久しぶりに美容雑誌を買いました。
MAQUIAです。
この深田さんもなかなか印象的ですが、美的の長澤さんは一目見てハッとしました。
オレンジのリップがめちゃくちゃ眩しくないですか?
これもいいんですけどライト版がもっと良くて
オレンジとグリーンがまるで長澤さんのためにあるみたいに素敵。
失礼ながら特に長澤さんに思い入れもなく、誰のどんな写真に対してもこういう感情は持った記憶がないのですが、一目見てきゅんとしました。
でも買ったのはマキアです。
それは ランコム・タンイドルウルトラウェアリキッド のサンプルがついていたからです。
ランコム タンイドル ウルトラ ウェア リキッド
昨年末に「2019年は高い顔になる」(=ベースメイクは高価なものを使う)というような宣言をしたのですが
その時点で視野に入れていたのがこのタンイドルです。
ちょうど年末は雑誌などのメディアのみならずSNSで個人のベスコスというものがたくさん上がっていて参考にさせていただいたんですけど、とにかくリキッドファンデではタンイドルが人気でした。
初めて買ったリキッドファンデーションであるレブロンのカラーステイをずっと使ってきてしまったのですが、やっぱり上位互換と言えるエスティ―ローダー・ダブルウェアとかそろそろ使ってみた方がいいんじゃない?と初々しく真っ直ぐにそれはもう純粋な想いを寄せていたところに、待ったをかけるように現れたのがランコム・タンイドルウルトラウェアリキッドだったわけです。
どっちがいいのかなーと比較をいろいろ見た結果、
ダブルウェア
- カバー力が高い(その分重たい)
- とにかく崩れない(乾燥する)
タンイドル
- 肌が呼吸できるような軽いつけ心地(カバー低め)
- 乾燥しにくい(ダブルウェアほど鉄壁ではない?)
っていうのがよく見られる違いなのかなーと思います。
崩れない方がいいけど重くない方がいいという相反する理想に揺れてはいますし、じゃあ何が一番なのかといったらやっぱり崩れないことの方になるのかなーとも思うのですが、
ダブルウェアの方が使いにくそう
っていうのが結構自分的には大きい。
ポンプに付け替えできるんでしょ?付け替えすればいいんでしょ?って思ってたけど、ポンプにすると蓋がないっていうのがちょっと微妙です。
ロックはかかるしキャップもあるみたいだけど、
だってカラーステイの蓋の内側とかめっちゃ汚れてますやん。
蓋がなかったらどうなりますの。
脳内でそんな囁きが聞こえたので僅差でタンイドルかな?と思って決めました。
※公式じゃない蓋つきのポンプもつけられるみたいですね
そんなわけで2018年末の時点で買うことをほぼ決意していたんですが、冬の間ってカラーステイもほとんど使わずに保湿系のクリームファンデーションばかり使っていたので、今買ってもな~と思って保留に。
高い顔になるといいつつ全然高い顔になる気配がなかったのはそういうことでした。
春の気配を感じたくらいで買ってもよかったんですけど、使ってるファンデーションがなくなったわけではなくて緊急性がない、わざわざそのために出かける気がしない、近所のドラッグストアに行くようないでたちでデパートにはいけない、仕事の帰りに寄ろうにも近所のドラッグストアに行くようないでたちで出勤してしまっているからドラッグストアは寄れても大丸とか三越とかには行けない…
要はここでもものぐささが発揮されて気付いたら30度をこえる真夏日に。
いや、5月に真夏日になるのはものぐさのせいじゃない。
もたもたしているうちにマキアの付録にタンイドルのサンプルがついてきたのでとりあえず使ってみました。
SPF38 PA+++ってつよくないっすか。
ここもダブルウェアとの違いですね。
ダブルウェアはSPF10 PA++
カラー
BO-02というカラーでした。
出してみるとわりと粘度低めのリキッド。
色は結構黄色くて明るい。
こんなに明るい色で大丈夫かなって思ったけど、思った以上に薄ーくついて、言ったら透け感があると感じるくらいで、そのまま乗っかるわけではなかったので明るさは大丈夫でした。
これを使った日は特に顔に赤みが出ていたので、もっと黄色くてもいいくらい。ベージュオークルじゃなくてベージュでもいいのかも。
色の選択肢が多いのは高価格帯の魅力のひとつですね。
着け心地
伸ばしてみると重たさやべたつきは一切ありません。
リキッドつけた感がほんとうにない。
皮膚が呼吸できる感じも分かるし、それでいて密着感があり、軽やかなベールに守られてもうこの顔は汗とか皮脂とか出さないんじゃないかな??って思ってしまう。
ちょっと艶感のあるセミマットな仕上げもほどよいのだけど、鉄壁ディフェンスを重視するならこの艶感は少々気になります。
カバー力
カバー力はそこまでないときいていたけど、思ったよりなくてそれはちょっとびっくりしたかもしれない。
逆に素肌感はとてもいい。
素肌がバージョンアップした感じ。
塗り重ねたらカバーされるかもしれないけど、カバーしたいんだったらカバーするファンデーション使った方がいいかな?
私の使用量が少なかった説もあるんだけど(パウチ使い切ってはいない)、これ以上厚くつけたいとも思わないしな~
ちなみに指でつけました。
リキッドは普段から指でつけてまして、ブラシやスポンジなどの道具は使ってません。
一時は使い捨てのスポンジを使ってみたり、水で膨らむスポンジを使ってみたり、塗るのは指でも仕上げにスポンジで余計なファンデを取ったり叩き込んだりっていう作業をしていたんですけど、今はティッシュです。
ご存じ、あのティッシュ。
指でつけたあとにすぐパウダーに行くよりも、一旦スポンジで押さえるような仕草は必要だなーとは思ったんですよ。でもスポンジがなかったんですよ。
だからティッシュを使いました。
要はティッシュオフですね。
スキンケアの後、下地を塗る前とか、下地のあとにやる方もいらっしゃると思うんですけど、ファンデもこれでいいんじゃないかなと1回やって思ってしまいまして、スポンジをやめました。
これはめちゃくちゃ早いし、コスパが良すぎます。
洗う手間もなく、すぐ捨てればいいです。
きっともっと崩れない、綺麗になれる方法はあると思うんですが、綺麗になろうという気持ちと、「できること」の交差点がティッシュだったんで、今はとりあえずいいです。
できることからやろう。
タンイドルも指で塗りましてティッシュオフをと思いきや、全然ベタつきがない。
ティッシュオフの必要性を感じないくらいに、サラッサラというわけではないけど、無駄なもの乗ってる感じがない。
一応のティッシュオフをして、そのあとオルビスのサンスクリーンパウダーを重ねました。
ちなみに下地は鼻にのみブラックプリマ、顔全体にスキンアクアトーンアップUV、タンイドルは鼻には他の半分くらいの薄さでつけました。
約6時間経過
外出は朝から晩までの長時間だったけど屋内で座ってるばかりであまり活動をしていない日ではありましたが、真夏日になった日です。
朝メイクして15時くらいまで鏡見られなかったんですけど、鼻は恥ずかしげもなくテカっておりました。毎回言いますが、悪いのは使った化粧品ではなく私の鼻。
ただ脂が液体として浮いている感じはなく、また毛穴に何かが溜まっていたり毛穴から何か生えてきてるような崩れ方もしていません。単純に、鼻が光っていた。
ティッシュオフしてパウダー叩き直したら蘇生成功。
パウダーがもっと皮脂を吸い取るものだったらテカりもなかったのかな~
下地やパウダーとの相性もあると思うので、この辺は実験サンプルを増やしてみないと何とも言えません。
鼻以外は文句なし。なんか変わったかな?そんなかんじ。
12時間経過
鼻と、鼻横の毛穴スポットが水玉でした。
相変わらず毛穴が落ち込んだりなんか生えたりはしてなくてフラットな状態だったのは見事なんですが、これ以上はパウダー叩き直しても無駄かもねって思った。
試しにティッシュオフしてパウダーしてみたら鼻横の水玉は消えましたが、鼻はまだら感が強くなってしまいました。
油田スポット以外は大きな崩れもなく、逆に乾燥で毛羽立ったり痒くなったりすることもありませんでしたが、さすがにちょっとお疲れかなという印象。
まあお疲れなのはタンイドルじゃなくて12時間外出してた自分だと思いますが。
結論
この軽やかさと素肌感はめちゃくちゃ気に入りました!
もうちょっとカバーしてもいいけどしなくてもいいかなくらい。
最近本当に鼻以外は乾燥に悩まされてて、毛羽立ち通り越して湿疹出て痒くなったりするくらいだったんですけど、全然乾燥を感じなかったのも好き。
その分やっぱり鼻は無理だったかな~
ブラックプリマとカラーステイだったらそこまで光らないからな~
季節的に顔の乾燥も落ち着いていくとは思うので、そうなってくるとやっぱりもっと崩れない力を持つダブルウェアを採用した方が弊社のためになる気がしてきた。
いやいや待て待て、ダブルウェアの評判は聞かない方が難しいくらい聞こえてきてはいるが、実際まだ対面していないのである。
そんなわけでダブルウェアさんと面接してから結論を出すことにしました。
正直カラーステイのままでもいいとも思ってるし、kissの新ファンデもめちゃくちゃ使ってみたいんだけど、ここでカラーステイやkissに行ってしまったら今年の目標が達成できません。
kissもさ、なんでいきなりマットシフォンのファンデとか出しちゃうわけ?このタイミングで。
マットシフォンの下地はやっぱりプチプラの皮脂崩れ防止系下地では一番好きなんですよね~
そんなマットシフォンのリキッドファンデ…使いたい…
使いたいよ
でも
大事なものも、恥も、プライドも、全部捨てて突き進むって決めたんだよ
今更おせーんだよ
俺はもう、
後戻りはできねえんだよおおおおおおお!!!!!!!!!
数年後
なんでこんな…こんなはずじゃ…俺は…俺は…
って変わり果てた故郷とkissの姿を見ることになるかもしれないけど、この間のストーリーは勝手に補完してくれ。
そんなわけで、ランコム・タンイドルウルトラウェアリキッドは
崩れにくいリキッドがいいけど ダブルウェアやカラーステイだと乾燥しちまうしそこまでマットに作りこみたいわけでもないって方にはおすすめなのかなと思いました。
あとこれなら冬場でも使えそう。
あの軽さは本当に好きだった(過去形)
とりあえず一度エスティーローダーの門を叩きに行ってみます。