冬コスメやクリスマスコフレの情報が次々と出てきますね~
情報が出そろっていないのでまだ分からないですけど、今年もデパコスのコフレは買わないだろうなと思ってます。
コフレの情報は見ていて楽しいし、皆さんがどれ買おうかな、これ買ったよって報告してるのも楽しい。
完全に傍観者。
逆にコフレに手を出さない分、秋に全力を注いでいいというか、秋に全力を注いだからコフレは諦めるというか、まあとにかくプチプラと心中するっていう気持ちで秋コスメと戯れてます。
そんなわけでまた秋色のリップを買ってしまったので共有したいと思います。
ロレアルパリ ルージュシグネチャー 130
夕焼けのようなサンセットブラウン 1800円(税抜)
初めてのルージュシグネチャーです。
リップスティック至上主義で、チップで塗るタイプのリキッドルージュやグロスはあまり惹かれないし、買っても使わないということが浮き彫りになってきたので最近はよほどのことがないと手を出さなくなりました。
よほどのことがありそうだったメイベリンのステイマットインクも、テスターの蓋を取った瞬間に強烈なレブロン臭がしたのでそっと元に戻して以降顔を合わせることはなくなりました。
メイベリンなのにレブロン臭。
おかしな話なのだが、あの匂いをほかに何と呼んでいいのか、幼い私はまだ知らない。
このルージュシグネチャーも
フルーティーフローラルの香り
を謳っています。
匂いがダメだったら買わんとこと思って売り場に足を運びましたが、幸いマットインクのように開けるや否や香ってくるということはありませんでした。
香り自体は好ましくはないけれど、鼻に近づけたら匂うってくらいのおとなしさだったので連れて帰りました。
万年鼻づまりの私基準ではありますが、本家レブロンやメイベリンに比べたらだいぶ香りは弱めです。
鼻の近くにつけるものなので塗るときには匂うので、香りつきが一切無理という方は無理かもしれませんが。
ルージュシグネチャーとは
アプリケーターでつけるタイプのリキッドルージュです。
このタイプで高発色、ロングラスティングとなると、ベタっと乗ってパリパリ感のあるものを連想してしまうのですが、こちらは
透け感マット
を自称しております。
マットなのに透け感?ウソー
疑わしい~疑惑の総合商社~
なんて思ってしまいますよね。
ルージュシグネチャーは従来のリップに比べて(※ロレアルパリモイストマットNとの比較)
薄さ約1/3の化粧膜
なんだそうです!
薄さ約1/3!ライトフィルム処方
さらさらと軽いオイルと水をMIXした処方。
唇に伸ばすと揮発性のオイルと水が蒸散し、
従来のリップよりもかなり薄いフィルム状に。
素の唇の質感が透けるような、美発色を叶えます。
わ~すご~い!
純情な感情~
マットリップなのに軽い付け心地と、透けるような発色
ウォータープルーフで落ちにくい
そんな特徴のリップです。
夕焼けのようなサンセットブラウン
おっしゃるとおり、見た目に反して重くないリキッド。
そしてこのフェザー型アプリケーターがめちゃくちゃ塗りやすいです。
先端が細いし、角度の付き方もちょうどいい。
さて、色です。
サンセットだし、容器に入ってる状態の色からしても、もっとオレンジかと思ったらわりと赤くて茶色かった!
ディープカラーだけど確かに透け感がある。
めちゃくちゃ秋らしいカラーですね。
レッドブラウンやオレンジブラウンにはたくさん出会えるようになってきましたが、その間をついたようなカラーで意外とまだ持ってない色かもしれません。朱赤や柿色ともちょっと違う。
テラコッタのリップってセルヴォークに代表されるオレンジブラウンか、赤レンガみたいな色に二分されてたように思うんですが、赤レンガにオレンジみがあるようなこのカラーこそザ・テラコッタではないですか。意外となかった。
焼いた土チークに続く焼いた土リップだ。
実際唇に塗ってみます。
透けマットというだけあって、ちょんちょん乗せて指で馴染ませるくらいだとかなり薄付きになりました。
唇一周塗って指で馴染ませると、セルヴォーク系テラコッタよりも赤が色鮮やかでブラウンが深く、存在感のある強めの秋カラー。
塗りたてはリキッドのツヤ感と見たままの発色と鮮やかさがあるのですが、しばらくすると乾いてきて完全にマットになります。
乾くと触っても色移りはありません。
それと同時に、なんか発色も落ち着いてる???
つけたてはパキッと強めの印象でちょっと浮くかな?と思っていたのが、ちょっと目を離した間にいつのまにかすっかり馴染んで溶け込んでいます。
いるよね、入りたてなのにすぐに馴染んで前からずっといたみたいに感じる新人。
これは1/3の化粧膜により唇の色が透けているせいもありそうなので、人によって発色に違いは見られるかと思いますが、こういう高発色なマットリップなのに透けてるっていうのは自分としてはかなり新しく感じてます。
実は、せっかくのマットリップなのになんで透けるの?それいる?って思ってたんですけど、ありです。ありでした。すみませんでした。
さっと乗せて指で馴染ませる塗り方だと馴染んだ結果、エトヴォスのヌードテラコッタみたいな彩度低めで明るめのカラーに近いような印象になってましたが、乾いてから二度塗りすればつけたてのような強めの発色に仕上げることも可能です。
1本で3種類くらいのニュアンスが楽しめる気がします。
さすが1/3の膜。
色持ち
乾くとほとんど色移りがありません。
冷たい飲み物を飲むくらいなら全然落ちないです。飲み口に色がつきにくいのがめちゃくちゃいい!
温かいもの食べると落ちてきますが、食事したりなんなりして完全に落ちたなと思っても、最終的に薄い膜のようなものがしっかりと唇に纏われてて完全に落ちてないし、残った色は薄いんだけど均一で汚い落ち方はしていません。
これを色持ちがいいととるかどうかは考え方次第のような気もしますが、私は気に入りました。
その最終的に残る最下層は唇が染まってるような感覚がありますが、決して蛍光ピンクに変色したりするものではないのでそこはご安心を…
テラコッタ系リップの比較
Visee Avant 006の文字位置めっちゃずれてますが、どうも仕様上これ以上位置を上げることができず…そのために他のアプリを使うという選択に思考が行く前に諦めました。分かればよい。
ルージュシグネチャー130をぼかしたものがエトヴォスやモイストマットのカラー、彩度、明度感に近いですよね。
一度塗りならそのへんのカラーに近い雰囲気で使えるし、重ねていけばもっと強い発色でも使えるのがこれのいいところ。
ヴィセアヴァンの027シナモンはここに入ると完全にオレンジですね。
むしろ006のレッドブリックの方が近い。
レッドブリックもそうだけどこういうレンガ系のカラーってオレンジみがあんまりないものばっかりだったし、オレンジブラウン系はわりと明るめの仕上がりのものが多かったので、赤み、オレンジ、ブラウンを併せ持ち深みのあるルージュシグネチャー130はよくぞ生まれてくれた感。
上からゴールドグロスとかつけても良さそう。
壊れるほど愛したい1/3のルージュシグネチャー
これは予想より気に入りました。
まずカラーがめちゃくちゃ好きです。
いい加減似たような色はもういいかなって思いながら買って、案の定被りすぎてて出番がないっていうパターンも勿論あるんですけど、これは被りそうで全然被ってない。
全く新しいカラーとして私のコレクションに加わりました。ようこそ。
そして透けマットも新しい要素。
鮮やかすぎるし、濃すぎるかなーと思った発色も、透け感によっていい塩梅におさまって全然浮かない。
この感じだったら茶色すぎて無理かなって思ってたミルクチョコレートみたいな色の116も使えるのでは???むしろめちゃくちゃ良いのでは?????あ、めっちゃ欲しい。あー欲しい。今すぐ欲しい。
ロレアル パリ リップ ルージュシグネチャー 116 ヌード系 リキッド マット ウォータープルーフ
- 出版社/メーカー: 日本ロレアル
- 発売日: 2019/03/08
- メディア: ヘルスケア&ケア用品
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懸念材料だった香りもない方がいいけど無理というほどではなく、アプリケーターも塗りやすく、色持ちもいい感じで、すっかりルージュシグネチャーというもののファンになってしまった気がします。
116買います。
130はこれが定番なんだから地球に生まれて良かったと思います。
限定の129(ピンクブラウン)もめちゃくちゃ人気みたいなので定番化してみんなが幸せになるといいなと思います。
余談
先日これつけてでかけたんですけど、でかけて最初にしたことがランチ。
それもラーメン。
しかもただのラーメンじゃなくて天下一品。
天下一品のこってりをすすればそれはスープも口に纏わりつきますし、口を拭かずに終われません。
それは当然リップも落ちます。
ただしルージュシグネチャーは持ってきてない。
なので持ってたルージュルージュのAmberAfternoonを塗りました。
長時間の外出でそのあとはちょこちょこ直すのにKATEのCCルージュのオータムを使うというわりとガチャガチャなことやってたんですけど、なんかそれでいいんだなと思いました。
リキッドルージュはそもそも初動の段階でめんどくさいと思っちゃうんだけど、それ以上に持ち歩いて外で塗り直すということを考えるとやっぱり使わないという選択になってしまいがちでした。
でも別に同じもので塗り直す必要はないですよね。
かといってお直し用の簡潔な色付きリップ系だけ使うのも心象としてあまり好ましくないとも思ってましたが、違う口紅使えばいいんですよね。
せっかく似たような色の口紅たくさん持ってるのだし、何なら似てなくても良くて、1日のうちで途中で何度も色が変わってもいい。
たくさんのリップをどう愛でていくかということと、リキッドルージュ持ち歩きたくない問題が同時に解決して、なんだかひとつすっきりした日でした。
本日はこの動画でお別れです。
飯テロ注意。
- アーティスト: SIAM SHADE
- 出版社/メーカー: Sony Music Direct(Japan)Inc.
- 発売日: 2014/04/11
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