「赤リップ」って苦手だった。
赤いリップが苦手というより、
赤リップをばっちり塗った女らしい女とか
じゅわっと血色感みたいなかわいい赤リップとか
どうも自分とはかけ離れたものにしか感じられないのでまず手に取ったことがなかった、というのが正しい。
食わず嫌いという言葉が最適かもしれない。
そこにブラウンリップを探し求めていた時に出会った
「唇のせたらほぼ赤のやつ」
が苦手意識を高めてしまった。
2018年はたくさんの素晴らしいプチプラブラウンリップに出会うことが出来ましたが、それまではいわゆるブラウンリップはプチプラにはほとんどありませんでした。
そうなると多少赤っぽくてもこれは茶色!って思って買ってみては、唇につけると無理っていう目に何度も遭いましたね。
たいていそういうものは彩度が高すぎたり、紫が強かったり、ローズが入っていたり、今となっては似合わない理由が分かるのですが、
それで赤リップは苦手。濃いリップは苦手。そういう意識が植え付けられてしまいました。
しかし、ひとことで赤といってもこれもまた様々。
黄みの強い朱赤も、青みの強いベリー系も、シアーなものマットなものも、すべて「赤」
いろんなブラウンがあったように、いろんな赤があり、そしてその中にきっと似合う赤があるのだと思います。
そして
赤リップありやんけ
って思わせてくれたのもまた、ブラウンリップを試す過程でのことでした
(ブラウンリップしか買ってなかったからな)
この秋、ブラウンリップに紛れていた「レンガ色」に触れて赤への興味を加速させ、冬は深みの赤を使いたいと思い立ち、ついこの間まではひとつも持ってなかった赤系のリップが増えてきました。
なのでブラウン、オレンジ、イエローゴールドに続き秋冬に使いたい赤リップをまとめていきたいと思います。
手持ち少ないけど。
今回もドラッグストアで気軽に買えるプチプラのものだけ
のはずでしたが、リュクスレザーは気軽に買えないな…でも載せさせて~
もくじ
- kiss ヴェールリッチルージュ マット 55
- Visee Avant リップスティック 006
- ちふれ 口紅 549
- キスミーフェルム プルーフブライトルージュ 12
- キャンメイク リップティントマット 04
- ロレアルパリ リュクスレザーコレクション 294
- 全色まとめ
詳細レビューは各リンク先でご覧ください
価格は税抜きです
kiss ヴェールリッチルージュ マット 55
Brick Red 1500円
赤リップの苦手意識を払拭してくれた絶妙なレンガのマットリップ。
ヴェールリッチルージュはグロウのテラコッタオレンジを絶対にゲットすべく発売日に買いに行き、この55も気になり、
商品説明は「チョコレートブラウン」だけど名前は「Brick Red」だし
色味も赤っぽいし絶対唇にのせたら赤のやつだし
そんなにブラウンじゃないよな~どうしようかな~と悩みながら
グロウリップも買うしマットの方も一応買って一緒にレビューするのがいいかな~
そうだそれがいい新商品だものマットとグロウそれぞれ買ってレビュー載せた方がいいよそれがいいよという「ブログのためだから」という言い訳界の最終奥義でとどめを刺しました。
そんなついでに買った商品がめちゃくちゃ当たりだったパターン。
ちょっとくすんだブラウン寄りの赤。まさに赤レンガというカラーです。
ほんのり紫みもあるのですが、紫入ってるからなし!じゃなくて、冬色にしては紫が少ないリップ、オータムにぴったりの冬色レッドという捉え方が出来るなあと思いました。
案の定、唇の上ではブラウンというより赤なんですけど、あたたかみがあってぼやっとしててきつくならない感じがいい。
この中では一番黄みの人にお勧めできる赤。
Visee Avant リップスティック 006
Red Brick 1600円
こちらもレンガですがkissとはだいぶ趣が違います。
質感もクリーミーで潤い系だけどちゃんと発色もするタイプ。
このカラーがめちゃくちゃ人気で発売後欠品が続いてましたね。
こちらは青みの一切感じられない、オレンジっぽいブラウンレッド。
黄み吸収系の私が塗るとまさにどんぴしゃの赤リップでした。
001がピュアレッドって名前だけど私にとっては貴様がピュアレッドだ。
そんなわけでダーク感ディープ感が出ないので秋冬っぽくはないのだけど、ちょうどいい浮かない赤。
逆に黄みを吸収しない人が使ったらブラウンみが出るのかな?
ちふれ 口紅 549
レッド系パール 350円
エロリップと呼ばれ人気爆発だったらしい。
黒服民としては冬のベリー系のダークカラーに憧れがあるけど青みが増えるとやっぱ無理かな?紫みはどこまでいけるのか?っていうのを確かめるのに手を出しやすいちふれを投入。
赤紫色の中にゴールドパールが入っているので、色としてはウィンターだけどオータムでもいけそう。
ウィンター民の秋色
オータム民の冬色
そんな感じで使えるのかなーと思いました。
私にはちょっと赤紫が強かったけど、ぼかして塗ったらそこまで主張もなく、ゴールドのグロスを重ねたらエロいかは分からんけど、艶っぽい仕上がりにはなりました。
キスミーフェルム プルーフブライトルージュ 12
レッド系 900円
初めて使用したキスミーフェルムの口紅。
セミマットで高発色、見た目も質感もお値段以上でめっちゃ推せる!
こちらも紫みのあるボルドーカラーにゴールドパールでちふれ549に似た感じですが、こちらの方が若干ブラウン寄りでいいかんじ。
イエベだとどんぴしゃカラーではないと思うけど、黄み民でこういう色を試してみたい人におすすめしたい。
ちふれもこれも、
ブルべだけどいけるいけない
イエベだけどいけるいけない
というのが人によるカラーだと思いますが、どっちも安いので、ブラウンと紫の境界に挑戦したい方はイエベもブルべも是非試してみてってかんじです。
キャンメイク リップティントマット 04
テラコッタレッド 650円
マットティントというちょっと変わったタイプなんですが、
従来のティントの染めるというよりは
塗料が唇を覆う
っていう感覚でした。
レビューしたときに「絵の具が乾いた感じ」って言ったのをもっといい言い方したかったんだけど思いつかなかった。
そんなかんじできちんと乾いたら落ちにくいとは思います。
塗りたてはつやつやしてますが、乾くとマットになります。
ほんのりブラウンを含んだきつくない赤で色は可愛いです。
しっかり塗って乾いた後はのっぺり感が結構あっていまいちかと思ったんですが、上から何でも重ねやすいのでそれで立体感を出せばいいのかなと思いました。
あと塗るときにポンポンぼかして塗ればべったりしません。
買ってないけどキャンメイクのクレヨンリップのレンガ色も明るすぎない赤でいいと思いました。
ロレアルパリ リュクスレザーコレクション 294
カラーリッシュモイストマットN MELLISA'S FINGERTIPS 2000円
ロレアルパリからの2018秋の贈り物こと「リュクスレザーコレクション」ですよ!
6色すべて素晴らしい秋色で素晴らしい。
一文で素晴らしいと2度いうほどの素晴らしさ。
マットリップですが「モイストマット」と名乗る通り、しっとり感があって塗り心地も素晴らしい。
価格はプチプラ?って感じですけど、その価値はあります!
ベージュ混じりの柔らかい赤です。
こちらも私が使うと秋冬のディープカラーというには可愛らしい赤になります。
クリスマスっぽい色だなーと勝手に思ってるからクリスマスにつけるわ。
この「カラーリッシュモイストマットN」自体がいいリップだな~とリュクスレザー3色買って思ったので、リュクスレザー買えなかった、合う色なかったという方も、定番のカラーをお試しになってみてもいいかもしれません。
全色まとめ
ヴィセアヴァン
リュクスレザー
キャンメイク
kiss
キスミーフェルム
ちふれ
紹介した順と違うんですが
黄み寄りから始まり
下にいくほど紫です。
どうしても今はマットなリップスティックを愛する人間なので、
この中で気に入ってるのはkissとリュクスレザー
冬っぽさでいうとkissを使うかな~って感じです。
もしくは冬のダークカラーへの憧れからキスミーフェルム。
濃いリップも塗り方次第で似合うかも
私は濃い色のリップがあまり得意ではないのですが、内側だけ塗って輪郭を指でぼかすようにすると見違えるように使えるので、赤リップはどんな色でも浮くわ~って方は試してみてください。
ずぼらじゃない人は綿棒とかリップブラシとか使うといいかもですね~私は指だけど。
あと私は必ずリップクリームを塗ってから口紅塗ってて、素人ながらそれが当たり前だと思ってたんだけど、意外と素にいきなり塗ってる人っているんだなと最近思ってる。
口コミ見てると「リップクリームを下地にしないとダメでした~」とかそういうのをよく見かけるので。
何が正解だという話ではなく
リップクリーム等を下地に塗るか塗らぬかで発色が別物のように変わったりするので、
私はリップクリームを塗った上での話をしていますよ、という前置きが必要かなと、あとで言う。
後置き。
おすすめ記事
赤リップとして紹介した色とさほど変わらないけどブラウンリップとして紹介されているものもありますので、合わせてご覧ください
秋のオレンジ
この記事書いた後に発売されたから載ってないけど、今となってはリュクスレザーの292と640がチャンピオン
年中使いたいイエロー&ゴールド
メイクの前に