めんどくさいけどメイクしたい

きれいになりたいけどめんどくさい

ヴィセのネンマクフェイクルージュでネンマクをフェイクしていく

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こんにちは。

リップモンスター発売以来、ガチでリップモンスター以外の口紅を使ってない人です。

 

でもそろそろ、ようやくと言ってもいい。

もう少し「強い」印象のリップへの欲が出てきました。

リップモンスターは色持ちがいいといはいえ、だいぶ薄づきですからね。

 

そうは言っても、リップモンスタースフレマットほどしっかり塗りたいわけではない。

マスクを外したわけではないし、リキッドタイプはめんどくさいし。

 

www.makemendokusai.com

 

従来のリップモンスターくらいの気軽さで、リップモンスターの色持ちで、リップモンスターよりも気持ち発色が強いやつ、そういうのが欲しい。

 

そのタイミングで「そうかもしれない」ものが発売されたので、買ってみました。

 

※価格は私調べです

 

ヴィセ  ネンマクフェイクルージュ

全6色 各1540円(税込) 

www.kose.co.jp

 

粘膜のような色とツヤがピタッと密着して一体化。

むっちりとした色気のある唇が長時間つづくルージュ。

 

最近出すアイテム出すアイテム次々とバズり、勢いが止まらないヴィセの新リップです。

このネンマクフェイクルージュも例に洩れず、発売後すぐに売り場から姿を消しました。

 


人気の理由はおそらくこの2点

  • リップモンスターを思わせるスペック
  • 自前の血色感のような「粘膜カラー」

 

私が購入した理由はまさに「リップモンスターの機能性」を期待したからです。

 

・塗布後、2層に分離するコーセー独自のラスティング処方を採用。粘膜カラー層が唇にピタッと密着し、粘膜色フィルムコート成分が透明度の高いツヤの膜でコーティング。美しい発色が8時間つづきます。
・カップやマスクに触れても色移りしにくい、色持ちのよさ・落ちにくさを実現しました。

 

 

「粘膜リップ」の方はあまりピンと来てないですけどね。

生きてて粘膜みたいな唇になりたいと思ったことないですし。

 

そんな風に、額面通りに受け取るものじゃないというのは、さすがの私も分かってはいます。

粘膜リップを好ましく思う人々も、粘膜になりたいと思ってるわけではないのです。

本来人間が持つ自然な血色感、うるおい感を演出して、ナチュラルで親しみやすいけどなんか色気あるやつになりたい、そういうところだろう。

 

私としては冒頭で言った通り、リップモンスターの使いやすさと色持ちで、若干発色が強いものであれば満足です。

 

我儘なカラーバリエーションの恥じらい

この度発売されたのは6色。

 

PK850  うさぎの恋人

PK851  わがままな肉球

OR250  海星の恋心

RO650  チェリーの自惚れ

BR350  林檎の口づけ

RD450  金魚の恥らい

 

https://www.kose.co.jp/visee/lip/nenmaku_fake_rouge_special/

 

ヴィセ、おまえもか…

 

リップモンスター以降、この「マジョリカマジョルカ的名付け」がプチプラコスメ界に蔓延してしまっている。

 

 

飽和しすぎてもはや大喜利。

今はもう「他社とかぶっていないか」というのが最重要課題になってそう。

 

ここからは消耗戦だ。

今にネタも尽きて「抑えめのビーム」とか「ニコラスのケイジ」みたいになって、最終的には「口紅のやーつ」みたいになるまで続けてほしい。

 

私が買ったのは海星と林檎と金魚の3色です。

まずは「OR250 海星の恋心」を、リップモンスターと比べつつ見ていきたいと思います。

 

 

OR250  海星の恋心

夏の恋で火照る、海星(ヒトデ)のテラコッタオレンジ

 

最近は店頭行ってもテスターがないことが増えていて、ネンマクフェイクルージュもテスターは6色中2色のみでした。

OR250は「オレンジテラコッタ」言うてますから、大外しはないだろうと思って購入。

 

見た目は普通にヴィセらしいリップスティック。

サイズ感はリップモンスターと同じくらいですが、口紅そのものはリップモンスターの方が細いです。

 

テクスチャはみずみずしくなめらか、かつリップモンスターよりも粘度があり、「むっちり」してると思いました。

ネンマクの発色が強いってほどではないけど、リップモンスターの方がさらっとしていて透け感が強い。

 

海星の恋心の色は、こうして見ると赤みの強いオレンジブラウン。

ほのかにピンクみもある。

 

黄色みを超吸収する私の唇に塗ると、オレンジブラウンっていうよりかは「黄みのあるピンクベージュ」っぽい色でした。

コーラルブラウンとかそういう言い方をしてもいいかもしれない。

とにかく、大枠で分類したら「オレンジ」よりも「ピンク」ですね、私にとっては。

 

自然と肌になじむ粘膜カラーに着地

「オレンジテラコッタ」が欲しくてこれを使ったら「ピンクじゃねーか」ってなる。

ただこれは「ネンマクフェイクルージュ」。

 

「オレンジリップのためのオレンジ色」じゃなくて、「オレンジを塗ったら自然なピンクになる人用の粘膜リップ」として存在してるんですよ、このオレンジは。

 

いわゆる「粘膜リップ」って、ネンマクルージュでいうところの上2つみたいなのだと思うんですけど

 

 

我々そんなん塗っても、薄すぎて意味ないか、白くなるか、具合悪そうになるかのどれかじゃないですか。

この海星の恋心はめちゃくちゃに自然に馴染む。

濃さも色味も、確かに唇の内側の延長のように色づいている。

これは我々にとっての「粘膜リップ」

これが粘膜をフェイクするルージュ。

 

誰もが自分に合った粘膜リップを手にできる。

これがネンマクフェイクルージュということなのでしょう。

 

ネンマクフェイクルージュはマイネンマクルージュってこと

それで言うとこれって、正しく「マイレッドルージュ」の後継なのかな。

 

あまり話題にもならぬまま少し前に廃盤になったヴィセのマイレッドルージュは、カラーバリエーションが「赤」だけという斬新なリップでした。

その名の通り「自分に似合うレッドが絶対見つかる」みたいなコンセプトだったわけですが、ネンマクフェイクルージュもそういうことっぽい。

「マイレッド」が「マイネンマク」になったんだ。

 

ヴィセ / ヴィセ リシェ マイレッド ルージュの公式商品情報|美容・化粧品情報はアットコスメ

 

マイレッドのときは赤ばっかり12色もあったにも関わらず(しかも上の画像の通り赤とは?ってくらい幅あるにもかかわらず)、マイレッドを見つけられずに購入には至りませんでした。

「海星の恋心」は「マイネンマク」と言ってもいいかもしれません。

 

なんかヴィセのリップって今までもあんまり相性が良くなくて、今回だってこんなんオレンジかと思ったらピンクでした~チックチョー!!!案件じゃないですか。

でもネンマクフェイクルージュなんでって言われたらそうですかってなる。

これはコンセプトの勝利ですね。

 

色持ち

色持ちは期待するほどではありません。

リップモンスターみたいに「いつまでも(かろうじてでも)何かしら色が残ってる」という感じではないですね。

丸一日直さなければ綺麗にいなくなってる。

 

言ってしまえば「普通の口紅」

もっと言えば「普通にいい口紅」です。

マスクやカップには付着するし、半日経ったり食事をしたら塗り直しをした方がいい。

でも朝塗ってお昼食べるまで綺麗に残ってたら、口紅としてはまあ良くないですか。

発色も悪くなく、持ちも悪くなく、変な香りもなく、安くて普通にいい口紅、というのが感想です。

 

 

あと、リップモンスターよりも乾燥しにくく、荒れにくいように私は思いました。

リップモンスター荒れて無理という方はこちらを試してもいいかもしれません。

 

ご近所リップモンスター

リップモンスターでオレンジテラコッタといえば「04 パンプキンワイン」ですが、あまり似てません。

パンプキンワインのほうがまさにオレンジブラウン。

 

どちらかといえば「10 地底探索」(WEB限定色)の方が似てるかなぁ。

地点探索の方がディープな赤みがあって、海星の方がコーラル系。

明るさとかは違うけど、私が唇に塗るとどちらも「黄色味が吸収されて赤ピンク系になる」点は遠からずって感じです。

 

海星の恋心は、イエベ秋あたりの方が「ナチュラルピンクリップほしい」「粘膜リップほしい」と思って買うには最高にいいと思います。

あと、ブルベの方とか、オレンジが似合いにくいけどオレンジ使いたい方なんかにもかなりおすすめできる。

 

私は粘膜色よりも正しくオレンジブラウンに発色するのリップが欲しかったなとは思いました。

ただこれはネンマクフェイクルージュなので、ネンマクフェイクルージュの仕事を正しくこなしてるだけなので、ネンマクフェイクルージュは悪くない…

 

 

 

BR350  林檎の口づけ

口づけを誘う、禁断の果実のブラウンレッド

 

続きまして、林檎です。

これはテスターがあって、あんまり得意なブラウンじゃないんだよなと思いつつも結局買ってた。

 

どう考えても毒林檎。

あまり黄色みのないブラウン。

こっちは黄色を主食として吸って生きてんだから、これでは黄色不足で唇紫になりそう。

 

だからといって青が強いというわけでもなく、黄みと青みでいえば真ん中らへん。

透け感もあって暗すぎないし、あまり人を選ばないブラウンとは言えそうです。

そして赤みがかなり強いので、唇に塗ると思ったよりも血色感がありました。

海星同様、唇に塗ると結構自然なところに落ち着く感じがありますね。

 

リップモンスターの05 ダークフィグとは一見似た感じです。

似てるけど、ダークフィグにあるグレーのくすみっぽさを林檎からはあまり感じません。

おかげさまで私の血色感マイナスの唇でもどうにかなりました。

 

でもやっぱりちょっと黄色みが足りず、塗りたてはいいけど多少落ちてくると自前の唇が醸し出す「負」の要素に負けてしまうかな。

ただ海星だとピンクが明るかったんで、明るさで言ったら林檎の方が私には合ってました。

黄色系の下地などでコントロールはできそうな範囲です。

 

さっきも言った通り、人を選びにくいブラウンであることは間違いない。

ブルベの方にも使いやすいと思います。

 

 

 

RD450  金魚の恥らい

秘めた恋で赤く染まる、金魚のディープレッド


最後は金魚です。

ディープレッドって好きなんですけど、冬向けの濃赤なのか秋向けの濃赤なのかで話が違ってくる。

こちらもテスターなかったので賭けで買いました。

 

赤い果実をすり潰したような深い赤。

少し紫を感じます。

 

定番リップモンスターだと2:00AMあたりが似てそうですかね?

青み系のディープレッドは持ってないので、限定の501年熟成ワイン煮を並べてみました。

ワイン煮の方がブラウンっぽい。

 

私が塗ると赤紫っぽい色になっちゃうんだけど、黄み吸わない人が塗ってるの見たらいい感じのブラウンレッドになってました。

ディープカラーもそんなに得意じゃないので、これはマイネンマクではないかな。

きっと誰かにとってはマイネンマクなのだと思います。

 

ただ「501年熟成ワイン煮」も日常的にはとても使えないけど、黒服で武装したときに使うとバッチリはまるので、金魚もそういう時に使えるかも。

 

 

 

そんな感じでヴィセのネンマクフェイクルージュは、リップモンスターの色持ちには少し届かないけど、単体で考えたらだいぶいいリップだと思います。

自分に合う色を1本持ってみてもいいかもしれません。

 

そんでこれ、「ツヤタイプ」ってことは、「ツヤじゃないタイプ」も予定してるんですかね。

ヴィセはつい最近マットのリップスティックを出したばかりなんですが、せっかくのマットリップなのにティント効果があって買わなかったんですよね。

ネンマクマットでやり直してほしい。

 

でもマット質感でネンマクっていうのもなんかおかしいのか…

 

あと、私が欲している「発色強くて色持ちするリップスティック」は、次に出るファシオの新作がそれかもしれない。

 

 

こちらも試してみようと思います。

ではまた!

 

www.makemendokusai.com