2021年はアイシャドウをよく買った。
この秋だけでも結構買ったし、アイシャドウ、アイメイクの魅力に改めて気が付いた年だった気がします。(もう締めようとしてる?)
そして、秋も終わりかけに手にしたヴィセの新作アイパレットが、今年のお気に入りベスト3に滑り込む勢いなので紹介していきたい。
あと同時に発売された限定アイシャドウもついでに紹介します。
例によってファーストインプレッションは先に動画で上げてます。
YouTubeは基本5分程度でさくっと見られる動画にしてますので、このブログに対して「おまえの話は長すぎる」と思っている方はさくっと動画見るといいかもしれません。
目次
※価格は税込、私調べです。
Visee リシェ パノラマデザインアイパレット BR-5
カシスブラウン 1430円(税込)
こちらは新商品。
パノラマエリアで目元が変わる。
パノラマエリアに光を取り込み180度横顔まで美しい立体感のある印象的な目もとへ。
4つの質感でパノラマエリアに光をとりこみ、立体的な目もとを叶える5色セットのアイパレット。
パノラマエリアに光をとりこむことで、180度、どこから見ても立体的で美しい目もとに。
※パノラマエリアとは、目頭、眉下、こめかみ、頬骨を結ぶ目もと部分のことです。
パノラマエリア、パノラマエリア、パノラマエリア…
そんなにパノラマエリアがいいならパノラマエリアの子になりなさいってくらいパノラマエリア押しです。
初見で思ったのは、あらかわいい、というのと、やっぱ全体的に淡いわね、と。
締め色があるんだかないんだか、今年のトレンド通りの4色パレットですねと。
買うとしたら全体的に濃そうなBR-5くらいかな?と思っていました。
パノラマデザインアイパレットと秘密の締め色
でも実は、あるんだかないんだかって思ってた締め色、ありました。
そこかい。
5色のパレットも珍しいわけではないけど、あの並びなら4色だと思うし、蓋を閉じてると微妙に隠れるの狙ってやってるはずだし、均等4分割がトレンドの中に放り込んでくるんだから騙す気満々だろ!!と自分の注意力を棚に上げて何故か憤慨してました。
いや、ありがたい。
締め色が入ってるのは本当に嬉しい。
トレンド通りの4色パレットを作るべきという気持ちと、でも締め色は譲れないという強い気持ちがぶつかり合って生み出されたんですかね、この形。
素晴らしいです。
なのでどの色も一躍購入候補に躍り出たわけですが、初志貫徹、最初に惹かれたBR-5カシスブラウンを買いました。
私にとっては天敵である青みやグレー成分を含んでいそうなパレットですが、紫系のダークカラーはグッときてしまいますし、何より左上の黄色みのお強い方が「俺に任せろ」ってCV小西克幸くらいの力強さで佇んでいる(ように見えた)ので、小西に委ねます。
パノラマデザインアイパレットBR-5全色紹介
公式設定に則り、A~Eで呼ばせていただきます。
全体こんな感じ。
以下詳しく見ていきます。
A、パノラマデザインアイパレットの肝である「パノラマエリアに光をとりこむ」役割を担う、ライトスフレベース。当然、パノラマエリアに塗ります。
この質感がちょっと変わってて、押すと「ぷにょぷにょ」とか「むにゅむにゅ」みたいな感じ。
クリームのようなパウダーのような、「超しっとり密着感パウダー」な感じかな。
全色レビューしてる方を見ると、BR-5が一番色が付く、と言っているので他のカラーはここまで色がつかないのかもしれません。
超繊細な美しいパール感と、この手のカラーには珍しく全く白浮きしない肌馴染みのいいオレンジベージュ。
おかげさまで写真で伝わりにくい。
B、こちらも馴染みのいいベージュの中に、パープルやシルバー系のラメがキラキラ。
冬っぽくて可愛い。
C、カシスとつく名前や見た目から想像するよりも青み控えめです。
黄みのレンガまではいかないしくすみピンク感もありつつも、そんなに紫っぽくもない、臙脂とか赤茶とかその辺の感じ。
高発色で、やわらかに面で光るパールカラー。
D、こちらはマットなメインカラー。くすみのブラウン。
ダークブラウンですがかなり薄付き。
スウォッチはかなり重ねてます。
E、ここまで思ったほどカシス感ないなと思ってましたが、これは見事にカシスブラウン。
カシスブラウンのカシスブラウンの部分、ここでした。
「カシスブラウン」っていうアルバムの「カシスブラウン」っていう曲みたいな、アルバムの表題曲のポジション。
そう考えると「ヴィセ」っていうブランドの「ヴィセ」っていうアイテムとか色があっても面白いですよね。
「LUNA SEA」の「LUNA SEA」みたいな。
そんな5色でした。
パノラマデザインアイパレット個人的感想
実際使ってメイクしてみての感想です。
パーソナルカラー何?って聞かれたら「秋と冬の間で永遠に反復横跳びしていたい」と答えたい。
そういう私は喜び庭駆け回った上にコタツで丸くなる業務も兼任したいくらい気に入りました。
締め色のカシスブラウンが爆裂に良い
使ってみたいけどなかなか手が出しにくいモーブ系の色、こうしてパレットの下に隠してくれればこちらも自信を持ってレジに持っていけます。ありがとう。
広げて使うようなカラーだと苦手なくすみ感ですが、これだけ濃いカラーで締めで入れるなら大有りでした。めちゃくちゃかっこいい。
この色のアイライナーが欲しいという気持ちが今空前の高まりを見せてます。
ライトスフレベースの活躍が前代未聞
単なるベースと思われたオレンジベージュがメイン級の働きをしている。
シルキースフレアイズの左上のパールカラーとか、どの色もほとんど白くなるだけだ(と思ってる)から使わないんですよね。
まあ使ったら少しは影響あるんだろうけど、別にいいか、くらいの扱いしてしまってる、左上って結構そういう場所なんですけど、これは違う。
使わないとダメ、むしろメイン格。
肌に溶け込むベースの役割をしつつも、しっかりオレンジベージュの色の主張もある、裏方も出演も両方やってるレベルの人。
だからメインが赤茶系で助演がオレンジの、わりと黄み系の仕上がりなんですよね。
そこにカシスの締め色が入るので、紫~オレンジのグラデーションになるの、実に素敵です。
総じて冬にぴったり
過去の私なら避けてしまうシルバー系のラメも、ちょうどこの秋「赤系のあったけーアイメイクに寒色のラメを加えるのエモい」ということを知ってしまったばかりだったのでウェルカムモード。
本当に冬にぴったし。
絶対黒いコート着てイチジク色のリップつけるわ。
ちなみに私はDのマットブラウンは使用していません。
この色に限らずこのアイパレット全部、最近のほわっとしたアイメイクがお好みなら上の4つでメイクすればいいし、締め色しっかり入れたいなら締め色使えばいいし、メインカラーをマットにしたりパールにしたり、ブラウン系だけでまとめたり、5色の中で組み合わせていろんなメイクが出来るアイテムなんだと思います。
新しさと安定感、両方を持っている、そんな印象のアイパレットでした。
1430円と比較的お安めですし、ひとつ持っといてもいいかもしれません。
ヴィセ リシェ オーロラグリッターアイズ BR-1
グリッターブラウン系 1100円(税込)
続きまして、背景との相性が最悪なこちらは数量限定のオーロラグリッターアイズ。
2色発売されて、こちらはBR-1グリッターブラウンです。
クレイジーソルトではありません。
この形なので勝手にヴィセアヴァンだと思ってたらヴィセリシェの方でした。
ヴィセアヴァンよりサイズも大きく、値段もお高めです。
このタイプのアイシャドウ、見たことはあるけど触るのは初めてです。
塗ったらどういうことになるのか、どういう意図でこういう見た目をしているのか、これは可愛いのか可愛くないのか、それすら分からない大人になってしまってます。
それでも勇気をもって手を伸ばす姿勢だけは忘れずにいたい。
忘れないで夢を。
こぼさないで涙。
グリッター超えてオーロラ超えてもはやイルミネーション
電球埋め込まれてる?
表参道のイルミネーションの一部になれそう。
ゴールドの中に赤や緑のラメもチラチラと光ります。
メリークリスマス。
光の反射を抑えると一気にただの茶色に。
なので、ラメは大粒で一粒一粒の輝きもめちゃくちゃ激しいんですが、角度やまばたきによってキラキラと輝きだすのが非常にオシャレで美しいですね。
たくさん広範囲に塗ったらそれはもう派手ですが、アイメイクの仕上げにほんとに「ちょん」だけつけると程よいかと思います。
クリスマスパーティーとかあったらつけていきたいですけど、ご時世に関わらず行ったことないですよね、クリスマスパーティー。
ご予定がある方は、是非。
どちらも冬におすすめのアイシャドウでした。
ではまた!