新しい年になりました。
本年もよろしくお願いいたします。
と、言ってるそばから何なんですが、まだ2023年を振り返り終わっていないので続きをやらなくてはいけません。
前回は2023年のマイベストコスメ大賞をお届けしました。
前回ほどの衝撃はありませんが、今回はそのほかの印象に残ったアイテムをご紹介していきます。
※価格は私調べ、税込です
ちふれ グラデーションアイシャドウ
各693円
ちふれの4色アイカラーパレットです。
グラデーションアイシャドウといえば、以前限定色で黄色いのが出たときに購入したきりでした。
限定パッケージもおしゃれだし、天才的に素晴らしい配色で大変に気に入ったのですが、ひとつ気に入らない点が。
締め色が少なすぎます。
私のアイシャドウ、とにかく締め色が減る。
一番先になくなるよ、締め色のアイシャドウ♪
なので、締め色をこんなに少なくするの意味わかんない。
でも世の中には「薄い色の方がすぐなくなるから面積大きくしてほしい」「締め色こんなにいらん」っていう人がいることも知っています。
だから締め色を一番でっかくしろなんて思ってない。
いろんな人がいていろんなことを言うのだから、4つのカラーを同じ面積で置いてくれればそれでいいというのに。
昨年秋のちふれの限定アイシャドウパレットお気に入りなんだけど、締め色面積少なすぎてそこだけ底見えしそう。
— つむり (@makemendokusai) 2022年12月1日
締め色そんなにいらないっていう人もいるし人それぞれだと思うので、せめて均等にしてほしい… pic.twitter.com/Gf86euzH9D
でも、グラデーションアイシャドウの配分を気に入ってる人もいるのでしょうから、ちふれに考えを改めよと言うつもりもない。
今後よほどのことがない限り、私とグラデーションアイシャドウが交わることはないだろう。
それだけのことだ。
そんなふうに思っていたというのに、交わってしまった。
2023年秋、ブラウンパープルの出現によって。
36 ブラウンパープル
魅惑的に輝くブラウンパープル
プチプラでは珍しいカシスブラウン系のパレットで、思わず買ってしまいました。
ヴィセ パノラマデザインアイパレットのBR-5に通じるものを感じる。
これは発売から今も私のナンバーワンアイシャドウパレット。
締め色がカシスブラウンでメインカラーが臙脂系でベースカラーがオレンジで…
こんなんプチプラで滅多に出会えません。
そもそも最近締め色がないというスタートにも立ててないパレットが多くてなぁという愚痴は置いといて、カシス×赤×黄色でしかも700円弱のパレットを放ってはおけません。
使用中のもので申し訳ありませんが、締め色の減り具合が分かってちょうどいいかもしれない。
ベースはほんのりピンク系、キラキラのゴールド、メインカラーはバーガンディーにゴールドラメ入り、締め色はカシスブラウンです。
ベースカラーがオレンジのヴィセと比べると暖色成分が控えめですが、方向性は近いですね。
ゴールドのキラキラもポイント高い。
発色はそれなりですが、粉質は手触りも良く、粉飛びしにくく、お値段以上に感じました。
そんなに派手にはならず、普段使いできる感じ。
紫好きだけど似合わないとか、推し色メイクで紫使いたいけど難しいっていう方は、締め色に紫使って、他のベースとかメインのカラーは得意な色にするのおすすめです。
それで発売時にも気になってたけど、締め色少ないから買わなかったレッドブラウンも買ってみました。
76 レッドブラウン
エネルギッシュなレッドブラウン
最近、こんなドイエベ秋みたいなパレット見てます?
「くすみ」「ベージュ」「盛らずに盛る」のトレンドの中にあっては、新鮮で清々しく感じられてしまう。
そもそもグラデーションアイシャドウって、完全無彩色のグレーのパレットもあるし、締め色が黒のパレットもあるんですよ。
このあたりはちふれの良さですよね。
塗ったら嬉しくなっちゃうくらい、上から下まで直球の暖色。
くすみとか青みとかなーんもない。
紅葉みたいなパレットです。
最近の出勤はこのどっちかを使ってますね。
パープルの方はレッドほど似合ってないとは思うけど、仕事行くときの地味メイクでこういう尖ったアイテム使うのも面白いからいいかなと。
きっと締め色が最初になくなるんだろうけど、仕方ない。
それも運命。
ADDICTION スキンケアUVタッチアップクッション 001
Translucent レフィル 4400円(ケースは別売りです)
珍しくデパコス。
メイクの上からうるおい補給とUVケアを同時にかなえるクッションコンパクト。
詳細はこちらをお読みください
UVケアの視点だけだとあんまり役立つアイテムではなかったかなーと思うんだけど、「これが世間でバズった」ということが結構重要。
日焼け止めの塗り直しについて考え続けて早幾年。
「鏡付きのコンパクトで、いつでもどこでも気軽に塗れて、塗り重ねることに抵抗が湧かない無色透明パールなしの日焼け止めアイテム」
が本当に存在したんだ!!!!!
という事実と、そんなアイテムが入手困難になるほど流行ったという事実。
すなわち、今後も似たようなアイテムが発売されたり、さらにもっと先を行ったアイテムが考え始められたりするのではないか、それこそが真の価値なんじゃないかと。
だから私はこのクッションを、たいして活用しなかった割にはめちゃくちゃ評価している。
UVアイテムとしては似たような仕様のミシャのクッション下地の方が使えそうだったけど、総合評価ではやはりアディクション。
ツヤはおそろしく美しかったですしね、そういう意味でもアディクションのクッションはさすがでした。
また次の夏も面白いアイテムに出会いたいな~と思います。
キャンメイク マーメイドスキンジェル C02
サニーイエロー 770円
マーメイドスキンジェルのC01 CICAミントは昨年ベスコスにしたし、今もう3本目だし、殿堂入りといってもいいくらいの一品。
イエローは言ってしまえばそこまで刺さらなかったんだけど、買っちゃったから使わないとな~と思って、なんとなく混ぜてみたら大ヒット。
透明感のミントと、色ムラ補正のイエロー
黄色と緑の配分によりますが、ライムイエローとか呼ばれそうな感じの色になります。
黄色の方が主張が強いので、私は黄色少なめが好きです。
この混ぜたものは間違いなくベスコスなんだけど、C01ありきの話だからC02をベスコスにするのか?と思いつつも、やっぱり無視はできませんでした。
ミントカラーの透明感はいいけどちょっと顔色悪いかな、イエローの補正力はいいけどもう少しトーンアップもしたいな、とか思う方は試してみてください。
RIMMEL ワンダーエバーアイシャドウ 003
1650円
2022年の12月に買ったコスメだから昨年のベスコスには載らず、今年も忘れるところでした。
リンメルの素晴らしい4色均等配分のアイシャドウパレットです。
こちらもまた、まごうことなき「秋の色」ですね。
赤やオレンジブラウンの、実家のような安心感。
そして締め色のカーキ。
カーキも使いたいけど瞼にのせるのは苦手な色。
そういう色は締め色に使うといいって、最近聞いた気がする。
しかしまあ、このカーキの濃い&暗いことといったら!
締め色の薄さを嘆きまくってる私も引くぐらいの締め色です。
写真だとあんまり伝わらない気がするけど、暖色吸収属性のまぶたに塗ると結構黒っぽくなる。
この色が、というより、そういった属性次第かとは思うんだけど、下手すると黒囲みっぽくなっちゃう。
でも用法容量を守って塗れば、極暖ヒートテックカラーとクールなカーキのバランスのいいメイクが出来てとても好きです。
最近あんまり使ってなかったんですが、寒い時期にぴったりなのでまたこの冬は活躍しています。
以上、2023年の良かったコスメたちでした。
あと、2023年に出会っていいと思ったアイテムだけどベスコスと呼ぶには時期尚早、そんな風に感じている「ベスコスの赤ちゃん」についてお話ししようと思ったんだけど、長くなるから次回に分けます。
年末使い始めたばかりのアイテムだったり、初めて使うアイテムだから善し悪しが分からないけどいいと思うアイテムだったり、そういうやつです。
ではまた!