと思います。
チップは付属されていませんが…チ、チップくらい自分で買えよッ!!ってか指で塗れ!公式がそう言ってるだろ!
D:メタリックジュエリー
こちら、パレット上で見るとめちゃめちゃ大きい粒ゴールドラメに見えるんですが、実際はベージュっぽい粉の中に大小様々、色とりどりのラメが詰まってます。
そっと乗せると想像よりも儚げにチラチラと輝いて美しい。
調子に乗ってたくさんつけると大粒ラメの反撃に合うのでほどほどに。
誰にも媚びないトラップアイパレット
天才。
パールとラメの上二つが思いのほか白っぽく見えて、オレンジも肌馴染み良すぎて、締め色が黒っぽいんで、照明とか暗さによっては例によって「白パールに黒囲みの2000年前後風」になるおそれはあります。
パールかラメのどっちかがしっかりゴールドっぽく光ればさらに良かったな―とも思いますが、見ていただいたとおりこのコスメ、誰にも媚びてません。
もはや誰に売りたいの?
誰が買うと思って作ったの?
それが全然見えてきません。
なんか「作りたいもん作ったんかな」って感じがしていいです。
大手メーカーのプチプラ部門で「作り手の衝動」みたいなものを感じることってあります?
アイテムのギミック以上に「珍しいものを見た」っていう感覚があるんですよね。
奪いに行こう欲しいものなら
夜空に散ったあの星さえも
そのくらい強い衝動を感じたのでいい買い物をしたということにします!
無理やりにキミだけの夜に繋げました。
メイクパレット詰替えのすすめ
でもひとつだけ、これだけはというのがありまして(まだあるのか)、これこそ動画で伝えるべきところでしたが
この透明シートを上げたまま固定できないこと。
これは使うたびにストレス。
ポーチに入れて持ち歩いたりもしにくいし、普通に使うんだったらアイシャドウ部分をほじくりだして、ファンデーションケースとか、なんかいいケースに入れ替えた方がいいかもしれないですね。
そういや一時期、無印の筆箱かアルミケースかなんかにパレット作るの流行ってたよね。
アイシャドウとかチークとか貼り付けて。
あれはもうみんなやってないの?
あー!そんで無印が自作用メイクパレットを商品化したんだ!
検索したらそれが出てきてすべての記憶が蘇った。
忘れてたこの流れ。
これを買うのがいいかもしれませんね。
これで使いにくさも解決すると思うので、みなさまもKATEの衝動、情熱の結晶、手に取ってやってください!!
ではまた、ここか動画でお会いしましょう。
チャンネル登録よろしくお願いします
という台詞を吐けるようになりました。
何卒。