めんどくさいけどメイクしたい

きれいになりたいけどめんどくさい

リップモンスタースフレマットもリップモンスターの一種である

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異常なまでの人気を誇る、KATEのリップモンスター。

 

2021年4月の発売から気づけば1年半。

 

未だに欠品状態が続く中、新たなるモンスターがこの世に生を受けてしまいました…

 

リップモンスターのマットタイプ、その名も

「リップモンスター スフレマット」

です。

 

発売前にも紹介しましたが、

www.makemendokusai.com

 

リップモンスターといいながらリキッドタイプのチップで塗るリップだという、なんとも言えない気持ちにさせられるアイテム。

 

似ても似つかないものをリップモンスターで括るのはどうなのだろう?

リキッドタイプだと他ブランドでも似たようなの結構出てるし、マットリップなら落ちにくいのも結構あるし、これである必要があるのかどうか?

単に「リップモンスター」の名前で釣ろうとはしていないか?

 

そんな疑念を持ちつつも、私も買いましたし、発売日(入荷日)には店頭から一瞬で姿を消したんだから、みんなリップモンスターが大好き。

 

※価格は私調べです

 

KATE  リップモンスター スフレマット

全5色 1650円(税込)

www.nomorerules.net

 

つけたての色がそのまま持続。

落ちにくい口紅〝リップモンスター〟から、

長時間乾燥しにくい

ふんわり軽やかスフレマットタイプ登場

 

この1年半、リップといえばリップモンスターしか使っていない私も、かつてはマットリップしか使いたくない人でした。

「この期間」が長すぎてそんなことも忘れてしまうところだった。

 

だから「リップモンスター」の「マットタイプ」なんか出た日には、もう一生それだけでいいじゃん!ってなるじゃん。

そんな完璧な存在、逆に困る。

 

完璧なモンスター、恐怖じゃん。

 

という心弱き人間の心の声を知ってか知らずか、待望のリップモンスターのマットタイプはまったくもって期待外れの代物であった。

 

 

あ~よかった!

これがリップスティック型だったら完璧すぎますものね。

あんまり完璧だと、未来永劫リップモンスターマットの売り場は空になるし、リップモンスターマット職人とその家族にも休息が訪れることはない。

リップモンスターの在庫が揃うのが先か、地球が滅亡するのが先かみたいな話になってくる。

 

そんな恐ろしい未来はやってこないのだ。

リキッドタイプでよかった~~~~~~!!!!!!!!!!!

 

 

というわけで私の大好きな「リップスティックタイプのマットリップ」ではなかったので、これいる?って一度はなったんですけど、結局は買いました。

3色も。

 

 

スフレマットはリップモンスターの一種なのか調査隊

M01 深紅の闇

M02 ゴーストムーン0:00AM

M03 泥霧

 

今回は名前が特にいい。

名前で買ったまである。

 

スフレマットは全5色発売されました。

カラーチャート上は3色が黄色寄り、1色が青み寄り、1色が真ん中寄り。

 

 

その中からなんとなく「秋」っぽいかなという3色を購入いたしました。

 

 

スティックのリップモンスターとほぼ同じくらいのサイズです。

少し細長くはなっているものの、リキッドタイプとしてはだいぶコンパクト。

 

チップは小さめ。

あまり比較対象を知らないけど、塗りにくくはないと思います。

 

カサカサ唇はスフレマットに塗られている

この発売時期、ちょうど唇の状態が悪くなってくるのでタイミング悪いなぁと思いつつ、発売前夜はマスクの下でほったらかしにされていたカサカサの唇にこの秋初めてシュガースクラブをキメました。

 

みどりがすき。

www.makemendokusai.com

 

スフレマット塗る前にはキャンメイクのスクラブを塗ってます。

www.makemendokusai.com

(今使ってるのはみかん色)

 

付け焼刃ではありますが、少しはマシになったでしょう。

 

テクスチャは、スフレの名の通りエアリーな感じはあります。

軽さはあるけどフワフワってほどでもない。

九分~十分立てのホイップのもったり感が近いかな?

みずみずしいとはいかないけど、伸びはよく密着力もある。

 

 

やはりそんなカサカサ唇を包み込んでくれるほど、スフレマットは甘くない。

最初の感想は

 

縦ジワえぐぅ!

 

です。

 

この時は乾燥はしてたけど荒れてる、皮が剥けてるというところまでは行ってないので、汚くて無理!というほどではないけど、縦ジワがかなり目立ちます。

 

M01を指でぼかしたもの

 

あと、唇側の「塗られてる実感」もだいぶ強い。

 

「つけていることを忘れるような」

というのはコスメにおいてはかなりいい誉め言葉ですが、これは

「あ~今私はカネボウKATEのリップモンスタースフレマットM01深紅の闇を唇に塗っているんだなぁ~」

と多かれ少なかれ常に感じ続けそうな「塗られてる感」があります。

重たいわけではないので、乾燥が原因ですかね。

 

唇から蒸発する水分を活用してしっとりジェル膜へ変化

しかし今これだったら、時間が経ったら相当乾燥するんじゃないか。

ぷるんぷるんの唇の人以外お断りなんじゃないのか。

 

そんなぷるんぷるんの唇になったことないし、これはもしかして「なし」のやつかもと焦りつつ、10分くらい経ったでしょうか。

なんかしっとりしてない?

唇が感じていた「塗られている感」や乾燥はどこへやら、塗りたてよりもしっとりしてきます。なんで?

見た目にも塗りたてより馴染んで,、縦ジワがいくらかましに見えました。

 

それって

 

https://www.nomorerules.net/pickup/lip_monster_souffle_matte/

 

唇から蒸発する水分を活用してしっとりジェル膜へ変化ってこと?

つまり?

どういうこと?

 

とにかく時間差で馴染んでくるので、お出かけ前は時間に余裕をもって塗ってください。

 

そのままマスクをして、丸1日直しもせずに過ごしてみました。

 

 

結論、スフレマットもリップモンスターである

丸1日つけてみた感想。

 

色持ちはクレンジングするまで続く

落ちるか落ちないかっていう話だったら、落ちます。

食事でも落ちていくし、飲み口についたりする。

でも落ちていった結果、夜帰宅した段階でもまだ残ってる。

それが想像以上に残っているので、総じて「落ちてない」と表現することもできるだろう。

 

多分その辺の感じ方に個人差があるので、全然落ちない!って言ってる人と、落ちる全然ダメって言ってる人がいるんじゃなかろうか。

私は色持ちはかなりいいと思います(塗り方や食事にもよるでしょう)

 

 

つけたての色が変化することなく、全体的に徐々に薄くなっていくのは従来のリップモンスターっぽいですね。

 

違うのは、従来のリップモンスターの色持ちって「メイクが残る」というより「染まるように唇に色が残る」イメージでしたが、マットだと「口紅がついてる」感じなのでそこは違いますね。

それゆえ、手鏡で見たらところどころ剥げてたり、モロモロが出たり、乾燥した部分が目立ったりというのはありますが、対面の距離ならあんまり気にならないと思う。

 

「気にする相手」とのデートとかだったら気になっちゃうかもしれないけど。

そういう状況の想定が私にはもうないので、気にならないと言ってしまう。

参考にしない方がいいのかもしれない。

 

乾燥はする

つけてしばらく経って得たしっとり感がピーク。

そこからさらにしっとりするような奇跡は起きず、そのあとはそれなりに乾燥していく感じでした。

縦ジワも徐々に目立ってきます。

 

それにしたって冒頭の縦ジワの絶望を考えれば、この程度か、と思うくらい。

 

最初塗った時はどうなることかと思ったけど、色にしろ乾燥にしろ、途中で保湿力のあるリップで少し直せば解決しそう。

唇の乾燥はここからが本番なのでどうなるかわかりませんが…

(ちなみにツヤタイプも11~3月くらいは乾燥して使えません…)

 

これもリップモンスター!

マットという時点で好き嫌いあるし、乾燥具合も人によるだろうし、リキッドタイプ好きじゃない人も多いし、誰にでもおすすめっていうアイテムではないかもしれません。

 

似たようなリップもプチプラにたくさんあるし、もっと色持ちするものもあるだろうし、このリップモンスタースフレマットでなければ…!ってものでもない気はします。

 

とはいえ、

無臭で軽い塗り心地で変色せずにこれだけ色持ちする

っていうのは結構価値高いんじゃないかなと思いました。

 

しかも、そういう意味ではやっぱりこれって「リップモンスター」ですよね。

全然違うアイテムにリップモンスターって名前つけて売ったろ!ではない、と断言していいと思います。

 

 

結論も出ましたし、長くなりましたんで、今日はここで流れ解散とします。

以降は各色を紹介しますので、気になる色がある方だけ好きに見て行ってください。

おつかれさまでした。

 

 

M01 深紅の闇

強さのなかに闇を感じるダークレッド

往年のヴィジュアル系みのある名前。

公式はモンスター界の闇がどうのって言ってましたね。

モンスター界自体が闇属性なのかと思ってたけど、モンスター界の闇の部分ってことですかね。

リップモンスターのモンスターってわりとポップで明るいイメージですもんね。

 

ダークさはありつつも、思いのほかまろやか感あります。

ほんのちょっとだけ白を混ぜたようなまろやかさ。

やっぱりリップモンスター界って明るいんだなと思わせる。

 

公式画だともっとパキッと黄みが強くて、チャートでも黄み側になってましたが、限りなく真ん中に近いかと思います。

 

着画より手前の液体の色が近いですね。

これ塗ってる人、全く黄み吸収しないんだろうなぁ。

 

透け感ゼロ、ひと塗りでマックス発色するので注意が必要。

私は唇のフチまではつかないように塗って、フチは指でぼかすくらいがほどよいです。

 

手持ちのリップモンスターで一番近そうなのを置いてみたんだけど、

下段はリップモンスター 10地底探索(WEB限定色)

こうしてみると発色の違いがすごい…

 

地底探索は黄み寄りの赤レンガカラー(黄み吸収属にとってはニュートラルな赤)で、とても使いやすいです。

リップモンスターで一番使ってるカラー。

www.makemendokusai.com

 

深紅の闇はダークだけどあたたかさ、やわらかさを感じます。

個人的に「PC冬に似合う赤」「季節としての冬に似合う赤」っていうのが好きで、でも「青み」は共演NGなので、その瀬戸際の赤をいつも欲しているんですが、これまあまあそれだな!

「紫みのないダークベリーカラー」って感じ。

これはこの冬結構使うかも(乾燥しなければ)

 

 

 

M04 ゴーストムーン0:00AM

闇夜に浮かぶ月のように怪しげなダークオレンジブラウン

月でオレンジブラウン、ありがとうと言うしかない。

 

すっごく黄色いです。

黄色くて茶色い。

黄土色。

 

近年黄色いリップは増えてきましたが、マットで暗めのカラーでこれだけ黄色いのは珍しいかもしれない。

オレンジブラウン系なのにすごくハロウィーン感が出る。

私の唇が血色悪くて塗ったリップの彩度を下げる効果があるんで、血色いい方が塗るとまた違うかもしれませんが、オレンジブラウンでダーク感あるのかなり貴重です。

オレンジブラウン好きだけどダーク系のアイメイクと相性悪いから赤リップばっかり使う私には朗報。

 

これは秋に使いたい色じゃん。

もっと早く欲しかったぞ。

 

並べたのは04 パンプキンワイン

パンプキンワインは赤み強めのオレンジブラウンでナチュラルな色づき。

ゴーストムーンの黄土色感が際立ちますね。

www.makemendokusai.com

 

マットでしかもこのカラーはプチプラではかなり珍しい部類なので、黄色好きにはかなりおすすめしたいですね。

 

 

 

M05 泥霧

夜の霧に包み込まれるようなスモーキーブラウン

こちらは半分名前で買ったかも。

 

「泥霧」ってなんかよくないですか。

今まで見聞きしたことのない言葉だし、コスメにあんまり「泥」とか使わないですよね。

自分の名前気に入ってないし「泥霧」を名乗りたいくらい気に入った。

ちなみに「どろきり」と読むみたいです。

 

ニュートラルでスモーキーなブラウンだから少なくとも得意でないことは分かってるんですが、微妙なカラーってワンチャンありそうな気がして買ってしまいがち。

 

しかもこうして手に塗ってみると、思ったよりは黄色みを感じるんですよね。

もっと青み寄りかと思ってました。

 

しかも唇にのせると思いのほか赤みもあって、これなら!?と思いましたが、私の例の唇に塗るとくすみローズブラウンってかんじになりました。

予想通りブルべ寄りっぽい、少なくとも黄み吸収属にはあまり向いてない色かもしれません。

 

リップモンスターンのブラウンベージュ系といえば11 5:00AM(WEB限定色)

こうして並べると結構似てるように見えるんですけどね、私が塗った印象は全然違います。

5:00AMは黄みをしっかり感じて、ローズにはなりませんし。不思議ですね。

www.makemendokusai.com

 

青みやくすみが苦手な人は「青みがあってくすんでる」って思うし

黄みが苦手な人は「黄みがある」って思うであろう色ではある。

 

でもニュートラルなカラーだし、血色感も出るし、ドンピシャではなくてもわりと誰でも挑戦できるカラーだと思います。

私も、具合よさそうな色ではないですけど、他のメイクや雰囲気をリップに合わせれば別に普段つけててもおかしくはない範囲だと思う。

 

 

 

スフレマットは新たなフェーズの象徴

というリップモンスタースフレマットでございました。

 

色と名前は最高だよな。

 

あとこの発売タイミングも私は結構やるなと思いました。乾燥シーズンは別として。

 

従来のリップモンスターのどこがよかったかっていうと、「常時マスクをしている前提」「マスクの下のメイクは人に見せない前提」にあり得ないレベルでピタッとはまったんですよね。

「メイクを見せたい」のではなく「唇が見えたときに唇に色があって欲しい」という希望にこれ以上ない形で答えてくれた。

 

今ってリップモンスター発売時に比べれば人と会う機会も増えて(私はほとんどないけど)、マスクをしなくていい場面も増えて(私はしてるけど)、「メイクを見せる前提」のリップメイク需要が高まりますもんね。

 

そこで欲しいのは長時間マスクにも耐え、かつ「見せるメイク」を楽しめる、こんなリップじゃん。

 

私も久しぶりにこんな透け感もない強い発色のリップを塗って、そういう楽しみも少し思い出してきました。

スティックタイプなら最高に良かったけど、従来品生産を思えば別形態にするのが最適解なんですよね…そこは仕方がない気はする。

 

 

スティックタイプの従来型リップモンスターに比べるとだいぶ人を選ぶアイテムだと思うので、あれほどまでに買えないってことにはならないんじゃないかなーとは思っています。

 

しかし「スフレマット」じゃない方のことは何て呼ぶのがいいのだろうか。

スティックタイプとかツヤタイプとか従来品とか、全く呼び方が統一されてないんですけど、なんか公式がつけてほしい。

 

ではまた!

 

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