ずーーーーーーーーっと買おうと思ってた粉を買いました。
最近パウダーのことばっかり言ってますが、たぶんこれでひとまず終わり。だと思う。
どんなにいい粉だと言われても、UVカット効果のないものは容赦なく切り捨ててきた人生でした。
しかし遂にあらゆる理想をつめこんだ日焼け止めパウダーの件が解決して、ようやく私も特化型のパウダーについて考える余裕が出来ました。
そんなわけで2年くらい気になってた粉をようやく入手。
あ、今回はプチプラではありません。
今年は高い顔になりたいからね
(まだ言ってた)
(もう2019半分終わった)
ちなみに初見用自己紹介ですが
私はボッコボコのイチゴ鼻から湯水のように皮脂を垂れ流すかわいらしい妖怪です。はじめまして。
それを踏まえてお読みください。
MAKE UP FOR EVER ウルトラHDプレストパウダー
01 トランスルーセント 4500円(税抜)
メイクアップフォーエバー(以下MUFE)の片栗粉として有名なのはルースパウダーなんですよね。
でも私はやっぱりプレスト。
どうせこれパフとか入るわけでもUVカットがあるわけでもなく、外で塗り直すようなものではないので、普通に主流のルースパウダー買ってもいいのかなーと思ったんですけど、やっぱりプレストにしてしまいました。
鏡の方に保護シートが貼られてて粉サイドは丸腰なんですが、とりあえず指で表面を触ったらあれ、やっぱりシートついてた???って思ってしまうほどスベスベのシリコンのような触り心地。
粉を触ってるとは思えない。
指に粉がついてたので、やっぱシートはついてなかった。
こんなん片栗粉ですやん
これを手の甲に塗り付けてみたんですけど、
これ肌ですか?
Is this skin?
プレストの表面を触ったとき同様スベスベすぎて脳がおいつかない。
きっとすごい粉なのであろうことはここ数年コスメについて見聞きする中で見当はついていたのだけど、いつも使う粉の上位互換などではなく、全く別の粉だった。これは見当違いだった。
なんか違う名称を付けた方がいいんじゃない?
別の物だもの。
言ってみればシリコン系プライマーのパウダー版という感じですよね。
口コミなどで目にしていた「ベビーパウダーのものすごいやつ」というのも遠からずだけど、子供の悟空とスーパーサイヤ人ゴッドくらい離れる気がする。
実験(1)~実態調査
とりあえずすっぴんで鼻につけてみた。
やっぱり使用感はポアプライマーだなー
膜でコーティングされるようなつけ心地で、サラサラのスベスベになりました。
キャンメイクのポアレスクリアプライマーつけたときみたいなかんじで、あれよりもっと磨りガラス効果が高い。
凹凸のない毛穴ならどっかいっちゃうと思う。
私は穴ボコだらけだからどこにも行かない。
毛穴が外出したところ見たことない。
たまには外の空気吸ってきたら?
おまえが思うよりずっと世界は広くて美しいんだ。
でもこのコーティング効果がべらぼうに高い。
完全にフラットになるわけではないけど凹凸もかなりカバーされるし、磨りガラス効果がめちゃくちゃ高くてだいぶ毛穴がぼかされて存在感薄くなる。
言うなれば
皮膚がマットPP加工されてる
かんじ。
たぶんこれめちゃくちゃ的確な表現だと自負する。
マットPPって何?って人は調べてください。
もしくはスマホの保護フィルムの艶消しのやつみたいな感じと思ってください。
つけたのがスポンジっぽいパフだったので結構しっかりめに仕上がってます。
ブラシや毛足の長いパフならもっと自然につくことでしょう。
実験(2)~平日の場合
思った以上にプライマーっぽかったので、パウダー系のものを乗せるのであればこれは先に塗ったらいいんじゃない?と思いつきました。フラットになるので。
そんなわけで鼻にこちらを叩いて、今日常で使ってるファシオのパウダーつけて仕事に行ってみました。
皮脂崩れ防止下地は不使用です。この二つだけ。
4時間後くらい
お昼の段階で、鼻の頭に皮脂が少し浮いていました。
わーテカってない~!!!って言う準備は出来ていたのに。油田強すぎる。
まあ下地も使ってないしね。
しかし、ティッシュで押さえたらMUFE塗りたてのような状態に。マットPP継続中。
ファシオのパウダーを叩き直しても汚くない!まるでその日初回のような仕上がり。
ちなみにMUFEは持ち歩いていません。
さらに3時間後くらい
やっぱり皮脂浮いてる~でもティッシュで押さえたらマットPP~
さらに3時間後くらい
夕方になるとさすがに毛穴落ちが起こってました。
ティッシュオフしてもサラサラではない。
水で練った片栗粉みたいな感じにしっとりしてる。わらび餅みたいな感じ。
帰宅してその状態から再度MUFE粉→ファシオのコンボを鼻に決めてみたんだけど、まだ全然行ける!
そんな状態になればもうあとは塗るだけ無駄、塗らない方がマシになるのが世の常でしたが、全然汚くない。
毛穴落ちしてるので毛穴はポツポツと出現していてマットPP再びとはならなかったのだけど、水玉になったり妖怪白まだらが出現したりっていうのを予想してたからそれからしたら全然平気。
決して綺麗とは言えないけど、普通に外出られる。
そこからさらに夕食たべたりなんなりしたらさすがに毛穴も目立つしムラっぽさも出てきましたが、ここまでくればもういいでしょう。20時間耐久とかを求めているわけではない。
わりとテカるっていうのは予想外だったけど、ティッシュオフする時間さえあれば悪くないです。
実験(3)~フルメイクの場合
いつもどおり顔面は
鼻にブラックプリマ
顔全体にスキンアクアトーンアップUV
ファンデはレブロンカラーステイ
鼻は本当に本当に薄くカラーステイをつけて粉をしっかりめに。
顔全体は軽く粉をまぶしました。
小雨の降り続く梅雨寒の日、
暑くはないけど湿度は高いから動くと暑く感じるような日。
めちゃくちゃ活動はしてないけど、8時間くらい外出してました。
時間経過
まーテカるわ!!!!!鼻!!!!!
鼻のテカり方が尋常じゃない。
なんならいつもよりテカってる。
なんでなん。
4500円もしたのになんなんだねキミは。
ただ、メイクは崩れてないんですよね。
皮脂だけが浮いてるんですよ。
ティッシュオフしてもメイクはついてこないの。
脂だけが取れる。
この粉、皮脂を抑えるんじゃなくて、皮脂を吸わずに外に追い出すことでメイクを守ってるっぽい。何その高機能フィルター。
普段使ってる粉だと皮脂を吸収する分テカりは抑えてくれるけど、メイクは崩れるし直すと汚い。
MUFE粉は全くの逆です。メイクは崩れないし直しても汚くないけど、皮脂は吸わないので鼻の脂浮き太郎。
ブラックプリマがしっとり系のパウダーに大敗を喫した通り、ブラックプリマの力だけで皮脂はおさえられないんですよ。ブラックプリマと粉が力を合わせることで脂を(少しは)おさえてきたのに、MUFEはチームプレイを知らない。
皮脂をとれば綺麗なのでそれは素晴らしいんですけど、そんなにしょっちゅうティッシュで押さえてるわけにはいかないじゃないですか。
3時間鏡見るタイミングがないことなんてザラにありますよね?
その3時間、鼻をぬらぬらと光らせている方がいいのか、ちょっと崩れててもテカってないの方がいいのかっていうと、後者でいいような気もしてしまうよな…?
しかしティッシュオフだけでメイク直しはなしで、帰宅後も毛穴落ちとかさほど気にならなかったからそれはやっぱりいいんだよね~~~
皮脂がドバドバ出ない人だったらこれを朝つけたらもう何もしなくていいはずだよ。
だからこれはやっぱり素晴らしいアイテムなんだと思う。
これはもうあれだよ、
いつものあれな
悪いのはアイテムじゃなくて私の鼻
っていうやつな
もうこれ定型文で登録しておこうかな?
鼻以外はお直しとか何もしなかったんですけど、帰宅後もまー綺麗。
サラサラキープで見た目は適度にツヤのあるセミマットって感じでした。
この粉質にして乾燥をまったく感じないのはほんといい。
粉のあとに粉を使うのはどうか
仕上げにMUFE粉を使うと若干白っぽくなるし、粉が皮脂を吸う気がないんだったら、そのあとにさらに従来使っていたような粉をつけたらどうだろうか?と考えました。
ただ行程が増えすぎてどうかなという気もする。
この日は途中で直さなかったので、試しに帰宅後にファシオのパウダーをつけてみたんですけど、やっぱり酷く汚くはならない。
だけど水玉現象を誘発する気がする。
メイクが崩れて凹凸毛穴が露呈するのではなく、フラットは維持したままに色として水玉が浮かび上がる感じ、お分かりいただけるでしょうか。
帰宅後も僅かに観測されてました。
これも崩れるより好きじゃないんですよね~
なんか皮脂の出方もそうだし、タンイドルのこと思い出すなあ。高い顔になろうとするとこうなるのか?
はじめっからMUFE粉のあとに別のパウダーをはたくのはまだ実験出来てません。
あとこれからの外出時は日焼け止めパウダーが大活躍するはずなのです。
ここから日焼け止めパウダーをはたいたらどうなるのかっていうのは要検証。
オルビスのパウダーはファシオと違って肌色もつかないので、また話は違ってくるかもしれません。
来る日も来る日もいかにも梅雨らしい日ばかりだったのと湿疹イベントによりなかなか実験が進んでないのですが、オルビスの日焼け止めパウダーと共に実験を行いましたらまたご報告いたします。
その上で現時点での結論を出します。
結論…を出すのは時期尚早
とりあえず、
- 毛穴めっちゃ補正するしずっとサラサラ
- 皮脂は貫通、油田は油田
- フィニッシュパウダーとしては要検証
という結論です。
特にテカりを抑えるパウダーだと思っていたので、皮脂貫通は意外でしたね~
下地として考えたときも、朝の見た目をずっと保ってくれるのではなくて
- 直せばメイクしたてのような状態に戻れる
- 直しても汚くならない
というのがポイントでしたね。
「強力に皮脂を吸ってテカりをかなりおさえてくれるパウダー」が油田を相手にすると、「皮脂を吸った粉がこびりついてまだらになり、直すと余計に汚くなる」という実体験から、皮脂を取り締まらずに見逃すことで治安を守るやり方もありなんだなあと思っているところです。
どうしても鼻の話になっちゃうんですけど、油田鼻以外は本当に綺麗で文句ないんですよ~だから産油量が多くない人には絶対素晴らしいパウダーであるはず!
しかし油田鼻に対しては、テカテカの鼻を晒して生きるよりちょっと汚くてもテカリが抑えられてた方がいい気もするし、でもMUFE粉を使ったときの感じも好きは好きだし、組み合わせや道具で変わるかもしれないし、
もう少しいろいろと試して最適解を見つけたいと思います。
あーあとフィックスミストを使ってみたらどうかっていうのがまだ残ってますね。
実験は続く!!!
片栗粉やらマットPPやらどんな感じなんだと気になった方は是非店頭で触ってみてほしいです。
粉本体の表面がシリコンみたいだったのは最初だけだったけど、手の甲に擦りつけていただけばきっと「Is this skin?」となるかと思います。
プレスト、ルース共にミニサイズも売ってます。
そういえば「MUFEのパウダーとは白いものである」という先入観から脳停止で01を買ったんですけど、これって02バナナというイエローのパウダーも出てるんですよね~
そもそも鼻にだけつけるつもりだったっていうのもあるけど、全顔につけるならバナナがめちゃめちゃ気になります。
ちょっと黄ばんだマットPPになるのかな?
バナナのミニサイズも売ってくれないかな~そしたら試しやすい
MUFEのファンデ見に行こうと思ってるからそのときに見てみよう。
湿疹イベントのせいでそのイベントも先延ばしになっている…
そんなわけで表紙4C+特色 マットPP 箔押しの新刊…は出ません!
追記:メイクアップフォーエバーのファンデーションかいました
さらに粉とファンデのその後