春です。
春といったら、
そう、黄色です。
昨年はヴィセアヴァンのイエローコスメを紹介しました。
今年はKATEのイエローコスメを紹介してみたいと思います。
各社特集できるくらい黄色が増えてきて、もう黄色はトレンドから定番になったような気がします。素晴らしい。
おしながき
価格は私調べです。
KATE パーツリサイズシャドウ YL-1
キャメルイエロー 1200円(税抜)
まずはこちら。
KATE2021春の新作、パーツリサイズシャドウです。
事実。
目を下に大きく描くと
小顔に見える。
小顔リメイクアイシャドウ、誕生。
そういうコンセプトらしいですが、小顔云々はおいといて、なかなか魅力的なカラーラインナップなので気になっていました。
その中でもこのYL-1はあまり見たことのない配色の黄色パレット。
実用性があるかないか、そんなことはどうでもいい。
事実。
黄色を手元に置くと
人生が華やぐ。
そんな気持ちで購入。
目を下に大きく見せて小顔印象をつくる
中央のカラーは下にしか使わないんですね。
上は肌馴染み重視で影感だけを作るって感じか。
一重にはあんま向いてないな(個人の感想です)
各色紹介
さて、まずは一番下のエッジシェードこと締め色。
「目の輪郭を強調する影色カラー」です。
赤みが少なくそれでいて黒っぽさのないニュートラルな焦げ茶色にゴールドパール。一番好きなやつじゃん。
見た目より発色はやわらかく、次に登場するスムースマットカラーと馴染むと驚くほどナチュラルな陰影になりました。
一番上に位置するスムースマット。
「キャメルイエロー」のキャメルを担当するであろう、ほんのりオレンジみのあるベージュカラー。
名前の通り手触りがスベスベです。
「上まぶたをすっきり見せて、ホリを強調するカラー」の説明文に嘘偽りなく、超自然に立体感を作る馴染みのいい影カラー。
普段メインカラーはしっかり「色」を感じられるものを使うので、アイカラーというよりもシェーディングのような効果をアイメイクで得るのも面白いな、いいなと思いました。
ここまでは意外なほど自然。
そしてこのパレットの本丸、黄色。
ボリューマイジンググロウカラー
というそうです。
なんだその大それたネーミングは。
「下まぶたを強調して目を下に大きく見せるツヤカラー」
とのこと。
ご覧ください、この黄色のキラキラ。
大粒でたっぷりのゴールドラメがゴージャスに賑やかに瞼を金色(こんじき)に彩るのでしょうなあ、などと期待に胸膨らませて瞼の高い位置に乗せます。
黄色い
けど、
銀色でした。
これ黄色い粉の中に銀色のラメが入ってるんや…
ゴールドなど他の色も入ってはいますが、結構シルバーが存在をアピールしてくる。
使い方を無視して乗せた上まぶたは、若干白っぽく感じる。
使い方どおりに下瞼全体に入れると、下瞼全体がキラキラのラメラメに。
黄色の粉より、ラメが強い。
サンプル写真からたぶんそうやろなとは思ってたけど、このカラーだとあんまり下瞼を強調する効果なさそう。
ほかのブラウンとか赤系の色なら意味ありそうだけど。
全部使って仕上げた結果、赤みがほとんどないせいか、カラーレスメイクっぽい、クールでシャープっていうような印象でした。
それ自体は悪くはないけど、黄色効果や小顔リメイク効果はよく分からんて感じ。
超個人的マイナスポイントとしては、締め色が細すぎて使いにくい。
幅がチップより細いので、眼鏡外してると難易度高い。
ただしこの件については
KATEは「チップの細い方にCを」とはっきり言ってるので、勝手に太い方を使った私の負けです。
前にもどこかで書いたけど、昨今のKATEは「メイクの加減が分からない初心者がやりすぎて変にならないように」という配慮が随所に見られるので、これもそれかもしれません。
上下の2色はどこへでも立ち向かえそうなナチュラル立体感を作るニュートラルな仕上がりなのに、真ん中の色を加えた途端にオリジナル感が出るのは面白いと思います。
もう1色カーキのパレットも買ったんだけど、これも自分にとってはトリッキーカラーなので、普通にどんぴしゃに合うブラウン系のパレットも使ってみたいと思いました。
KATE ザ アイカラー 051
イエロー 650円(税抜)
KATEの単色シャドウ、初めて買いました。
名前が直球に「イエロー」だからその愚直な姿勢が気に入って買ってみたんですけど、見た目はオレンジです。
この見た目で名前が「オレンジ」だったら買ってない。
そもそも「ザ アイカラー」がド直球だった。
ダイソーみがあるなんて言ってはいけない。
「マット」と書いてあるにも関わらずラメが入ってるのはKATEちゃんの個性です。
かわいいね。
粉自体はまさしくマット、むしろドライ。
このオレンジみ、昨年あたりから見られるようになった「トリッキーなカラーとしてではなく肌に自然に馴染むカラーとしてのイエロー」のやつっぽいですね。
ニュアンスチェンジ用のイエローリップやイエローチークはここ数年で珍しいものではなくなりましたが、最近は「それだけで使える黄色」「限界まで黄色に近づいたオレンジ」という絶妙に使いやすい黄色が見られるようになってきました。
あとで紹介するKATEのリップもそうなんですけど、このアイシャドウもその流れっぽいカラー。
瞼に乗せると思ったよりもきいろ!
みかん色と黄色の間みたいな。
触ったときは結構粉っぽいなと思ったんですけど、しっかり発色します。
パーツリサイズシャドウの真ん中の色もそうだし、過去買ったマジョリカマジョルカのカナリアやヴィセアヴァンのマスタード然り、黄色のアイシャドウって肌に溶け込むような発色のものが多かったんですけど、これはしっかり高発色ではっきり黄色を感じる。
これだけだとちょっと個性的なメイクだけど、肌馴染みのいいブラウンと、カナリアやパーツリサイズシャドウの真ん中とかの薄めの黄色を加えてグラデーションを作ると結構面白い。
熟柿色って流行ったけど、熟れ熟れじゃない固めの柿色みたいな印象。
あまり今までしたことのないメイクになりました。
逆にこの色よりも濃いオレンジ系や赤系を入れるのも楽しそう。
何十色もブラウン用意したよ!って始まったこのザ アイカラーも、今やカラフルなラインナップになりましたね。
選択肢がありすぎると買えない病だから今までなかなか買えなかったんだけど、選択肢がありすぎると買えないのは「ジャム理論」といって「選択肢が多すぎると人はストレスを感じて選択を放棄してしまう」ものなのだ。
私悪くない。
だから選択肢を少なくした方が購買意欲に繋がるのではないかと思う一方で、あんな色がほしいこんな質感がほしいと念仏唱えてるんだから、消費者ってわがままですね。
何の話だっけ。
KATE パーソナルリップクリーム 06
NUDY BROWN 500円(税抜)
こちらは以前にも紹介しました。
「唇の色を活かす発色で自分にマッチする血色感に出会える」というリップクリームです。
比較対象がないと分かりにくいけど、いわゆるオレンジや秋色テラコッタに比べるとだいぶ黄色みが強く、明るめでヘルシーな印象のカラーです。
秋色テラコッタはドンピシャだけど普通にオレンジとかベージュは明るすぎたり白浮きしてしまう、でも春夏は軽やかカラーが使ってみたい!という方におすすめ。
何せリップクリームで500円なので、気軽に塗れるところも素晴らしい。
こちらで詳しくレビューしてます。
あと黄色いチークもありましたね(忘れてた)
KATEが初心者に優しいという話をしたのもここでだ。
そんなKATEですが、2021夏の新商品でイエローのリップ下地を発売するとのこと!
#ちょっとだけKATEの話を聞いてほしい
— KATE 公式 (@KATETOKYO_PR) 2021年4月1日
5/1発売 イエローリップ下地!
リップカラーコントロールベース🟡
口紅の前に仕込んで、黄色で唇のくすみをカラーコントロールする下地💄
上から重ねる口紅の色を引き立て、もっとリップメイクを楽しめるアイテムです💋
そのまま口紅として使用するのもOK🙆♀️ pic.twitter.com/MjBKgdV4Eh
新ルージュのリップモンスターと共に非常に楽しみです。
ではまた!
追記:黄色のリップ買いました!