めんどくさいけどメイクしたい

きれいになりたいけどめんどくさい

ちふれ口紅750とブラウンリップと私

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10月ですね。

エンドレスサマーに突入したかと思われたこの国も、ようやく真夏から抜け出すことが出来たっぽいです。

ようやく私の視線も、日焼け止めから秋色コスメへと移せそうです。

 

9月という名の真夏を過ごしている間に、いつのまにか「ちふれ」からも気になる秋色が発売されていたので買ってみました。

 

 

ちふれ  口紅 (詰替用) 750

ブラウン系 385円(税込)

www.chifure.co.jp

 

とにかく安いことでお馴染みのちふれ口紅。

プチプラの機能的な進化と近年の事情から、落ちにくいとかの付加価値がないただの口紅ってもうやってけないんじゃないとか思ってたんですけど、さすがに税抜350円はまだインパクトある。

 

ちふれのこの口紅は一応「詰替用」

なので、本来は300円くらいの別売りケースも買うことになってるはず。

 

ケースと合わせたら600円程度。

ドラッグストアのプチプラ口紅として妥当だなと感じる値段になるんですが、ケースがなくても普通に使えてしまうので破格の口紅という位置づけになっている。

ケースに入れて使ってる人はどのくらいいるんでしょうかね。

 

私は限定のゴールドが出た際に同時に出た限定ケースを買いました。

ケース買ったのはこのときだけ。

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噂によるとちふれ口紅はプリキュアのリップにも詰め替えられるらしい。

かわいい。

 

 

ちふれ口紅は全30色

さて、ちふれ口紅の魅力は安さだけではありません。

なんと全30色という驚異のカラーバリエーション(2023年現在)

 

https://www.chifure.co.jp/products/lip/2173

 

かつてプチプラではほとんどお目にかかれなかった「ブラウン」のカラーも、昔(いつからかは不明)から定番で取り揃えているほど。

 

ドラッグストアブラウンリップ不毛の時代にリップメイクに目覚め、ブラウンリップの魅力を知ってしまった私は、ちふれの748を見て絶対にこれだ!!!!!!!と思いました。

でも人違いでした。

 

今となっては実際唇に塗るまでもなく、赤みが足りないかな、グレーにくすんでるな、悪くはないけどバッチリ合うやつではないな、とか分かると思うけど、当時はそれが分からない。

何せ比較対象がないからグレイッシュ成分に気が付くのにも時間がかかったし、私も自分に似合うものがまだ分かっていなかった。

 

おかげさまでこんな記事をぶつくさ書いたらなんか伸びたりもした。

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パーソナルカラーや似合う色について、私だけでなく世の中もまだまだ知見が浅かったのかもしれない。

 

その後、テラコッタが流行り、白くならない黄色いオレンジとか、紫にならない深みレッドとか、秋っぽいカラーがドラッグストアを席捲。

 

ロレアルパリ リュクスレザーコレクション  懐かしい…

 

自分に合うものが供給され、自分でも好みや似合うものがはっきりわかってくると、ちふれ口紅748と顔を合わせることはなくなりました。

 

そのうちリップをほとんど使わない時代が訪れ、そこからリップモンスターやインスパイア系のリップしか使わない時代が続くと、「ちふれ口紅」自体が自分の視界から消えつつあった。

 

 

それを引き留めるように、ちふれから新しいブラウンがやってきたのです。

 

 

750 ブラウン系

色香を感じるレッドブラウン

 

新しいブラウンは「レッドブラウン」です。

748と違うブラウンを出すからには、今度こそ秋のブラウンでしょう。

赤みがあるのでしょう。

くすまないのでしょう。

期待は十分です。

 

ほら見たことか。

実に赤茶。

くすみなし。

そして結構なディープ具合。

やはりちふれのブラウンは一筋縄ではいかない。

 

個人的にはハマり色なんだけど、いつでも場面を選ばずつけられるっていうよりは、服装きめて覚悟決めて、「私はこれ着こなしてますけど?」みたいな顔して使いたいブラウンです。

350円なのに。

 

並べるとやはり748はくすんでますね。

くすみお得意な方は是非。

しかしどちらもお洒落だわ。

 

先日購入し紹介したkissの新作リップアローの04 リスクテイカーと同じ方向のレッドブラウン。

kissの方が発色がやわらかくて比較的使いやすい感じ。

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テクスチャは正しくセミマットで、ツヤツヤでもマットでもなく、流行りのジェル膜でもティントでもなく、「口紅」って感じのやつです。

なので万年マスク的にはちょっと使いにくいですね。多分全部吸われる。

 

 

385円の秋のよそゆきリップ、気になった方は是非試してみてください。

 

 

 

ブラウンリップと私

ここからはどうでもいい雑談なので読みたい方は読んでくれれば。

 

さっきも言ったけど、私がこのブログを書き始めたころ、ドラッグストアに「ブラウンリップ」はほとんどありませんでした。

一応色番が「BR」とかブラウンとつくリップはあったんだけど、色が「茶色」のものはないに等しかった。

 

30を過ぎて初めてリップメイクにまともに向き合った私は、いったい自分がどんな色をつけたらいいのか、どんなアイテムを選べばいいのか、全く分からずにいた。

そんな中で出会ったのがブラウンリップでした。

 

きっかけはカネボウmedia モイストエッセンスルージュBR-1(こんな写真しか残ってない)

 

口紅どれを買えばいいんだとなって、安くて口コミ評価が安定してて近場で売っていたこちらを選び、その中で一番気に入ったのがこのブラウンでした。

 

「可愛い」色は自分じゃないと思っていたし、なんとなくクールなベージュや甘みの少ないオレンジ系がいいんじゃないかというのはぼんやりあったんだけど、ベージュを塗ってはピンクになり、オレンジを塗ってみては白くなっていた。

それが明るくもなく濃くもなく、こんなにも自然に色づき、そして「かっこいい」色があるんだと衝撃を受けたのです。

ここから私とブラウンリップの人生が始まるわけなんですが、この頃本当にブラウンリップがない。

 

のちにレギュラー化しボリュームも増していく「秋のブラウンリップ祭り」の一番最初の記事なんて、いつも利用していた当時の職場の近くのトモズにあったプチプラブラウンを全部買ったんですよ。

 

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「全部買い」なんて今絶対できるわけがない。

なんなら「今セザンヌにあるブラウンを全部買う」だけでも結構な数になるんじゃないか。

時代は変わった。

(昔の記事写真がカッサカサなんですが、私が写真アップロードの設定ミスってるだけなんで、2017年のスマホはこのくらいの画質なんだ~って思わないでくださいね若い方…20年前のガラケーでももっときれいに撮れます)

 

しかし「昔はブラウンリップなんて売ってなくてな」っていうと違和感あるな。

昔って言ったって私が中高生のときの話をしているわけではなく、2017年の話である。

しかも「あの頃はSNSなんてなくて」とか「インターネットも普及していなくて」みたいな話ではない。

化粧品はあった。

ちふれやセザンヌは50年以上の歴史があるし、なんなら化粧品は6世紀くらいから日本にあったという。

なぜたかだか6年前の話を「昔」のように語らねばならぬのだ。

化粧品の進化どうなってんだ。

 

化粧品、ここ数年で凄まじく発展した印象は確かにあります。

2018年までテラコッタとか赤レンガみたいなリップアイテムがなかったのと同様に、モーブの眉毛とかグレーのシェーディングとかも存在してなかったし。

 

SNSなどによる「パーソナルカラー」の浸透、メイク動画の人気によるものだとは思うけど、じゃあそれまで秋の人は何を塗ってたんだろう?

私は2017年より前のことがあまり分からないのですが、20年前でもコスメ好きの間ではパーソナルカラーの話はされてたのを記憶しているので、秋の人とか唇何塗ってたんだろう。

 

あの頃私がレブロンのアドアーとかそのへんの「深めの赤」「紫みの少ないボルドー」をありがたがっていたように、そういう色を使っていたんですかね。

 

そもそも当時からPCを気にするような人は美容にお金をかけている人で、ドラッグストアのコスメじゃなくて色数の多い外資デパコスみたいなものを使っていたんでしょうかね。

そうはいっても秋系の色がデパコスならたくさんあったかというと、そこも疑問。

 

2000年代初頭だとアイメイクが主役でリップメイク自体が下火だった印象があるんですが、2010年代あたりはどうだったのか、全く記憶にないなぁ。

ちょっとここはあんまり分からないしここでは調べもしないのでうっすい疑問のまま置いておきますが。

 

そういえば完全に秋色が普及するまでの間に、イエローやゴールドのニュアンスチェンジ用リップで頑張る時期もありましたね。

 

そのうちテラコッタとか柿色とか流行って、とにかく茶色のブラウンとかも出てきたりして、そんなん端から喜んで買ってるうちに自分の傾向もわかってきたり、自分は「ブラウンリップの人」みたいになったりしたんだけど、この話のゴールどこなんだろう。

 

www.makemendokusai.com

 

まあとにかく「秋色」が見当たらない頃、小さい秋見つけた~と思って拾って口に入れたら全然秋の味じゃなかった、みたいな経験があって、それからいろんな時代を経て、おいしいおいしい秋の味覚みたいなちふれが目の前に現れて嬉しいなって話ですよ。

 

 

何か自分の中で一周した感じがあって、つまらない話をしてしまいました。

 

ちなみにこれと同時に発売されてた、ちふれのグラデーションアイシャドウっていう4色パレットの新色36 ブラウンパープルもだいぶ気に入ってます!

 

締め色が暗いパープルブラウンでメインカラーが赤っていうのが一番好きな組み合わせなので最高です。

私がだいぶ愛してるヴィセのパノラマデザインアイパレットのカシスブラウンみがあって、そんで税込693円だから締め色の面積が少なすぎるけど許しちゃう。

最近毎日のように使ってます。

こちらもぜひ。

 

 

 

ブログってこんなに思うがままに書いてもいいんだっけ?

こんなに思いつくままに書くことあるかってくらい雑でしたがこんな日があってもいいでしょう。

ではまた!!